貧乏同心御用帳 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087504569

感想・レビュー・書評

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  • 高校時代に眠狂四郎にはまり、読みつくしたと思っていた柴錬だが、読み残しが幾つかあるのがわかった。うれしい誤解だった。
    本作も典型的なパターンで、主人公は異様に強く、そして弱きをたすけるというもの。昭和46年作であるが、謎解きも秀逸で色褪せない。久々に柴錬ワールドを堪能した。残った何作かを読むのが楽しみだ。

著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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