飛鳥とは何か (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.42
  • (2)
  • (11)
  • (17)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 128
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087491166

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私は、飛鳥という地は亡命渡来人(帰化人)の居住区ではないかと思っていたので、梅原さんの本を読んでやっぱり・・・そうだったのか・・・という思いです。

  • 飛鳥時代における飛鳥という土地の持つ意味合い、および聖徳太子についての考察。「聖徳太子伝暦」に基づく聖徳太子怨霊説は、井沢元彦さんの著作でも頻繁に引用されておりおなじみ。

  • 飛鳥とは、どのような意味を持つ場所なのか、ということを考えさせられる本。飛鳥とは何処のことなのか、何故求心力を持ち得たのか、移民の存在を背景に、納得的な内容だった。読み返したい。

  • 01.飛鳥とは何か
    02.死の聖化
    03.飛鳥をめぐる謎

    著者の知識を総動員して飛鳥の謎に迫る一冊。
    著者が歴史学者でも考古学者でもなく哲学者であるということが
    綜合的な視点を可能にしているのでしょうか。
    「死の聖化」は同著『隠された十字架』読了後の方が話についていきやすいです。

  • ハードカバーを図書館で借りて読みましたが、文庫でも出ているんですね。猛烈に面白いので、いずれ買うと思います。飛鳥や斑鳩の土地の意味に思わず納得〜うならされました。(すべてに同感というわけではないけれど)紀皇女と弓削皇子のあたり、説得力あります。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梅原猛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×