碑夜十郎(上) 講談 (講談/碑夜十郎) (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087488432

作品紹介・あらすじ

時は天保、ところはお江戸。闇にそびえる巨大な石碑の傍らに正体不明の男が素っ裸で倒れていた。通りかかった美女お絹が、自分の長屋に連れ帰る。お絹は男に一目惚れ、せっせと面倒を見はじめる。名無しじゃあ困る、ということでつけた名前が碑夜十郎。お絹も正体が定かではないが、なぜか河内山宗俊率いる天保六花撰の面々と繋がっていた。悪を憎む男と、世の中に不満を抱く面々が動きはじめる。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    作者が時々しゃしゃり出てくるのだが、その出方がまた面白い。
    上下巻一気読み。

  • なんか好き。表紙もおしゃれ。キャラクターもカッコよく、読み易かったし。またドラマ化して欲しい。

  • ある夜に女盗賊のお絹はみみずののたくったような文字の彫ってある石碑の前で素っ裸で倒れていた男を拾った。
    碑夜十郎と名付けられたその男は記憶を無くし何も思い出せ無いで有様だが、剣の腕は確かだった。
    果たして男の正体は?

    ――タイムスリップありのSF時代小説もの。

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著者プロフィール

1933年東京都生まれ。都立高校卒業後、紙問屋の店員、板前見習、バーテンダーなど様々な職業を経験した後、広告代理店に勤務。62年「SFマガジン」第2回SFコンテストに「収穫」が入選。71年初の単行本『およね平吉時穴道行』刊行。73年『産霊山秘録』で泉鏡花文学賞、75年「雨やどり」で直木賞、88年『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞受賞。『石の血脈』『戦国自衛隊』『妖星伝』など著書多数。2002年逝去。

「2023年 『半村良“21世紀”セレクション1 不可触領域/軍靴の響き 【陰謀と政治】編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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