水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負 (集英社文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087498875

作品紹介・あらすじ

ジョークこそ紳士の条件なり。開高文豪と元『週刊プレイボーイ』編集長の島地勝彦。このふたりのキザ紳士が、酒場でジョークの十番デスマッチ。

感想・レビュー・書評

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  • 今は亡き文豪・開高健と元『週間プレイボーイ』編集長の島地氏が酒場で呑みながらジョークを披瀝しあう対談集。
    こっちも呑みながら読んでると、紳士でいながら子供のようなオジさん2人のやり取りを横で盗み聞きしているようでバカバカしくも可笑しくなってきます。
    合間に開高健の超短編が一話だけ入ってたのもなんだか得したような気がしました。

  • 大人のジョークが多い。
    日本人には受けないと思われるものも。
    英語で話すには少し難しいものも。

  • いい大人が酒場でいいお酒を飲みながら、まったりジョークを言いあっています。

    タランティーノが劇中で使っていた古典的なものもあり、とにかく取り扱っている
    ジョークの数が多くためになります。

    ジョーク入門におすすめです。

  • いまさら昭和の文豪にゴマすってもしようがないし。自分のことを棚にあげていうのも気がひけちゃう。が。非難を恐れずに言ってしまうおう。女性にジョークが通じないってことはほとんど経験がないけど。気の効いたジョークを聞かせてくれる女性にはほとんど出会った経験がない。その女性はあくまで美人だとおまけもついて。この意見にはなぜかすうっと右手が上がる。だいたいの男はジョークを言いたい動物で。滅多に聞けない女性のジョークには口説かれてしまう。殿様気分なんだ男って。誰でも笑ってくれるなんて勘違いしてる。だからユーモアのある女性にはコロっといっちゃう。知性ってほんとあっぱれ。でも忘れちゃならない。ジョークを言うまではじっくり聞いてあげて。水の上をそおっと歩くように。静かに。静かに。

  • 2007/03/09購入
    2015/4/16読了

  • すばらしきジョークたち。

  •  こちらについては、Amazonにレビューを書いてありますのでそちらをご参照下さい。

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著者プロフィール

島地勝彦(しまじ・かつひこ)
1941年、東京・奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。2008年に退任後、エッセイスト&バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ。
著書に『甘い生活』『知る悲しみ』『アカの他人の七光り』(いずれも講談社)『salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である』(CCCメディアハウス)など、多数がある。

「2023年 『時代を創った怪物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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