ひかる汗 (集英社文庫)

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著者 : 川西蘭
  • 集英社 (1998年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087487954

ひかる汗 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • テニスに関する本だと、どこかで聞いて手に取りました。書名と著者名が入り混じって、西田ひかると伊藤蘭を足して2で割ったようなキュートな女性著者の姿を妄想していたら、なんと上条恒彦のような(やさしげだけど)ヒゲ面、1960年生まれの男性著者でした。内容はほぼ予想通りの青春スポーツ短編集でした。

    ・テニスの時間……テニス(男子中学生)
    ・野球家族……野球&サッカー(男子中学生)
    ・決戦は金曜日……柔道(男子中学生)
    ・オン・ザ・グリーン……ゴルフ(男子小学生)
    ・ふたりの相棒……バスケットボール(女子高校生)
    ・家族が走る日……マラソン(10キロ)(男子中学生と女子高校生の姉弟)

    かつてのあなたや私のような普通の少年少女が主人公。スポーツに取り組む平凡な日々に訪れるちょっとした出来事、心の起伏、友情や恋心を描いていて、いずれもさわやかな余韻を残します。

    「家族が走る日」の後景に、それ以外の5編の主人公がさりげなく登場するというちょっとした仕掛けも楽しかったです。

    辛口の玉木正之氏が「第一級のスポーツ小説を読む喜び」と題した巻末解説で絶賛しています。ちょっとほめすぎという気もしますが、エリートアスリートの物語ではなく、体育会系の滅私スポーツ根性ドラマでもなく、登場人物が自分の考えや気持ちに従って素直に行動している点で私も好感を持ちました。

    少年少女(の心を持つ人)向けの青春小説。単行本が1995年刊、文庫が1998年刊と少し古いですがお薦めです。同著者の最近の著作では、自転車競技を題材にした『セカンドウインド』が好評のようです。

  • 2010/01/26-2010/01/30

  • スポーツを題材にした短編集。
    最後を締めくくる作品の「仕掛け」がよかった。

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