王妃の館〈上〉 (集英社文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 集英社 (2004年6月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477078

王妃の館〈上〉 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 集英社文庫の「夏の100冊」の景品がほしくて数年前に買った作品です。映画にもなるというし機は熟した。満を持しての読書。
    パリって場所を聞くだけで気持ちが浮き立ちます。ここぞとばかりに色々見て食べて買って感動して、に忙しくて、些細なことを気にしている場合じゃありません。たとえ同じツアーの参加者が一癖も二癖もある人たちだって。ホテルの自分の部屋に、留守中別のツアーの人間が出入りしてたって。気をもんでいるのはそれぞれのツアーの添乗員くらいなもの。そんな彼らだって、このホテルと王の昔話には夢中になってしまいます。笑いも涙もスリルも雑学も人生の暗い側面もめいいっぱい詰め込まれ、どうでもいいなーと思う場面もあるけれど、その倍は好きになる場面が出てきます。しかも同じシーンが好きな人と語り合いたいくらいはまります。
    旅行はいつか終わる物。ツアーを終えて現実に戻った彼らの今後が正直不安でもあります。まぁ何かあったらパリに戻って、今回の旅行を思い出したら大抵のことは乗り越えられるでしょうね。

  • テンポいい!
    さすが浅田なのかも(^^)

    今時当たり前なのかもだけど、登場人物が巻頭で確認できるのはいい。
    一気に読めず、間空きながらだとどうしても忘れちゃうので(^^;

    フィクションだから当然偶然は作れる。
    できすぎの偶然は賛否あるかもだけど、これの偶然はわくわくする。
    なんていうか、先が読めても、その課程がどうなるか気になる感じ(^^)

    エピソードって実話なんだろうか。。。
    実話だとしたら深い!
    フィクションだとしたら、ここまでリアルにかけるのが上手い!(笑)
    これがほんとなのかって新たな命題を出して、関連する他の本へいざなうみたいの、なかなかすごいかも。
    ま、他でもありそうだけど(笑)

    上に立つ者の辛さ。
    この前見た映画「英国王のスピーチ」を思い出した。

    まだ、上巻だけなのに思った。
    映画じゃなくて本で読んで良かった、て。
    映画は見てないし、映画が良くないというんじゃない。
    これだけのボリュームを2時間とかの映画に納めるのは厳しい。
    結果、はしょられるとこが出ちゃう。
    アクションものは映画で見た方がいいから、それで映画の小説は読まなくなったのを思い出した。
    けど、本、特に原作は本の方が良い場合もあるかもね(^^)
    これ以外も、今まで見た映画の原作を読んでみるのもいいかもと思った。

    週末に下巻を買います(^^)

  • 2つのツアーが同じ日に同じホテルに泊まる。
    2つのツアーにはそれぞれの繋がりがあり、色々なストーリーがそこから生まれる。
    これからどのような展開になっていくのかすごく気になる。

  • 浅田次郎さんの作品はとても好き。
    人情味に溢れていて、感動できるし、心に響く言葉もある。

    再読の予定あり。
    再読したら下巻に感想を書きたいです。

  • 訳アリの人と人とがつながる喜劇!こんなん面白いに決まっている。パリ旅行への予習にならん!下巻が楽しみ!


     面白くてすごい軽やかに読める。ご都合主義だけれども、面白いから許せる。

     こうやってハチャメチャな人生の人を抜き出して集めると、人生何でもできる気になってくる。だからこの物語は読者を元気づけてくれる。そういうパワーがある。

     自分の人生の悩みなんてちっぽけなもんだと思いたい人におすすめ。

     この上巻は「起・承」である。だからまだまだ盛り上がりはこれからだろう。それが予想できるくらいわかりやすいストーリー。でもワクワクが止まらない。早く「転・結」が詠みたい。

  • ツアーコンのどたばた物語。浅田氏得意の軽快な笑いがこの上巻では余り出てこない?期待しすぎかなぁ。

  • 裏表紙のあらすじを見て、やったー。
    これはプリズン・ホテル、キンピカに続く浅田次郎お得意の爆笑物だあって。
    でも、少し期待はずれ。面白いことは充分に面白いのだけど、ハチャメチャ度合いがちょっと少ない。浅田さんのこの手の作品は、徹底的にカリカチュアされた主人公達のドタバタが魅力なのだけど、カリカチュア度もドタバタ度も、キンピカなどに比べるとちょっと不足。
    王妃の館のエピソードとしてルイ14世の物語が随所に挿入されるのだが、それが悪影響を及ぼしているようだ。
    とはいえ、涙有り、笑い有りの、なかなか良い作品でした。

  • テンポ良く話が展開しておもしろい!
    下巻も楽しみ。

  • 最初は面白かったが、後半は引っ張りすぎて飛ばしながら読んでしまった。

  • パリの王妃の館への2組の旅行ツアーの珍道中を、
    当時のパリの物語と同時並行で進めるコメディ兼ドラマ小説の上巻。
    浅田次郎の文才が光る心から楽しめ、物語の世界にどっぷり浸ることの出来る良作。
    下巻も楽しみ。

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王妃の館〈上〉 (集英社文庫)の作品紹介

パリはヴォージュ広場の片隅にたたずむ、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。今は、一見の客は決して泊めない、パリ随一の敷居の高さを誇る超高級ホテルとなっているこのシャトーに、なぜか二組のワケあり日本人ツアーが同宿することになった。しかも、倒産寸前の旅行代理店の策略で、客室を昼と夜とでダブル・ブッキングされて…。ぶっちぎりの笑いと涙満載の傑作人情巨編。

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