ギャルに小判 (集英社文庫)

  • 29人登録
  • 2.75評価
    • (0)
    • (1)
    • (9)
    • (0)
    • (2)
  • 5レビュー
著者 : 酒井順子
  • 集英社 (1997年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087485967

ギャルに小判 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 初めて読んだ著者さんの本です。
    お金に関する話を、「かせぐ・つかう・けちる・ふやす」という4方向で章立てしています。
    これ、初版が1997年なんですよね。つまり、今からちょうど20年前。
    バブルの時の話は、さすがに時代を感じるところがありますが、著者の考え方としては、なかなかどうして。今の時代の人たちとの考え方と共通してるところが多分にあるという印象でした。

    「将来的に、レジが無人化するかも」の著者の予想は、現代、少しずつではありますが、部分的に浸透してきていますし。
    「三高」の件も、本来はそういう意味だったんだと分かると、見方が変わりました。
    ただ、ハンカチで鼻をかむところは、眉をひそめてしまい、本書の中で、唯一共感は出来ませんでしたが。

    そして、言葉こそ出て来ませんでしたが、さりげなーく、今でいう「行動経済学」にも触れられています。「行動経済学」ってここ数年良く聞くようになったイメージがあるのですが、これが書かれた20年前にも「行動経済学」ってあったんでしょうか? 難しい言葉や専門用語など一切出てきませんが、誰にでも「あるある!」というような著者の経験談を交えられると、より一層説得力を増します。

    なんとなーく、自分が感じていたことを文章にしてもらうことで、文字通り「可視化」してもらうことで、すっきりしたり、同調したり、「私とおんなじだ!」と思ったり。でも、唯川恵さんの解説を読むと、「これが大きな勘違い」だそうで。「こういうことは酒井さんがちゃんと文字にしてくれているからこそ気がついたことなのです。でなければ、漠然と感じてるだけで、なあんにも考えていないのと同じこと」。と読者にきっぱり頭突きしてきます。

    「目からウロコ」まではいきませんが、当たり前のことや漠然としていたことを、肩肘張らずに文字で楽しく読んで、「なんか、すっきりした」というのが、一番の感想です。

  • 1999年(底本1996年)刊行。女性を横軸に、お金を縦軸にした著者のエッセイ。重箱の隅をほじくるような小ネタを大仰に切ってみせ、読者をクスクスさせるのは、もう著者だけができる「芸」の域に達していると言ってよいのでは。一方、著者自身のバブルに染まった体験から語られることは、著者の同世代女性の世代相・世代認識を炙り出す。殊にテーマが「お金」なので…。

  • 「お金」に関するエッセイ。
    15年前に書かれた物(単行本だから、更に数年前)だが、「あるある!」「分かる分かる!」と、共感できるものが多かったので、★4つ。

  • 著者の割と昔の頃の本。
    ちょっと申し訳ないけれど、もういいかなぁ。
    食傷気味…。

    10/09/04-125

  • 2008/11/01

全5件中 1 - 5件を表示

酒井順子の作品

ギャルに小判 (集英社文庫)はこんな本です

ギャルに小判 (集英社文庫)の単行本

ギャルに小判 (集英社文庫)のKindle版

ツイートする