- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087480252
作品紹介・あらすじ
かつをぶしに偏愛をささげて40年。だし汁の味はもちろん削った時の、薄桃色の優しく艶やかなひとひらふたひら。男らしい語感、凛々しいお姿。全面的にかつをぶしをお慕いする、シーナの拘りよじれる愛と真実のかつをぶし人生。他に、蚊とり線香とラーメン丼のグルグル渦巻きの検証と考察。魔法瓶と大相撲の相関関係。ニクタイ疲労時およびオトコの武器についてetc、シーナの始まり的エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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色々な事にこだわって面白く追及するのは椎名さんが走りだったんじゃないですかね。
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かつをぶしの時代なのだ (集英社文庫)
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若かりし頃の椎名氏のエッセイです…個人的にはこの頃のエッセイのが勢いがある感じがして良いですね! 独特の文体も冴え渡っているような気がして…
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、最近のもつまらないわけではないんですけれども、やはり年齢的な衰えもあってか? この頃のエッセイに比べるとやはり勢いがない…と思いますかね。
ヽ(・ω・)/ズコー
半径数メートルの、ほんの些細なことについてああだこうだ文句言っているエッセイです。面白いです、よ! さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
『気分はだぼだぼソース』につづく初期のスーパーエッセイ。
『ブルータス』誌や『翻訳の世界』誌に掲載されたエッセイをまとめたもの。
作家として独立する前の業界紙にいたころの作品。
原稿代でよく飲みに行ったそうな。
業界紙の堅苦しい文章でたまった鬱憤を、
好き勝手に書いて晴らすこともできるし、
副収入も入るしで、趣味と実益を兼ね備えたうらやましい副業だったのであった。
「かつをぶしとダイコンオロシの極致的状況は素晴らしい」
「不倫の人妻は餃子のラー油と白桔梗の花が嫌いです、と言った」
「大相撲はマホービンに負けてよいのか」
「憎しみのタクシーが愛に変わるときおれは熱い吐息でウッフンと言った」
「気がつくと目の前の海綿体状の行列はサラリーマン人生そのものだった」
各エッセイのタイトルをちょっとだけ抜き出してみた。
これらを眺めているだけでも、シーナ・ワールドの片鱗が伝わってきて
ああ、読みたい!と身もだえしてきませんか? -
かつをぶしに偏愛をささげて40年。だし汁の味はもちろん削った時の、薄桃色の優しく艶やかなひとひらふたひら。男らしい語感、凛々しいお姿。全面的にかつをぶしをお慕いする、シーナの拘りよじれる愛と真実のかつをぶし人生。他に、蚊とり線香とラーメン丼のグルグル渦巻きの検証と考察。魔法瓶と大相撲の相関関係。ニクタイ疲労時およびオトコの武器についてetc、シーナの始まり的エッセイ集。(「BOOK」データベースより)
久々にシーナさんの本を読みました。
あーまだ読んでいないのがあった!と嬉しかった~♪
相変わらず、いろんなくだらない(シーナさん、ごめんなさい)ことを潔く力強く語るシーナ節、いいなあ。
かつをぶしもいいけどね。
読みながら絶対吹き出しちゃうかニヤリとしてしまうので、電車などで読むときは気をつけなきゃいけません。
毎日、いいことも悪いことも全力で楽しんでいるんでしょうね、シーナさん。
見習いたいなあといつも思います。
あーおもしろかった! -
1997年2月21日読了。
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このエッセイを読んで提出した中学時代の夏休みの読書感想文を今、読み返してみたい(笑)
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やっぱ切り口、感覚が面白い。日常に対して新しい視点をもたせてくれますね。読み漁るにはもってこい。
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教科書以来の椎名誠。
全く好きじゃないな。
別のを読んでから好きか嫌いか判断を…て気にすらならない。
土佐にもなまぶしがあると知れたことはよかったけれど。 -
イラストが笑えます。