天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫)

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著者 : 村山由佳
制作 : 村上 龍 
  • 集英社 (1996年6月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087484922

天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  初めて読んだ村山さんの作品でした。その後”おいしいコーヒー”シリーズを少し読みましたが、春妃とかれんのイメージが重なってしまいます。初めて歩太と春妃が出会った満員電車のシーンで描かれた、春妃のイメージが強く残ります。

     精神科医師の春妃、始めは強い意志を持った女性のように思いましたが、すぐに心の中に抱えた弱さが見えてきました。年齢のギャップを越えた歩太の想いと、素直に答えられない春妃の葛藤。最後の結末はあまりにも急展開でした。

     この作品の後、”おいコー”を読んでいくと、性格は逆の頼りなげなかれんが強くなっていく世界がまた面白く読めます。

  • とても純粋な恋愛小説。
    あまり恋愛小説に良い印象は持ってなかったが、本作は少し違った。
    解説にもある通り、あまり物語に大きな仕掛けなどせず、凡庸さに徹したことが理由なのかなと思った。

    物語としてはバッドエンドで、切ない読後感だったが解説を読んで、著者が伝えたかったであろう希望を感じ取ることができ、良かった。

    シリーズの他の作品も読んでみようと思う。

  • 【2014.1.23】再読
    瑞々しいというか初々しい。物語全体が綺麗で透明感のあるイメージ。久しぶりに読んでみると、後半はずいぶん展開が早いのだなぁと思わされた。そこはちょっとマイナスかも。
    初めて読んだ中学生のときは感じなかったけど、歩太の春妃への想いは本当に真っ直ぐで今読むと若干むずがゆい。でもそれだけ歩太にとって春妃は救いだったんだろうな。

  • 最後の数ページの展開が急すぎてついていけなかった

  •  「こんなにもまっすぐで切ない恋の話があっただろうか」「いやぁ、無いんじゃないのかい?」なんて自問自答。とにかくストレートな恋の話なので、好みは分かれるところだと思いますが、これはイイですよ。

  •  内容は軽くないが、文体は短め、軽めの短編恋愛小説。主人公が浪人生→大学生なので、生活感というか、生きていくことのリアリティーは薄め。
     あとは好き嫌いのレベルかなぁ〜。

     辛口に見れば、思春期後期の男性に特有な性欲の毒々しさが希薄。隠そうと、昇華しようとするも、その荒々しさは隠しきれないその感じ。清廉とした文体が却って似つかわしくないかなと。
     また、女流らしさか、春妃が歩太に惹かれた過程が見辛く、亡き夫の代償対象ではないのか、という穿ちが最後まで拭い去れなかった。

  • 少女漫画みたいなストーリー。
    読んでいてあまり感情移入が出来ず、父やヒロインの死の場面も、唐突だなあぐらいの感想で、どこか冷めた目で読んでしまった。
    映像作品は一切見ていませんが、小説よりも映像で見た方が感情移入しやすそうな内容だと思いました。

  • 内容紹介
    芸大を目指す浪人生・歩太は、満員電車の中で恋に落ちた——。8歳年上の精神科医・春妃との激しくも切ない純愛を描いた、直木賞作家・村山由佳のベストセラーを完全漫画化!!
    内容(「BOOK」データベースより)
    そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。

    内容(「MARC」データベースより)
    19歳の画家志望の予備校生、歩太と8歳年上の精神科医、春妃。二人は春もまだ浅いラッシュアワーの電車の中で、その"恋"に出会った。止まらない、もう誰にも止められない、この激しく貫く純愛。

  • 天使の棺から読み始めて、歩太の過去が気になり本作を読んだ。
    自分に正直になることは大事。本当に好きな人といれることってどれだけ大切で幸せなのかはよくわかる。
    だけど、やっぱり夏姫が可哀相。

    棺を読んで歩太の優しさにすごく心惹かれたけど、この話ではなんだか自分勝手に思えちゃった。恋愛は人それぞれだし、しょうがないのにな。

  • 切なかった。

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天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫)の作品紹介

そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の"僕"は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、"僕"の心はもう誰にも止められない-。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。

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