恋する歌音(カノン)―こころに効く恋愛短歌50 (集英社文庫)

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著者 : 佐藤真由美
  • 集英社 (2005年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477764

恋する歌音(カノン)―こころに効く恋愛短歌50 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 短歌+ショートエッセイ+真由美さんの句でワンセット。この形式ってけっこう多いんですね。わたしの中で斬新さは消えたものの、それでも好きな句が出てくるとうれしくって。毎晩少しずつページをめくりました。とてもおしゃれな仕上がりで好きです。

    あまりさんと河野さんの句がよかった。わたしは仄暗いしっとりしたのが好きみたい。衝撃を受けた句が数点あったけど、いちばん熱いと思ったのが…

    山を見よ山に日は照る海を見よ海に日は照るいざ唇(くち)を君 若山牧水『海の声』=150ページ=

    しびれるカッコよさ…。2017年積本消化9冊目。本棚保存で。

  • 人を愛する気持ちの、その深さを垣間見、自分の身勝手さが、情けなくて泣けてくる。
    今からでも間に合うかしら。
    大切に思ってくれる人を、同じように大切にしてあげられるかしら。

    何度も紐解きそうな予感。
    この本、大好きだ。

  • ミソヒトモジ(三十一文字)に込められた限りなき想い。
    この短い文章の中に、ありとあらゆるドラマが詰まってる。
    割り切れない素数だからこその面白さ。
    新旧取り混ぜた様々な作者の50篇の短歌に寄せて、
    エッセイ+作者の短歌が綴られており、
    軽いタッチで楽しめる。

  • まあ楽しく読める。短歌もいいな?なんて思える。

  • 数日前に読んだ『恋の短歌』よりは、やや面白かったような気もするが、5段階評価でと言われるとやはり星3つ、というところ。

    この作品は、著者が選んだ古今の短歌50首を1首ずつ紹介がてら、何かしらテーマのからむプチエッセイが綴られていく、というスタイルの一冊。時代や性別を越えて色んな短歌を楽しめるし、それなりに面白かったのだけど、紹介する短歌というのが本当にただテーマのように紹介されるだけのものも多いというか、あまり、その作者やら歌の背景やらには触れないことがほとんどなので、「わ!なにこの短歌素敵!」と思っても、付随するエッセイにはちいーともその内容は書かれていない、なんてことも多々で、モチロンそれが悪いというわけではないのだけど、個人的には消化不良というか、物足りないなー、と感じてしまうことの方が多かった。あとは、その歌の背景に触れていない割には、それを凌駕するほど興味深い話がエッセイで語られるわけではなく…みたいな。これなら、俵万智が出している同じようなスタイルの古今短歌紹介&エッセイ『恋の歌百首』の文庫本の方がもっとずっと面白い。河野裕子さんの「二人の人を〜」の歌なんて、もっとぐぐっとこの歌のドラマ性に触れてほしかったし、そうした方が、佐藤さんのエッセイにあったライトに二股をかける女子たちとのコントラストが際立って印象に残ったと思う。

    ただ、ひとつのエッセイの終わりには必ず自作の短歌もついていて、これは、なかなか良い。『プライベート』に続く彼女の本質が垣間見える印象。以下に、気になった彼女の作品を紹介。

    ▼キスしてと言えばキスしてくれる人 黙って横にいる観覧車
    ▼略奪はしません お借りするだけです 返すかはまだ決めてませんが
    ▼ひらがなの優しい言葉でできているようなあなたに憧れている
    ▼大小や持久力より重要なことがあります でも教えない
    ▼少年の心を持った人が好き 大人であるという前提で
    ▼地をつかみ立ち上がろうとしたときにあなたの声を聴いた気がする
    ▼抱きしめてくれるあなたじゃなきゃいらない 友達でなどいられないから
    ▼泣きながら眠っていつも朝だけがわたしを裏切らずに来てくれる
    ▼食べたくもないチョコアイス食べている 起きてなくてもいい真夜中に

  • 2015.07.18

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    50の恋、100の歌が誘う、新しい短歌の世界。
    万葉集から現代まで古今の名歌50首をひもといて恋愛短歌の世界へ誘う、待望の初エッセイ集。ビビッドな鑑賞と、女の本音爆発の恋愛指南、新作短歌も満載。中日新聞人気連載がオリジナル文庫に。

    【キーワード】
    文庫・短歌・和歌・恋愛


    ++1

  • この人の恋愛の闘いっぷり、どんな人だよ、と思いつつも、
    短歌はいい。
    メモしておきたいのもちらほらあるくらい、いい。
    短歌の敷居を下げてくれる本。

  • 軽く読める。短歌って楽しいな、って感じた。

  • 古くは万葉集から近代作品まで幅広く選出された50作品について、著者のエピソードや恋愛観、あわせて著者作品50で綴る恋する人(女性)へ向けた応援歌。あらためて女性のココロは「霞と雲を喰らうよう」(笑)単純な私には難しいなぁ…。勉強になりました。素敵な本をありがとう(^^)


    お気に入りを抜粋:


    渡ろうとする信号が全部青
    そんな日もある 忘れてたけど

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