キスよりもせつなく (集英社文庫)

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著者 : 唯川恵
  • 集英社 (1997年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486841

キスよりもせつなく (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 唯川恵作品はベタな設定と恥ずかしい台詞(私って魅力的?あいつにふられたの知ってるくせにetc)が苦手なのだけど、これはお気に入り。仕事や恋愛に対してまっすぐ向かい合ってる登場人物が魅力。

    登場人物
    知可子:主人公。27歳OL。独身。傷心。
    有季:同僚。知可子の元恋人の慎司と付き合っている。
    慎二:同僚。二年間付き合っていた。
    徹:カメラマンの卵。
    彩子:美人の友達。ジム仲間。
    和恵:上司。不倫中。


    ーもう恋なんてもう信じられないから、仕事にかける、それじゃあだめね

    ー誰とどうなろうが仕事をする、しなくちゃならないのが仕事なのよ

    ー何もすることがない夜と、何もしたくない夜が重なってくれればいいのだけれど、うまくそうなったためしはない。

    ー人生ってね、結局、いつも何らかの選択をして生きてゆかなければならないの。そして選んだ数だけ、何かを捨てていかなければならないの。両方を手にして、それにしがみついてるうちは、前に進めはしないのよ。

  • 捨てるものは、かけらほどの些細なプライド。

    だめな人にほどひかれちゃうものですね。ほかから見たらそんなに魅力的でもないのに本人には何より大事なんです。
    主人公の知可子とその周りの友人が恋愛に振り回される話。
    唯川さんの作品は重く響く部分が多々あります。
    自分が選ぶもの、自分が捨てるものは何だろう、っておもった。

  • ベタな展開と恥ずかしいセリフ。自分的には結構いい。好きなだけでは割り切れない気持ちと、好きだからこそ思うこと。慎二がろくでなし過ぎる。

  •  主人公は27歳。
     ちょうど、失恋したばかりのOLさんでした。

     そろそろ自分の実年齢がそれに近づきつつないこともないんですが……。
     全然、その実感はない(ぁ)。

     恋愛はちょっと僕から遠い所に墜ちているのだけれど。

     まぁ、それはさておき。(所詮僕は、永遠の中二病なので)

     この人のこの、気怠い「倦んでる」感じの小説が大好きだったりします。
     日常生活に不満があっても、それをうまく言葉にできなくて。
     前向きに行動したくても、すぐ、足下にあることに足をすくわれてしまうような、不安定な感じの心情……。

     僕には、そのおぼつかなさが、とてもよく理解出来る。
    「夢」を語ることを忘れてしまって。
     その夢を語れない自分を歯がゆく思う主人公の気持ちはよくわかる。

     何かしたい、でも、何か出来ない。
     いや、出来ないんじゃない、しないだけ! というじれったさ。

     しかも、そこに恋愛が絡むとまた、一大事。
     それによって、人は振り回され。

     美しくもなったり、醜くもなったりもする。
     人に寄って、それは状況によって、それぞれだけど。
     それが、人間として自然な姿なんだなぁ、と思って、羨ましくなります。

     この物語には、主人公も含めて5人くらいの女の人が、出て来て、皆、それぞれに傷ついて。
     それぞれの選択をして。
     それぞれ、何かを捨てて。
     次のステップへ上がって行く。

     でも、そのステップは、正しい方向に進んでるのか。
     先に待っているのが幸せなのか、誰も分からない。
     それが人生。

     それを普通に描いてある、この人の小説はとても好きです。
     ぐっと来る感じではないのですが。
     じわじわ来るのが、とってもいいと思う。

  • 唯川恵らしい話。何かを選ぶって難しいけど、確かに何かを選んだ人は素敵だと思う。頑張らなきゃなー
    2011/10/21

  • 読んでいて、とても恋愛したくなった。

    しかし、元カレが親友のカレシになったときの衝撃は半端ないだろうな。
    私なら、きっと打ち明けないままにいるだろうな。

    彩子の復讐のやり方はとても気持ちよかった!

  • もどかしぃほっこりするお話。
    最初はもどかしいですが、最後はホッとしますょ

  • 予想よりもおもしろかった。
    励まされた。みんなそうなんだ、と思ってちょっと安心した。頑張ることとは「捨てること」なのかもしれない。特に私の場合は。

  •  珍しく読んだ恋愛物。
     シチュエーションはありえないけど、なんだか面白かった。

     ただカメラマンの彼があんまり好きではない。

  • 相変わらず唯川さんの話は面白かった~(*´艸`)
    次々展開していく流れにすぐ読めちゃいました★
    彩子が凄い男っぽいけどわが道進んで良かった、あんな友達欲しい!
    慎二最低だし、あそこまでいろんな女に手出してたら気持ち悪い↓
    知可子は最後までゆきに思いやり持ってて良かった、徹も好き!
    またこういう読みやすいストーリー読みたいです(*´艸`)

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