桐に赤い花が咲く (集英社文庫 53-D)

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著者 : 渡辺淳一
  • 集英社 (1981年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087504651

桐に赤い花が咲く (集英社文庫 53-D)の感想・レビュー・書評

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  • 渡辺淳一が推理小説を書くなんて意外性があり。
    医者という視点がよく生きている。
    桑島という勘で事件を解決するという古典的な捜査手法。
    若手刑事の和泉がパートナー。
    この和泉は、あまり役割を果たしていると言えない。
    桑島が ゴルフの練習に行って、骨にひびが入る
    という導入部が おもしろい。

    局部をメッタ刺しにされた若い女性が発見される。
    それが、小室聖子といい、ゴルフの練習所の受付嬢だった。
    桑島は 殆ど思い出せなかった。
    小室聖子のパトロンが、梅原病院病院長だった。
    梅原夫人の冷ややかな対応。

    そこから、犯人像が浮かび上がってくる。
    うまれつきの不具な身体。ふたなり。
    それを小室聖子に笑われて、
    殺人の動機が 特殊で個人的なものだった。
    医者らしい編集による推理小説。

    梅原夫人の立ち位置が、うまく設定してある。
    桑島刑事の勘が あたっていたと言うことなんですね。
    桐の花は 藤色。
    遺伝子組み換えで 赤色にできるのかな。

  • 再読了。

  • 2010/05/12-05/14

  • 自分の在り様を求めて低迷する姿を、事件と絡めて書き出している。自分がどこに所属しているかだなんて、自分にも他人にもわかるもんじゃない、よ、なー。

  • 非常に象徴的なタイトル。
    医師免許を持つ作者だからこそ書けるテーマだなぁ。
    トリック自体は目新しいものではないと思うけど、根底にあるものが重い。
    するする読めるけど、後に残ります。

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