- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087477887
感想・レビュー・書評
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どのお話もあっさりと結末を迎えるので読みやすかったです。ストーカーの話は主人公の恐怖がこちらにも伝わってきて鳥肌が立ちました。この本は推理しながら読むのではなくて、主人公に感情移入しながら読むのが正解なのかなぁと思いました。
この作品を読んだ頃の私は「ミステリ=読者も推理しながら読む」という先入観を持っていたので、変な読み方になってしまったのだと思います。
全8編の中では「ハーネス」が一番好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすい。
日常の小さな謎と恋愛と。
ちょっと淡々と進むから、感情移入しにくい部分もあったけど、全体的には面白かった。
ランチタイム・ブルー
カラフル
ハーネス
フィトンチッド
ビルト・イン
ムービング
ウィークエンド・ハウス
ビスケット -
ひとつひとつの謎も
きちんとした解決で納得。
全体的にまとまっていて良かった。 -
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『ランチタイムブルー』
『カラフル』
『ハーネス』
『フィトンチッド』
『ビルト・イン』
『ムービング』
『ウィークエンド・ハウス』
『ビスケット』
2009年10月6日読了 -
2005年3月14日読了
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永井するみさんは初めて読みました。帯に新感覚のミステリーってかいてあったけど、ミステリーのジャンルじゃないような気がしました。全体を通してすごく軽妙なタッチという印象です。29歳の女性が主人公ですが、そのOLにありがちな日常と非日常な出来事(殺人の話もでてくる)がうまくミックスされています。主人公はもちろん、登場人物それぞれの心情のうごき、1章1章のオチ、いずれも意外性は大きくはないけど「ほほうっ」て感じで基本ハッピーエンドだし、男性の私が読んでも心地よく、おもしろく、気持ちよかったです。
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いくつかの短編小説かと思いきや、主人公の周りでのハプニングが書かれていて読みやすかった。