エンジェル (集英社文庫)

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著者 : 石田衣良
  • 集英社 (2002年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474763

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エンジェル (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 何者かに殺され、魂だけがこの世に漂う主人公。
    産まれてからの自分自身がフラッシュバックされるが、何故自分が殺されたのか肝心のところが思い出せない。
    魂となった自分が霊としての能力を身につけながら真相を探し出す。
    前半は、霊として夜の闇を移動していく主人公が言葉を伝えたり、自分を映像化したり、能力を磨いたり、ワクワクする展開で面白かった。
    でも、後半は殺しに関わった人達も主人公も、やること考える事、結末も雑すぎて残念ー!!

  • 幽霊になった純一が過去をたどる。過去を見る。
    石田衣良作品の中で、ミステリー小説といえる作品で、犯人探しの旅に引き込まれていきました。
    本当のことろは、単純な犯人探しではなく、人は孤独ではない。愛があるのだというところだと思います。
    ジワリと伝わる思い。
    幽霊目線はリアルの世界ではないけど、どこかに現実を感ずる心情が描かれていて飽きのこないすらすらと読める作品。

  • 【読了】
    見知らぬ山中に自分が埋められていくのを空中から眺めているシーンから始まる。
    霊体となった主人公は自分がなぜ殺されたのかがわからない。
    その謎を解き明かす物語。

    物語は大きく2つに分けられていて、
    簡単に言うと、殺人事件の『前』と『後』。
    『前』の部分は、誕生から殺害される2年前までの人生の要所を霊体となって再体験する、変えられない過去の話。
    『後』の部分は、霊体となった身体と能力で、空白の2年間の謎を解き明かそうとしている現在の話。

    思ってたよりもファンタジックな軽さは控えめで、
    なかなか重さのある作品で読み応えがありました。
    幽霊の存在のあり方が、今までの幽霊の常識を覆す斬新なものでした。
    石田衣良っぽくて面白かったな。
    例えば、
    『怨念を持った幽霊が目の前に現れる』
    って現象があるじゃないですか?
    アレは実は、
    『幽霊だけど一目惚れしちゃった女性に彼氏がいそうな事実を知って、八つ当たりで人を脅かすことにした。』
    みたいな感じ。
    ある意味、怨念ではありますが(笑)幽霊も生きてる人間も中身は変わらないように描かれてます。
    僕、幽霊とか恐いの嫌いなんすけど、
    この作品を読んだ今、
    ちょっと親近感すら覚えてます。笑。
    なんせ僕は好きな感じの物語でした♪
    #石田衣良 #エンジェル #ANGEL

  • 死後の世界
    彼女を守るための死者としての戦い

  • 可もなく不可もなく。軽いタッチのファンタジー。映画の「ゴースト~ニューヨークの幻」を思い出したが、映画ほどの感動はない。

  • 生きている死者というのはユニーク

  • 死んだ後に幽霊となって甦った純一。生まれた時から青年期までの過去に立ち会う幽霊となった自分。死んだ今となってわかることもたくさんある。しかし、死ぬ前の2年間の記憶が全く無い。どうして殺されたのか?誰に殺されたのか?ミステリー仕立てで興味深く読んでいける。プロローグとエピローグがうまいなあと思った。

  • エンジェルファンドの投資家である純一が事件に巻き込まれて殺され、本当のエンジェルとして恋人とその生まれてくる自分の子を守るお話。
    死後の世界からの復讐の話ではあるが、あまり恨みがましくなく、淡々と死後の世界を愉しむ純一。純粋なキャラクターだった。こんな死後の世界があるなら、楽しいなと思ってしまう。

  • 推理小説というカテゴリーで良いのか?まあ、小説をあえてカテゴリー分けする必要も無いのだが・・・
    読み始めてしばらくは、何を言っているのかわからず、夢の中の話かとおもいきや、途中から現実世界とシンクロし始め、話に引き込まれる。
    ただ、最後まで読む前に、なんとなく、先の筋書きが読めてしまったのが残念。

  • うーん、あまり響かず。

  • 最初に読んだ石田衣良の作品。あんな事務所構えるようなすかし男だとは思えないような優しくて、優しすぎるが故になよっちい主人公だからこその物語。オーケストラと看板に映写するシーンが好き。

  • 星3,5 少しずつ読んだのは失敗だった。一気に読んだ方が面白さが出る作品。切ないという意見もあるが、なんだかな、が素直な感想。

  • エンジェルはなぜ殺されたのか?
    少しずつ謎が明らかになっていく痛快な一作。

  • 石田衣良読みたくてとりあえず手に取った娼年に続く2冊目の本。
    これが初めてのミステリー的な本かも。
    なんか難しくって、読むのめっちゃ時間かかった気がする。
    とりあえず死んでから事件の真相追ってくっていうのが面白いって
    当時は思ったけど、でもいろんな本読んでくうちに気付いたけど、
    死んでから事件解決するのってミステリーではよくあるパターンなの?
    しかしあの妊娠してたのはちょっと泣きそうだった。なんか光ったみたいなやつ。

  • 幽霊となって自分が殺された原因を知る。
    ありがちではある設定。

    後で違うとは知るが、殺した犯人を知っているのに
    怒らないのがすっきりしないな。

    弁護士、父親との関係が後半はのめりこめないまま、
    真相を語る人の話しが長い。

  • 作者には珍しいファンタジーもの。
    こういうのもアリかも。意外とおもしろかった!

  • 殺された主人公が幽霊となり、自分を殺した犯人を突き止める話。幽霊が使える特殊能力のアイデアは面白いが、犯人はすぐに予想できてしまった。

  • サスペンス(?)

    投資会社の若きオーナー純一は何者かに殺され幽霊となって蘇った。死の直前の二年間の記憶を失っていた彼は真相を探るため、ある新作映画への不可解な金の流れを追い始める。
    映画界の巨匠と敏腕プロデューサー、彼らを操る謎の男たち。そして一目で魅せられた女優との意外な過去。
    複雑に交錯する線が一本につながった時、あまりにも悲しい真実が彼を待ち受けていたー
    (裏書より)

    久しぶりの石田衣良作品。
    文章は綺麗で好きな作家さんですが、今回作は微妙。ゴーストってのがちょっと…

  • 切ないけど、けっこう好きだよ。

  •  実業家の父親から、大金を手切れ金として縁を切られてしまい、投資家として暮らしていた男が殺されて幽霊的なものになったあとから話がはじまる。 
     自分がなぜ殺されたのかもわからないし、殺される前2年間の記憶もない。それを追求するため、幽霊としていろんなところに出かけていく。
     死んだあとどうなるかなんてわからないけど、この話みたいに、音楽を聴きに行ったり、女性のそばで過ごしたり、電気を操れたりする可能性だってあるのかもしれないね。
     生きている間に一生けんめいになれなかったこの男が真実を突き止めるため、大事な人を守るために死んでからはじめてがむしゃらになった自分に「ぼくは死んでしまった今、初めてぞんぶんに生きている」と言っている。  この人は死んでからの生をエンジョイしていたけど、実際はできない話なんだから、死んでしまう前に私もがむしゃらに頑張ろう!って思わされた。

  • 殺された青年実業家が、霊となり、自分の殺された訳を知る話。
    半分位まで、退屈で、その後は、ラストが想像出来た。

  • 投資会社のオーナー掛井純一は何者かに殺され、幽霊となってこの世に残ったが、なぜ殺されたのか、誰が自分を殺したのか、直前までの2年間の記憶を失っていた。真実を知るため、死者の「生」を懸命に生きていく。
     発想というか、アイデアはとても面白いと思ったのだけど、説明がまどろっこしいし、空想の世界から抜け出られなくて、現実味も足りず、物足りなかったといわざるを得ない。そもそも、自分の鍵を一番握っているはずの弁護士のところにまず最初に行かないとこが納得行かず、悶々とただ読んだだけになってしまった。今までの作品が小粒ながらもぴりっと胸に残るものだっただけに、残念。

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エンジェル (集英社文庫)の作品紹介

投資会社のオーナー掛井純一は、何者かに殺され、幽霊となって甦った。死の直前の二年分の記憶を失っていた彼は、真相を探るため、ある新作映画への不可解な金の流れを追いはじめる。映画界の巨匠と敏腕プロデューサー、彼らを裏で操る謎の男たち。そして、一目で魅せられた女優との意外な過去。複雑に交錯する線が一本につながった時、死者の「生」を賭けた、究極の選択が待っていた-。

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