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パタゴニア あるいは風とタンポポの物語り についての感想・レビュー・書評


パタゴニア あるいは風とタンポポの物語り (集英社文庫)
242人が登録 ★3.69

著者: 椎名誠 
本 / 集英社 / 256ページ / 1994年06月17日発売
ISBN/EAN: 9784087481631
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評価平均: 3.69
登録数: 242
レビュー数: 28
価格: ¥ 570 (参考価格:¥ 570)

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みんなの感想・レビュー・書評

se-sukeさんのレビュー 3 読み終わった

椎名さんの初期の作品。厳しい気候の南米南端パタゴニアを舞台にした冒険物。精神的に調子を崩していた妻を残し、旅してしている椎名さんの心中と、厳しい気象環境がオーバーラップしてしまう場面が度々あって、どちらかというとそちらのほうが印象に残ってしまった。

もっというと、巻末の解説に思わずうーむとうなってしまった。冒険作家は好き勝手旅して、それでお金をもらってるお気楽なものではないし、その妻は人知れず気苦労が多いということ。

華やかそうに見えるものの、陰の部分が生々しかった。

マリモさんのレビュー 4 読み終わった

初、椎名誠さんの旅行記。 妻の様子がおかしいことに気付いたのは、パタゴニアへの出発数日前。 急いで病院に連れていくも、ぼんやりとしてうつろな妻。(病名は出てこないが、私の素人判断では、今でいうところの重度の鬱だろうと思われる。) 妻はいつからこのようになっていたのか。ほとんど家庭を省みることなく仕事をしていた自分・・・。 後ろ髪をひかれるように、パタゴニアへの旅に出発する。 私の... 続きを読む »

ひじきちゃんさんのレビュー 4

椎名誠の旅行記はよほどのことがなければ星5つ、それくらい楽しくて時間を忘れて読んでしまう。昔は漁るように読んだものです。

広くて荒涼としたところを旅したいなぁ、と思っていたところにちょうど飛び込んできた本著。いつもの椎名誠節に「風邪とたんぽぽ」の比喩がからみあって尚更キュンとする。

椎名誠は海について書くよりも、モンゴルとかパタゴニアとかインドとか、広大で荒涼で土煙があがる場所を書かせると断然輝くなぁ、と個人的には思っています。

ああ、旅したい。
道しかないところをバスで走りたい。

ryoukentさんのレビュー 5 読み終わった

ふーむ、いいなこの本はやはり。 アンデスの高い山に向かって湖を挟んで向き合うシーナ兄いの後姿がこの本のカバー写真になっている。 なんだかちょっと茶色い感じの草原である。夏のパタゴニアであるらしいけど、日本みたく暑くはなく、そしてかなりみぢかい夏らしい。南半球なので12月のことである。 わたしは偶然にも文庫本の第一刷、つまり初版本をブクオフで買ってきていた。これが単行本なら少しプレミア... 続きを読む »

むむぅさんのレビュー 4 読み終わった

こういう旅に出られる人が本当にうらやましい。

mugiwallaさんのレビュー 読み終わった

 トランクの中。妻の様子がおかしい。なにも喋らなくなってしまった。かつてお世話になった神経科に連れて行った。問題はあるが片付けていけるでしょう。三日後にはパタゴニアへの旅が待っていた。行ってきなさい、と笑わない目で先生に言われた。サンチアゴのホテルで開けたトランクの中に、妻が入れたに違いない野の花がひしゃげていた。つらい旅が始まった。

トルノスさんのレビュー

 日本でパタゴニアが知られるようになったきっかけとなった本といってもいいでしょう。TVのドキュメンタリー番組として放送され、その時の様子が後にこの本になりました。

 パタゴニアは国名ではなく、南米大陸の最南端、アンデス山脈と大西洋にはさまれた壮大な自然が広がるエリアを指します。国でいうと、チリとアルゼンチンにまたがっており、果てしなく広がるステップ、吹き付ける強い風、氷山、激しい波、荒々しい自然が世界の果てを感じさせます。

 当時椎名誠さんは、氏の仕事の忙しさがきっかけで精神的危機に陥った妻を日本に残してきており、旅行中も妻のことが頭から離れません。過酷な旅の中、妻を気遣う心情が胸を打ちます。

 出版から30年近くたち、パタゴニアへの旅行者も増えました。観光地としての環境も整備され、街も大きくなっていますが、自然の素晴らしさは今も肌で感じることができます。

yoyogi39さんのレビュー 読み終わった

夏でも冬の景色。臨場感あふれる語り口。
夫婦の危機を気にかけながら旅を続けているため、旅の進行と心の揺れが連動していて、他人事には思えなくなる。
ふざけたところは全くない。荒涼としたパタゴニアの風景に、心情が反映されるような印象を受けるため、他の椎名作品とは随分と違う。
ずしっと心に響く作品だ。

tomoko0619さんのレビュー 3 読み終わった

ゴスペラーズ好きとしては
ゴスペラーズの黒沢さんお勧めの本を読んでみるかと
手に取りました。

基本的に椎名誠だから物語ではなく旅のしるし。
そこに旅により自分自身の思うこと、
少し病んでしまった妻への思いがはいってくるような感じ。

旅の様子は字から想像するのが楽しめる。
妻がどうなってしまったのかが気になって
しまうけど、物語ではないからそこは
あまり期待できない。

あとがきまで読むといいかも。

kohsamet13さんのレビュー 3

2回目の読了。面白いが、シーナ節の過渡期かなあ。

youmasaさんのレビュー 3 読み終わった

椎名誠が、パタゴニアの氷河と大平原を旅した記録を2章に分けて描く。 解説の中沢氏によると、著者にとって「異例の難産」だと云わしめたその理由は、すでに冒頭から読み取れる。彼は、出発前の妻の異変に気づかなかった自分を悔やみ、それでもなお旅立ってしまう。最後に言葉をかわしたときの妻の描写がなんとも切なくて、その後、辺境の中の辺境を旅しながらも、何度もその光景を思い浮かべる様子がうかがわれた。 ... 続きを読む »

ジョーモトさんのレビュー 5 読み終わった

自分の生き方を通す男を支える妻は、やっぱり偉大だなあとひしひし感じました。パタゴニアを旅する椎名さんの旅行記と、妻の一枝さんとの愛の物語でもあります。すごく温かい。

refrescさんのレビュー 読み終わった

you will realize how much Mr. Shiina loves his wife when you read the story.

irelandwayさんのレビュー 5

哀愁。あこがれ。すべてがつまっている。
こんなに何回も読んだ本は、他にはない。

emikさんのレビュー 5 読み終わった

文庫化されたときに読んだ。とっても素敵なお話。

busshozanさんのレビュー 3

090119(c 090329)
091014(t 091116)
091128(s 091130)

りぃさんのレビュー 4

椎名さんの本の中でもこれ好きー。
いつかパタゴニアに行ってみたい。

sachiさんのレビュー 3 読み終わった

旅という非日常が日常になっていると、周りの人は大変だ…

MANISHIさんのレビュー 3

南米チリの最南端パタゴニアの旅行記。地球の裏側の最果ての地の風土を体感できる本。

takeishiさんのレビュー 4

旅行記でもあり、私小説でもある。
パタゴニアに行ってみたくなる。

19uniさんのレビュー 3

南米に行く話は誰の本でもうらやましくて涙が出ます。

koobさんのレビュー 4

世界一厳しい自然のパタゴニア。そこはまさに風の大地といってもいい。世界の辺境に興味津々となります。

タニィさんのレビュー 3

椎名ファンの私としてはアルゼンチンに暮らす前に是非読んどかなくっちゃ、と思い買ったが結局帰国後読んだ。
風とタンポポ。

牛乳さんのレビュー 5

椎名本マイベスト

じゃらんじゃらんさんのレビュー 5

私の中で一時代を築いた「椎名誠」氏の数ある作品の中で、1番好きなのはこの本。


全28レビュー中 1 - 25件を表示
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