ベリーショート (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.20
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本棚登録 : 478
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475807

感想・レビュー・書評

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  •  甘酸っ!

  • 他の方の感想にあるように、どれもとても短いストーリーです。物足りないと感じる気持ちもありますが、これだけ引き算の物語にするのはとても斬新だなと思いました。
    どの物語の主人公にも感情移入しすぎることなく、読んでいる時に巻き起こった一瞬の感情が通り過ぎていくように読みすすめていきました。
    物語というよりは、1枚の絵とか写真を観ているような感覚になります。
    普段あまり本を読まない方でも、読みやすい1冊だと思います^_^

  • 谷村志穂さんの本自体初めて読みましたが、主人公の女の子達が何となく、山田詠美さんや、よしもとばななさんの書く女の子に似ている感じがしました(主人公の雰囲気や心理描写です。内容や、言葉の使い方、文学的要素は似てないと思います)。

    あまりにも短い短編なので、文学的な思考をめぐらせて読むような本ではないです。気楽に短時間で一編読むことができます。高校生の心情や出来事をとらえた、甘く切ない本です。恋愛系の話が多いです。私も高校生ですが、こういう恋愛してみたいと思い、キュンとしたり切なくなってしまったり一喜一憂してしまいました。今が高校生だからこそ、共感できる部分も多いな、と思います。

    案外こういう短い短編を書くのも、難しいような気がします。やはり、最初と最後が繋がる文でなくては面白味がないし、最後の終わらせ方も重要ですよね。その点、短いなかでもきちんとした作品になっているのはすごいと思いました。
    今度はぜひ、谷村志穂さんの長編を読みたいと思いました。

  • 高一チャレンジに連載されていたということで、高校生が読むものだったのかー…と。確かに。
    部活と勉強しかしてなかった私にとっては共感できるところがほとんどなかった(笑)

  • 短編集で、すんなり読める。青春の甘酸っぱさで満ちてる。

  • 5分で読むのやめた

  • 最初の方はつまんないなぁって思いながら読んでたけど
    だんだんおもしろくなっってきたとゆうか
    ありきたりな10代だなってとこがよく思えてきた
    ファンタスティックなことばかり日常に望んでしまうけど
    やっぱり日常の小さな出来事がこころを穏やかにしました。

  • 女子高生の恋・友情・悩みがそのまま短編になっている。
    1話が短いから、読書嫌いな子の朝読書には良いかもしれない。
    私には物足りなかった。

  • ほんのちょっとした時間に読みたい
    すごく短い短編集です。

  • 一瞬で読んだ。
    さわやかさと物足りなさ。
    幼さ、若さ。

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著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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