| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
-
それなのに、こうして心と身体がつながってしまう時間がある。それが不思議で、すこしだけ泣きそうになった。
― 88ページ -
ある人が語るストーリーが世間の常識やよい趣味からはずれていくとき、身をひいて心を離してしまうのではなく、それまでよりもっと耳を澄ますようになった。欲望の秘密はその人の傷ついているところや弱いところにひっそりと息づいているからだ。
― 107ページ -
ぼくは真実も深部も見たくはない。表面を飾ろうとする気もちだけで、ぼくにはどの女性も魅力的に思えた。悪趣味でちぐはぐな衣装だと人をあざけることは、ほんとうは誰にもできないはずなのだ。この世界では誰もが、手近なボロ隠しをまとっている。黄金の心をもつ正しい人間だけ裸で外を歩けばいい。ぼくは裸は嫌だからボロを着る。
― 104ページ
みんなの感想・レビュー・書評
石田さんの作品を初めて読んだ。クールな主人公が好き。正義感ふりかざす同級生のようなタイプは苦手だな・・・。
会員制ボーイズクラブに
娼夫として働く大学生の話。
性描写も多いけど
いやらしい感じはなく
サラリと読めます。
フォロワーさんのつぶやきで気になったので買ってみた。
電車の中で読むには少し恥らうくらい性描写が多いのだけれど…サクッと読める。正義感振りかざした面倒くさい女居る!居る!感がイラッとさせるw
続編の『逝年』が気になるけど…どうしよ?
いろんなセックス描写があり、ほほう、とおもしろ半分で読み進めていったけど、読み終わったあとなんとなく清々しい気分になった。自分に素直に生きるっていいなと思う。
よく耳にする作家だったので、手に取ってみた。
内容的には、結構薄っぺらい。
作者の写真を見ると、この本が出版された時には、すでに40代半ばというのに、眉毛が細い。
なので、なんとなく軽薄な印象をもってしまいました。
整頓された状況説明と台詞の独特のリズムに
調子が狂いそうになった。
ありそうで、ないような、そんな話。
性というテーマが特徴的だったけれど
なんというか雨のような鬱陶しさはなくサラリと読めた文章と話だった。
嫌と思わせない言葉遣いが余計にその「サラリ」を印象付けた。
淡々と進んでゆくストーリーは
日常や人生というものを想起させる。
成長過程を描いていくような話なのかと思ったけれど
ただそれだけではなかったように思える。
エロ面白かった。
排尿のシーンでかなりウッと来たので、自分は本当にスカトロだけは駄目なのだと分かってちょっと安心したりとか。
姫野カオルコさんの解説も面白かった。
石田衣良3冊目。最初読んだ時ねじまき鳥クロニクルの話に似てるなーって思ったけど、まぁやっぱ最初だけで、後はほとんど違った。ただ、主人公が今まで一匹狼みたいな感じで、なんのことにも興味なさそうなイメージを受けたが、意外に、ホイホイ何でもするなーって思った。まぁもちろん主人公がなんかしなきゃ始まんないけど、キャラ設定の割に・・・っていう感じだった。もう少し人物が作りこまれたらもっと引き込まれていたと思う。ただ、つまんないってわけじゃなく、俺は普通に面白いと思った。
内容は過激だけど、決してそこだけ悪目立ちすることなく、面白く読みました。
人が持つ、様々な欲望…マイノリティと思っていることでも、実は多くの人が内面に抱えているのかもしれないなあと思ったり。
欲望に対して貪欲に、素直にいられるのなら、歳をとるのも悪くないなあなんて思う。
主人公のリョウ、素敵な男の子でした。
こんなセックスの形もあるのかと、面白半分で読み進めた。
でもいやらしすぎず、透明感のある小説。
恋愛もセックスも十人十色で、でもどこかで共通点があるんだなぁ、そんなことを考えさせられた。
題名からしてドロドロとした欲望にまみれた人間模様が描かれているのかと思いきや、静かな印象を受ける文章でした。主人公が体を売る商売を通じて、人間の弱さやゆがんだ性癖を静かに受容していく姿が印象的でした。ただ、結末部分には少しひっかかるところがありました。
性を通じて分かり合うことを生業とする人間があってもいいではないかという話ではあるが、この種の話であるならば石田衣良氏の作品には求めようとは思っていなかった。
いわば現代の男娼。
でも、やらしさよりも、透明な空気感が漂っていて、ありえない設定の上に変態志向の女性ばかり出てくる割には、淋しさや空しさ、欠落感を共感してしまえる。
何度も読み返す種類の小説ではないけれど、‘あぁ、こういう本もあるんだな’と、何か発見した気分に。
初石田衣良さんでした。
所在なさげにふわふわした雰囲気は結構好きだったのですが、生々しい絡みを無理に美化しているような気がして、ちょっと違和感がありました。

日常を退屈と思っている大学生の主人公がボーイズクラブの女性オーナーから誘われ娼夫になるという話。主人公は一般的な女性から様々な性癖の女性(或いは夫婦)に体を売る。客となる女性の性癖には中には目を背けた...





