のすりの巣 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1004
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087478082

作品紹介・あらすじ

暴力団員が殺され、拳銃や麻薬が奪われる事件が相次いで起こった。巻き込まれた私立探偵・大杉良太は「ノスリのだんな」と呼ばれる犯人を追い始める。一方、特別監察官の倉木美希は、警察内で派手な異性関係の噂がある美人刑事を、要注意人物としてマークしていた。妖艶でしたたかな女-。彼女と暴力団の事件は意外な繋がりを見せ、巨大な陰謀が姿を現す…。好評「百舌シリーズ」第五弾。

感想・レビュー・書評

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  • いただいた本、昔読んだことがある人
    久しぶりのハードボイルド
    それも主人公が女性
    にしても・・・やりきれん
    最後もな〜〜
    二人が死ななかった事を良しとする??

  • とうとう最後まで、百舌は出てこなかった。前回の紋間が生きていて、それが、、、と思っていたが、果たして違った。
    でも相変わらず、人を引き込ませる魅力があの二人(倉木美希と大杉良大)にはあり、今回もノンストップで読んでしまった。次回は百舌が出てくるのかなあ。百舌シリーズだもんなあ。

  • 毎度お馴染み、倉木と大杉が警察を私物化しようとする政治的陰謀と戦うシリーズ。
    今回はなかなか味のある美人悪徳警察がでてきて面白かったものの、また最後は撃ち合って相手型一味が死に、陰謀は世間に知らされることなく闇に葬られるという結果に。
    最後はこういった終わり方でないといけないと決まりでもあるのかな…

    でもストーリーが面白くてこのシリーズを読み続けてしまう。

  • ドラマを期に読み始め、ようやくシリーズ読破。

    恐らくドラマという先入観がなければ違う視点で楽しみ、評価したのでしょうけれど、良くも悪くもドラマのイメージが強く、レビューが難しく感じます。

    3冊目、4冊目は何だか物足りなく感じていましたが
    本作は、倉木と百舌がいなくても独立したミステリーとしてまずまず、楽しめるものでした。

    2014年50冊目。

  • 暴力団員が殺され、拳銃や麻薬が奪われる事件が相次いで起こった。巻き込まれた私立探偵・大杉良太は「ノスリのだんな」と呼ばれる犯人を追い始める。一方、特別監察官の倉木美希は、警察内で派手な異性関係の噂がある美人刑事を、要注意人物としてマークしていた。妖艶でしたたかな女ーー。彼女と暴力団の事件は意外な繋がりを見せ、巨大な陰謀が姿を現す…。好評「百舌シリーズ」第五弾。
    (2002年)
    — 目次 —
    のすりの巣
    解説/佳多山大地

  • 百舌シリーズの美希と大杉、そして残間が活躍。
    毎回思うけど、何で無防備に敵地に入り込むのだろうと。それで生き残らなければならないのだから、ハードボイルドな世界は大変だ。
    …と、それはともかく政治家と警察内部と暴力団との話で、裏から昇進とか貢献とかを牛耳る者たちがこりゃまた美女で悪女とかエリート様。いつの世も美女に男はころりと手玉に取られ、あわよくばで言いなりに。
    この美女で悪女はなかなかいいキャラだった。それ以外が小物すぎて残念。

  • 鵟。
    のすりと読みます。
    百舌鳥シリーズなのにモズは出てこない。
    このシリーズはどこに行くのか。
    でも面白い。

  • 面白かったです。
    最後はまたハラハラでしたが、新キャラクターの洲走かりほが凄く良かったです。ホントはもう少し別のカタチで存続して欲しかったんですが…それが残念ですね。

  • 百舌シリーズ5作品目。今回は、鵟がキーワードとなっていますね。面白く読めたのだけど、最後がイマイチう~ん…パッとしない結末だった感じがする。あっさりしすぎてるというか…

  • 百舌シリーズ
    黒木も津城も死んでいなくなっている。

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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