雨鱒の川 (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087482119

感想・レビュー・書評

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  • 馬鹿で、他人を傷つけるやつは嫌い。

  • 青春小説を久しぶりに読んだな~という感じ。第一にとにかく描写に感動したということ!川の周辺や水のきれいさ、家の雰囲気、雨鱒の絵…。(一応)都会で育っている私でも、頭の中で、いろんなシーンを想像しながら読めた。そして、まっすぐな心を持つ主人公たちに心を打たれる。こんなことって…ありえるの?!って思うけど、それは私の心が歪んでいるからか。あと会話が方言なのも惹きこまれるポイントだと思った。ほんとは☆5つけたかったけど、最後の展開が…というところでこの評価にしました。でもよかったよかった。

  • 東北、東北地方などを舞台とした作品です。

  • 美しい初恋小説。

  • 最近はずっとミステリーを読んでいたので、これを読んだときは「なんて純粋な話なんだろう!」と新鮮な気持ちになれました。
    心平と小百合の関係はとても素敵であたたかい。
    よくある純愛もののパターンでしたが、最後まで飽きずに読めました。
    映画もぜひ観たいです。(私が読んだ表紙は、玉木宏と綾瀬はるかの映画バージョンでした)
    ただ、会話はすべて東北なまりでなかなか慣れず、最初は物語にまったく集中できませんでした。。
    全部読んでなまりに慣れたわけではないけど、「絵っこ」「婆っちゃ」とか言葉がかわいかったです。

  • 「ひかるサケ」と勘違いして、ずっと読んだことあると思ってました。全然読んでなかった。

  • 自然描写が美しい

  • 耳の聞こえない、蔵酒の娘と、母も幼い内になくし、絵が好きなんだけどちょっと知能の遅れた二人。
    そのふたりは心が繋がり、成長するにつれ、恋と発展。
    結婚させたくない父や昔からその娘に思いを寄せる友人にはばかれながらも、2人は村を去っていく。
    雨鱒を見つけ、夫婦でいる。それがキーテーマ
    ゆったりとした穏やかなはなしでした

  • 初めて私が涙した本である。
    方言での会話がリアリティーを出している。
    「恋とはこんなに情熱的なものだったのか」
    私は殴られたような気持ちになった。
    もう二度と読みたくない程に、悲しい恋物語であった。

  • 今読んでるー

    たしか、玉木さんと綾瀬はるかが出てる映画の原作?

    田舎の感じがすごく好きー

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著者プロフィール

小説家

「2014年 『ライバル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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