捜査官ケイト (集英社文庫)

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制作 : Laurie R. King  森沢 麻里 
  • 集英社 (1994年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087602586

捜査官ケイト (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • エドガー・アラン・ポー賞受賞作品だけあって
    読み応えがあった。
    陰湿な所もなく 上質なエンターテイメント。
    女性捜査官ってのも良い♪

  • 特に奇抜な設定でもなく、ありがちな(?)事件だし、
    大ドンデン返し的な要素もないし、ごくごく
    普通の刑事モンなのだが、いい感じに読める。

    店舗がいいつーか、読みやすいつーか、
    とにかくサクサク読める。
    飽きない。

    シリーズで出ているらしいから、次のも読んでみっか
    ってきにさせてくれます。

  • 面白いのに、タイトルが安っぽい。原題はいいのに…
    キャラも丁寧に描かれているのでストーリーにもすんなり入っていけた。
    例のヴォーンの絵が見てみたいと思いました。

  • ヒロインがレズビアンの捜査官と言うのは切り口としては珍しいかもしれない。しかし女性作家のわりには女性のキャラにあまり魅力を感じない。しかも肝心のプロットが弱すぎる。犯人の動機も弱いし、中盤で正体が分かってどんでん返しがあるかと思えば見事にない!これでエドガーアランポー賞?話も長い割に、妙に芸術論が長い。しかもそれが架空の絵画に対する講評では読んでて無理があるし、物語に絡まないし…。シリーズ化されるようだけど、今一かな。

  • 本当は読んでいくのがちょっと辛くて何度も「読むのやめようか」とも思ったんですが、なんとか読了しました。

    連続少女殺人事件に絡む有名女性画家と犯人を追うケイト。生まれながらの悪人っているのかしらと考えさせられました。

    あと、違う側面としてケイトのレズビアンとしてのカミングアウトの過程の話でもあります。パートナーのリーはラストちょっと心配な事になりますが、なんとかなってよかった。

    この作品はシリーズ化されているそうなんですが、続きを読むかどうかはちょっと微妙です。暇だったら、かな。

  • もともとこの作者の別シリーズ(ホームズの愛弟子)が読みたかったのだけれど、こっちが先に手に入った。代表作と言われているケイトシリーズの第1作。

    パターンとしては、よくある捜査物である。新任の女性捜査官と、彼女を迎え入れる側のベテラン男性捜査官。対立までは行かないけれど、お互い「何じゃコラ」と思うこともありつつ、協力し合う。
    大抵こういうパターン…「新人VSベテラン(革新VS保守でもいい)」や「女VS男」、「キャリアVSノンキャリ」みたいな構図だと、保守陣営に当たるベテラン・男・ノンキャリがもっと敵愾心を露にするものが多いように思う。中にはあんた子供かと言いたくなるような、ちっさい嫌がらせをするものもいる。まあ、それはそれで最後にはだいたい分かり合ったり認め合ったりするんだけど―――今回は、そこまでの敵愾心や対立の気持ちは、男性捜査官のアルにはない。「女かよ!」と思いつつ、稀に見る公平な方に入ると思うのだが。実際彼と組んで仕事をしたら、それはそれでカチンと来るときもありそうだけれど、アルは「保守に見せかけて実は結構革新派」のように思う。

    で、もう一個よくあるパターンだと、捜査に協力して当たるのが異性同士だった場合に芽生える(または気配が芽生えかける)ロマンスがあると思う。今回も敵意が無い分、そういう関係に発展する可能性は低くないように見える。冒頭早々にケイトには恋人がいることが明かされるが、そんな設定はこういうロマンスの前にはひとえに風の前の塵に同じではないか。
    でも、そんなことにはならない。このシリーズの特徴として挙げられるひとつが、主人公ケイトがレズビアンであることだからだ。つまり冒頭に出てくる恋人も実は女性で、後々また重要なシーンで出てくることになる。
    この点に関して、男性語と女性語が一応分かれている日本語に翻訳するには、ちょっと努力が必要だったと思う。冒頭ではケイトの恋人・リーの言葉遣いは「ぎりぎり中性的と言える男っぽい感じ」だ。英語ならば注意を必要としなかったことも、日本語ではそういう隠しが必要になる。でも、登場回数が増えるにつれて、リーの話し方は女性らしく訳されるようになっていくので、冒頭の「まだ恋人が女性だとは明かされていない」縛りでの翻訳である以上当然なのだけれど、ちょっとリーの背後にこちら側の世界(翻訳者)が透けて見えてしまったり。ま、こういうのはどれも日本語に直す以上同じだが。

    出てくる人がゲイだろうがバイだろうが問題ないのだが、どうも個人的にはケイトがレズビアンには見えなかった。リーとの馴れ初めまで描かれているのに!過去に男性経験があったから、ではない。アルと仲良くなっていくからでもない。何でだろう、リーとケイトが恋人同士であることはとても納得出来るのだけどな。しいて言えばバイに見えるのかな。言い方は悪いけど、「今回はたまたま相手が女性」みたいな。

    謎解きは普通に面白い。強い印象を残すキャラとして出てくる、いろんな意味で虐げられてきた女性、ヴォーンがいい。彼女の人生を思うととてもつらいのだが、でも希望が持てる。ケイトの行く末も含めて、シリーズ続きを読んでみたい作品だった。

  • 半生を語るところが長過ぎ。
    細かい描写はかなり読み飛ばした。
    エピローグは半分ぐらい読んでない。
    でも、嵐のシーンから一気に読み終えられた。

  • SFPDの女性捜査官ケイト・マーティネリ・シリーズの第一弾。10/20読了。

  • さすがポー賞を受賞するだけあり、筆の運び方がとってもうまく、読者をのめりこます。女性の警察官が主人公だと男社会に立ち向かっていく強いヒロイン像が、時にはパワフル過ぎて鼻につくことがあるが、ケイトはそこらへんはとってもスマートなので好感度大だ。こういう社会を自ら選ぶ強い女性はゲイ嗜好が強いんだろうか・・・?(って偏見かな?)

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