めぐり逢う時はふたたび (集英社文庫)

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制作 : Deborah Smith  高月 園子 
  • 集英社 (2003年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087604245

めぐり逢う時はふたたび (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 読み始めは若干まだるっこしい感じがしましたが、中盤に差し掛かる前には夢中になって読んでいました。ドラマティックな展開と終焉で、読み応えがありました。

  • アメリカ南部の町。大理石の採掘会社と広大な土地を持つ名家の跡取り娘ダールは、大叔母が殺されるのを目撃する。恐怖心で沈黙を守るうち、初恋の人イーライの父親が容疑者とされ、警官に射殺されてしまう。イーライは殺人犯の息子という汚名を着せられたまま、姿を消した。25年後、弁護士となったダールと、事業家として成功したイーライは、再びめぐり逢い…。『風と共に去りぬ』を超える傑作と大評判のベストセラー。

    たぶんそんなに古い時代の話しではないと思うのだけど、どうしても南北戦争直後みたいな閉塞感を感じる。一つの産業、一つの一族に支配されている街が舞台だからか。そして「風と共に去りぬ」を超える傑作というのは言い過ぎ。それほどのものじゃない。それはやっぱりヒロインの魅力が足りなくて、ヒーローにも魅力が足りなくて、そして周囲の人物にも魅力が足りないせいかも。<br>
    南部の街の名家出身のヒロインと、その家に雇われていた父母の子のヒーロー。出会いのシーンは印象的。ヒロインが祖母によって雁字搦めになっている状況もよく伝わってくる。ヒーローの独立心旺盛な気質や家族への思いも。出会うべくして出会った二人が互いに幼い恋を育んでいく様子がもっと丁寧だったら、さらに良かった。<br>
    入り組んだ人間関係と隠された一族の過去が、その後の悲劇へと繋がり二人の別れに。それはいいのだけど、どうも上滑りしているような気がしてならない。淡々と事実が述べられているような。それでもヒロインとヒーローに魅力が溢れていれば、状況描写なんかどうでもよくなったりするのだろうけど、なんか二人の魅力が足りないようで、最後のカタルシスがなかった。たぶんヒロインが妙に良い子過ぎて、ヒーローが変なところに盲目的だからかも。<br>
    ヒロインの親友が結局、事実を知らないままで終わってしまったことも納得いかない。ヒロインが罪を引っ被って良い子になる必要はなかったと。

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