女ざかりの痛み (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087492439

感想・レビュー・書評

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  • 女が男を攻めようが、その逆であろうが所詮お互い様
    楽しくいこうぜ、男と女
    大人には幼稚で、子供には夢の無いお話の数々、辟易してきたが最後まで読んであげようか。この我慢が男にも女にも必要なんですヨ!
    自己批判を装い結局は自己アピールする姑息な人。安らかにお眠りだろうか。合掌

  • 再読

    この間読んだ「 夜ごとの揺り篭、舟、あるいは戦場」
    のセラピーに通っている期間と被っているエッセイ集。
    娘さんがまだ小さい時ね

    夫氏の事、自分の事、娘の事、父の事、母の事、自分の事。

    森さんの結婚生活はガチンコの戦いで
    とてもヒリヒリします。

    まさに「女ざかりの痛み」

    真剣に自分の人生と対峙しているが故の痛み、
    彼女のそんなところがもうずっとどうしたって嫌いになれません。

    軽井沢の別荘の話が前から好きなのですが
    それが出てきて嬉しかったです。

  • ヒリヒリと灼けつくような肉体的・精神的飢餓。デビュー作「情事」を書かずにいられなかった理由がここに。

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著者プロフィール

森瑤子(もり ようこ)
1940年11月4日 - 1993年7月6日
静岡県伊東市生まれの小説家。本名、伊藤雅代。
幼い頃からヴァイオリンを習い始め、東京藝術大学器楽科入学。この時フランス文学にのめりこんだうえ、様々な人々と積極的に交流し、卒業後に就職。結婚と育児に追われる。1977年に池田満寿夫が『エーゲ海に捧ぐ』で芥川賞を受賞したことを機に、初の作品『情事』を書き、すばる文学賞を受賞しデビュー。
37歳でデビューしてから52歳で没するまで、小説、エッセイ、翻訳など100冊を超える著作を生んだ。作品の多くがテレビドラマ化されている。代表作に、『スカーレット』『夜ごとの揺り籠、舟、あるいは戦場』など。

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