クリスマス・キャロル (集英社文庫)

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制作 : Charles Dickens  中川 敏 
  • 集英社 (1991年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520170

クリスマス・キャロル (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • クリスマスに再読…したかったのですが、26日までかかってしまいました(^^;; 年に1回は読み返すべき作品だなと感じました。当時の階級社会の縛りはあっても、やはり全体のテーマは普遍。だからこそ長い時代愛され続けているのでしょう。英国では、クリスマスは家庭でのお祝いであり伝統行事。それを踏まえ、今回はクリスマス伝統料理にも注目して読んでみました。クリスマス・プディングや詰め物をした鶏はもちろん、ミンス・パイやニーガス酒、ポンス酒と、実体を知らなくても名前だけでワクワクするものがたくさん。肉汁をグレーヴィーソースなんて書かれたら、ひとたまりもありません(笑)。心と胃袋のあったまる、いい読書でした。また来年のクリスマスに再読したいです。
    【2014年12月28日再読】
    別のクリスマス物語『飛ぶ教室』を読んでいたため、今年もクリスマス読了できませんでした^^; でも、毎年読むからね!

  • またそろそろクリスマスがやってきますね。毎年クリスマスになる度にこの本のことを思い出します。
    1人の男が多くの精霊と出会い、過去から現在を通り未来のクリスマスを旅していきます。その過程で、この主人公の心が変化していく。
    過去がなければ今はないし、今がなければ未来は無い。
    人の温かさを知ることのできる本です。
    非常に心温まるストーリーとなっています。

  • 偏屈な守銭奴のじいさんスクルージが過去、現在、未来のクリスマスの亡霊との不思議な体験を通じて変わって行くお話。英国文学らしく、キリスト教の影響が色濃く出た作品だと思う。クリスマスシーズンにぴったりのファンタジー小説。ただディケンズちょっと苦手かも知れない…。2010/083

  • スクルージ爺さんほど偏屈じゃないにしても、どっか意固地になったり斜に構えた考え方したりって誰でもある気がする。
    時には一旦立ち止まって、周りを見渡し自分自身を振り返ることも大事だと素直に感じる作品。

  • "情けは人の為ならず"。こんなありきたりな教訓を表している。ただ、それを表現するために主人公自身が自らの過去、現在、未来を覗き、改心していくという壮大な構成をこの時代にしたところにこの作品の傑作たる所以があるのだろう。誰もが幸せになれる小説。心が洗われる。

  • 『クリスマス・キャロル』(ディケンズ、1991年、集英社文庫)

    みんなから嫌われるお金に厳しい老人が、精霊に導かれて、過去・現在・未来のクリスマスを見、次第に変わっていく成長物語。クリスマスの季節に心温まる小説。

    (2010年11月29日 大学院生)

  • 翻訳が多分時代の影響で読みにくすぎる。別の翻訳者のクリスマス・キャロル読もう。

  • 毎年クリスマス近くになると読む「クリスマス・キャロル」。今年も以前購入したものを読み返そうと思っていたら、本屋さんで持っていない翻訳を見つけた。

    海外作品は翻訳で随分印象が変わる。
    そこが翻訳で読まないと内容を理解出来ない海外作品の悪いところでもあり良いところでもある。
    「クリスマス・キャロル」に限って言えば、去年読んだ村岡訳がわたしには合っていたように感じる。今回読んだ中川敏訳が悪いわけではないけれど、表現の仕方、言葉の選び方がなんとなく、本当になんとなく好みとは違うように感じた。

    この集英社発行の「クリスマス・キャロル」の良いところは、巻頭にディケンズに関する写真が載っていることと、巻末の解説や年譜のおかげでディケンズのことを知ることが出来ること。
    作品を知るために作家の人生や時代背景は、知らないよりは知っていたほうがずっといい。

    「クリスマス・キャロル」を読むといつも思う。
    人生において、現在を作るのは過去だ。
    過去は変えられないけれど、正しく人生に向き合い反省と後悔を糧にするなら、現在と未来は変えることが出来る。
    何かをきっかけに、今まで見ていた世界がガラリと違って見えてくる。
    至極当たり前なことなのだけれど。

    クリスマスが近づき、今年もミサで普段よりも多い子供たちを見ることが出来ると楽しみに思うとき、新しい年を迎える前に自分を見直し気持ちを立て直したくなる。
    だから来年もまた「クリスマス・キャロル」をきっと読むだろう。

    神様は常にあなたがたのそばにおられる。
    メリー・クリスマス

  • ちょっと、読みづらかったかな。
    クリスマスのお話なので、当然キリストに関連したことも出てくるわけで・・・・。
    聖書とかに詳しくないので注釈を読んでも、あまり理解できず。
    話の細かい部分は流して、大筋を読んだ感じになってしまった。

    クリスマスに、過去、そして現在の自分を顧みる、いい機会を得ました。

    遅ればせながら

    「Merry Christmas」

  • こんな話の流れだったのね。過去、現在、未来の自分を精霊に見せられるスクルージ。過去は辛い。お願いだからその黒歴史は無かったことにしてと言いたくなるぐらい己の過去を見せられる。続けて現在未来を見て彼は改心し、部下の家庭に七面鳥を届けさせ、恵まれない子たちには寄付。最後のシーンで第二の父と呼ばれるまでになったというシーンではちょっと涙出ちゃったわ。

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クリスマス・キャロル (集英社文庫)の作品紹介

クリスマスの前夜、ケチで意地悪なスクルージ爺さんの前に、7年前に死んだはずの共同経営者マーレイの幽霊が現われた。そしてスクルージは、3人の精霊によって自分の過去・現在・未来の姿を見せられる…。文豪ディケンズが、クリスマスを舞台に人間の愛と善意をペーソス溢れる筆致で描く世界的名作。

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