呉・三国志 長江燃ゆ 10 興亡の巻 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476521

感想・レビュー・書評

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  • 呉中心の三国志を読みたいのなら…あまり期待しない方が。
    三国志として読みたいなら…それでもあまり期待しない方が。
    とりあえず10巻まで読みきりました。
    呉のことをしっかり最後まで書いている本はないかなぁ~。

  • 4087476529 370p 2003・12・20 1刷

  • 新規購入ではなく、積読状態だったのもの。
    購入詳細不明。
    2013/8/5〜8/8

    10巻にわたる大長編もいよいよ最後。吉川版ではほとんど語られない五丈原以降の三国を描く。こうして後世から神の視点で見ると、三国志の時代は人材が綺羅星の如くいたんだなあということ。権力を握れば握るほど、それを守ろうという欲のせいか、公より私を優先してしまい、結局はその座を失ってしまう。人間は歴史に学んでいるようで学べていないんだよなぁ。そう考えると、徳川家康は偉大だったんだ。
    これで文庫化された伴野作品はすべて読んだことになる。癖のある文章だが、独特の世界が有り、好きな作家であった。

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著者プロフィール

1936年生。小説家。『五十万年の死角』で江戸川乱歩賞。『傷ついた野獣』など。2004年没。

「2021年 『カチカチ山殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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