- Amazon.co.jp ・本 (768ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087477788
感想・レビュー・書評
-
(2009年より転載)
百夜行並の分厚さでびっくり。
久々に聴いた「青春アドベンチャー」の原作。ラジオで聞き損ねたエピソードなど補完できました。
結構読みやすい文章で、全編カレーライスで、カレーが恋しくてたまらなくなります。
この分厚さに抵抗がなければ、まぁ、おすすめします。
2009.7.31読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カレー好きなら外せない?一冊。
色んなカレーが出てきます。
ページ数多目なので、
文庫本なのに持ち歩きにくかったり... -
カレー好きなので、タイトル買いした。
目次にも、美味しそうなカレーメニュー。
小さな頃にカレー屋を開こうと約束した5人のいとこ達。
月日は流れて、祖父の遺した洋食屋の歴史を追い、バラバラになったいとこを集めるために、ケンスケは奔走する…。
アメリカのバーモント州から、インドから、沖縄へ。
カレーにまつわる土地へと飛び回り、行った土地でカレーを作ったり、味わったり。
とにかくカレー尽くしで、旅行も楽しめる、楽しい小説だった。
読書中は、なんとなく、鼻の奥からカレーの香りが…。
あと、やたらお腹がすく一冊。 -
まさにカレー一色の大盛りカレー小説! 読んでいるとカレーのあの食欲をそそるスパイシーな香りがただよってくるようで、「そうだカレーにしよう」とカレーを頼まずにはいられない。
(あらすじ)きっかけは主人公の父親の遺言。祖父が亡くなった夜に主人公を含めたいとこたちが「大人になったらカレー屋を開こう」という話をしていたのを父親は偶然耳にしたところから、主人公はカレー--祖父が作ってくれた「じいちゃんカレー」と向き合うことになる。そして散り散りになったいとこたちを追って、世界を駆け巡る。
読んだ当初から「じいちゃんカレー」に関するい大きなヒントを得てしまうのだが、そこからなぜかアメリカに行く羽目に! スケールはどんどん大きくなり、行き当たりばったりを繰り返しながらカレーを通して自分たちを見つめなおし、成長していくのだ。この成長の道具としてスポーツなどはよく見られるのだが、カレー! さらに成長するだけではなくて、しっかりカレーとも向き合っているのだからまさにカレー小説。カレーを通して、過去を回想し、カレーを通して渾然一体のスパイスの奥深さを知る。
そしてラストになると今まで断片をつなぎ合わせてきたものが、本当につながっていくのが心地よかった。非常に楽しい物語だった。
ああ、カレーが食べたい。 -
友人がこの本に触発されてカレーパーティを開催した本。
それに影響受けて読んでみたのだけど、カレーのためにアメリカ、インド、沖縄って…w
ぶっ飛んでるけど面白かったです。
旅に出たくなる本、そしてカレーを作りたくなる本。 -
表紙のインパクトに驚いて、思わず手にとってしまった。
ブ厚いけどテンポ良くて、すらすら読める。
カレーと共に世界を旅した気分です。
***********************************************************
内容(「MARC」データベースより)
人は死ぬものなのだと知ったのは、カレーライスを食べた後だった。
その死がぼくとカレーを結びつけ、もう一つの死がぼくの背中を押した。長く奇妙なその旅に、ぼくの平穏な生活は丸ごと飲み込まれていった。 -
百夜行並の分厚さでびっくり。
久々に聴いた「青春アドベンチャー」の原作。ラジオで聞き損ねたエピソードなど補完できました。
結構読みやすい文章で、全編カレーライスで、カレーが恋しくてたまらなくなります。
この分厚さに抵抗がなければ、まぁ、おすすめします。
2009.7.24〜7.31読了
-
2009.2.6 読了
-
ひたすらカレーが食いたくなる。
-
もともとカレー好きが高じて買った本。ラフテーカレーを作ろうと思ったのは私だけではあるまいw