王妃の館〈上〉 (集英社文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 集英社 (2004年6月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477078

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王妃の館〈上〉 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

  • P371
    2016.12. @125

  • 最初は面白かったが、後半は引っ張りすぎて飛ばしながら読んでしまった。

  • パリの王妃の館への2組の旅行ツアーの珍道中を、
    当時のパリの物語と同時並行で進めるコメディ兼ドラマ小説の上巻。
    浅田次郎の文才が光る心から楽しめ、物語の世界にどっぷり浸ることの出来る良作。
    下巻も楽しみ。

  • 久しぶりに読む浅田次郎作品。

    豪華ツアーと格安ツアーが同時進行というこりゃまたすごい展開です。

    登場人物の視点が結構入れ替わりますが、分かりにくくなることもなく読みやすいです。

  • 『「ドイツ軍は、パリの市内だけは爆撃をしなかった。フランス軍もパリが戦場になることを怖れて降伏した。ノルマンディ上陸作戦のあとで米軍も、パリに大砲は向けなかった。そしてドイツ軍はまた、パリが戦場になることを怖れて撤退した。彼らはみな、かけがえのないものを知っている。」

    「日本は焼け野原になるまで戦いましたものね。」

    「戦いのことばかりではないよ。パリの市内には近代的なビルが少い。街並は何百年も変わっていないんだ。大都市としてはよほど不自由だろうに、パリ市民はパリの美しさを損なうぐらいなら、暮らしの不自由さを選ぶのだね。そうした心がけには感心したし、同時に恥ずかしくもなった。われわれ日本人が、繁栄のために犠牲にしたものは、あまりにも多すぎる。そしてそのことに気付いていない日本人は、愚かな国民だと思った。」』

    宝塚宙組の予習。観れるといいなぁ〜。
    てか、面白い!
    浅田次郎は『蒼穹の昴』以来だな。この続編シリーズも読みたいんだよな。

  • 宙組観劇のため。
    「蒼穹の昴」「中原の虹」に続いて3作めの浅田次郎作品。宝塚向きの大団円コメディ。

  • 宙組観劇のために購入。想像以上に面白かったです。ルイ14世のパートに入ってからうるうるが増しました。下巻も早く読もう!
    2017.01.20

  • 旅先を舞台とする浅田さんらしいコメディ。

    傍目にはちょっぴり煩わしい、名所をそぞろ歩く観光客にも、旅という非日常を離れたら、それぞれに背負うものがあり、人生がある。

  • 倒産寸前、崖っぷちの旅行会社が
    パリゴージャス旅行 200万円のポジ(光)ツアーと
    パリビンボー旅行 20万円のネガ(影)ツアー2つのツアーを売り出し
    世界の旅行者垂涎のホテル「王妃の館」を
    ダブルブッキングして使うという企画を考えました…

    原作では ネガ、ポジ それぞれのツアー客にドラマがあります。
    王妃の館で ニアミスを避けるべく奔走する?
    敏腕ツアコン 朝霞玲子と 元夫で頼りないツアコン 戸川光男の
    奮闘ぶりが面白いです。

    元夫が頼りない駄目男、という時点で
    宝塚で この役は主役にはできませんね・・・

    読んでたら、脳内でプチ パリ旅行が楽しめます。

    で! ここが味噌なんですが ポジツアーにお忍びで
    人気作家 北白川右京が参加。

    王妃の館に宿泊し、天から降りてくる 小説の神様をつかまえて
    一気呵成に書き上げようという寸法。

    「王妃の館」にまつわるお話を読んでいると思っていたら
    実は その文章は 右京さんの作品「王妃の館」だったってわけ。

    うすうす気づいてはいたものの 鈍感な私は
    後半になってから、これって 右京さんの作品てこと?て
    ようやく確信したのでした~

    ちょいと気になる点は…

    やたら カタカナ英語ならぬ カタカナフランス語が出てくること。
    ア・プロポ…コンビヤン・フェ・ティル?
    英語に訳すとハウマッチ・イズ・ディス?だが…って
    回りくどい!!長いカタカナ文章 読みにくい!

    「コマン・・トルヴェ・ヴー・ス・プラ?」
    お味はいかがですか?と老コンシェルジュは話の途中で訊ねた。
    もう結構!意味がすっと入ってこないから!

    しかも、昨今市民権を得てきている性的マイノリティの方々ですが…
    登場人物の一人にオカマがいるのです。
    笑いを取るためなのか 何なのか かなりオカマを馬鹿にされてます。
    ちょっと ん? (ー'`ー;)と思いました。
    オカマというのは ゲイとかとまた違うのでしょうか? 

    極めつけは 寒~いオヤジギャグ随所に。

    これ笑い取ろうとしてるでしょ?って下心ミエミエの箇所もあり
    ちょっと白けました。



    女ざかりの10年間を職場の上司との不倫に捧げた挙句
    ポイ捨てされ傷心旅行中の桜井香(ポジ)に 敏腕ツアコン玲子が諭します。
    「他人の幸福を羨むのって、とても不幸なことよ」

    オカマのクレヨンちゃんも諭します。
    「もしあなたが特別の苦労をしているとしたらそれはーー
    そう思いこんでいるあなた自身の姿が不幸なのよ」

    「忘れちまいな。恨みつらみは片っぱしから水に流すのさ。
    過ぎたことにこだわっていたら 一歩も前に進めない。」
    成金ど派手女のミチルにも慰められて…

    ツアー客の中で一番目立つキャストが一人参加の桜井香です。
    後、オカマのクレヨンと 元警官のちぐはぐコンビも面白いです。

    でも やはり読み応えあるのは「王妃の館」がタイトルだけあって 
    ネガポジ両ツアー客のドラマより、
    ヴォージュ広場に建つ、「王妃の館」に住む2人の生活ぶり。
    太陽王 ルイ14世の愛妾ディアナと その息子プティ・ルイ(父はルイ14世)

    プティルイは自分の出自を知りません。
    ディアナは孤高の人、人付き合いを避けてひっそりと暮らしています。
    太陽王の生き様に興味津々なので 読むのが楽しかったです!!

  • 浅田次郎のドタバタ・コメディ。最初は設定が荒唐無稽過ぎて入り込めなかったが、コンシェルジェがルイ14世の物語を紡ぎはじめた辺りから面白さ増大。語り手はいつの間にか登場人物の小説家にバトンタッチして、最後は予定調和の大団円…ではあるのだが、ちょっとラストは安易に流れ過ぎていて今一。今一〜面白い〜今一という流れの一冊であった。まあ、暇潰し以上のものを期待してはいなかったけど。

  • 読みやすいし、下巻が楽しみ

  • 上巻読了。おかしなパリツアーのお話。

  • 倒産寸前の旅行会社が企画したのは、パリの超一流ホテルに泊まる豪華ツアー。しかし、方や150万、方や20万で同じ部屋を昼夜で使い分ける、ありえないダブルブッキングの企画だった。これに参加するのは何やら訳ありげな客たち。ルイ14世の恋愛を交え、現代と17世紀を行きつ戻りつツアーが進む。事実は小説よりも喜なり、人生は喜劇、果たしてこのツアーは成功するのか。

  • ルイ時代のところがいい感じ。
    下巻も楽しそう。

  • 来年、宝塚でミュージカル化されると知り手に取った。プティ・ルイがなんといじらしいこと…面白くてあやうく新幹線乗り過ごすところだった!

  • シャトー・ド・ラ・レーヌ(王妃の館)というのは世界に冠たる麗美なフランスのホテル。
    みんなが憧れるそんなホテルに宿泊できるのが売りのパリ・ヴェルサイユを回るツアーに集まった人達の悲喜こもごも。

    このツアー、旅行者の思惑から二重売りされ、かたやお金持ち相手の高額”ポジツアー”、かたや極安の”ネガツアー”。
    もちろん、支払う金額によって内容は随分違う。

    旅行者の荒稼ぎがバレないように細心の注意を払うツアーコンダクター、けれども起こるニアミス。
    過去との決別のため旅行するOL、自殺志願の夫婦、詐欺師、バブル崩壊後成金、恋人さがしのオカマ、元警察官、小説家、編集者など、個性豊かな面々が思い思いに動くので、ツアコンも休まる暇がない。
    言わば、ドタバタ喜劇である。

    あちこちに散りばめられた作者のジョークに比喩ではなく笑ってしまう。間違いなく楽しめる本。

  • まじりっけ100%

  • 久々の浅田次郎。軽快なテンポ。奇想天外な設定。現代、いわくありありのパリ高級ホテル「王妃の館」ツアーと、17世紀、ルイ14世とその王子を巡る過去の物語が絡み合いながら、下巻へ。

  • うち、このツアーに参加したい!

  • 面白かった。金ぴかと蒼穹の昴をたして2で割った感じ。

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王妃の館〈上〉 (集英社文庫)の作品紹介

パリはヴォージュ広場の片隅にたたずむ、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。今は、一見の客は決して泊めない、パリ随一の敷居の高さを誇る超高級ホテルとなっているこのシャトーに、なぜか二組のワケあり日本人ツアーが同宿することになった。しかも、倒産寸前の旅行代理店の策略で、客室を昼と夜とでダブル・ブッキングされて…。ぶっちぎりの笑いと涙満載の傑作人情巨編。

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