狼王ロボ シートン動物記 (シートン動物記) (集英社文庫)
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みんなの感想・レビュー・書評
狼王ロボ/灰色グマの伝記/カンガルーネズミ/サンドヒルの雄ジカ
四編を収録。
シートン動物記はいままで読んだことがなかったのですが、
勧められたので読んでみました。
動物の孤独や気高さをここまで身近に感じられるとは驚きです。
彼らがどのようにして出来事を思って生きているのかは
正確には分かりようもないことですが、それでも同じ世界を
生きる動物として感じることは出来るのかもしれません。
自然はこんなにも美しいんだと再認識させられました。
このシートン動物記に出てくる動物たちのように
無邪気に、そして気高く生きているのかどうか
腹を出して寝ている実家の愛犬チワワにも
聞いてみたいと思います(笑)
カテゴリとして児童文学なのかは知りませんが、
わかりやすい文章と鋭い観察眼から
愛情を込めて動物を描いた作品で、
大人の自分にも十分に楽しめました。
つい最近、たまたま狼王と呼ばれた〝ロボ〟の実際の写真を目にしたことから、あらためて本書を手に取ってみました。誰もが知ってる〝シートン動物記〟ですが、作家であると同時に、画家であり、博物学者であるシートンは、ボーイスカウト運動の創生に影響を与えた自然主義者でもありました。
いま読み返してみると、ここで語られているのは自然の雄大さ、優しさ、残酷さであり、野生の持つ美しさと誇り、そして人間の愚かさや身勝手な姿です。シートンは物語を通して動物を描くことで、自然の偉大さや、野性の尊さ、人もまた他の命によって生かされているといことを、多くの人に知らしめたかったのでしょうネ。
かっこいい、ちっちゃいころからロボみたいな男になりたかった。今では共通点は毛が生えてるとこと四足歩行のとこくらいかな。
子供向けとしてしまうにはあまりにも勿体無い珠玉の作品集。児童書のような、文庫には珍しい、分厚い紙質の本で、素敵な表紙のイラストも嬉しいです。
「狼王ロボ」は、まさに「BANANA FISH」のアッシュと英二の物語のようだなぁ、と感じました。(この間読んだばかりなので・・・)
「灰色グマの伝記」は、クマを擬人化する事もなく、ひたすら孤独な大グマの視点で描かれていて、クマはこんな事を考えながら生きているんだな、と圧倒されながら読みました。
「サンドヒルの雄ジカ」はこの本の中では、珍しいハッピーエンドのお話で、とても清々しい気持ちになりました。
他、「カンガルーネズミ」収録。 【2010年1月14日】
「夏休み」と言うことで”ナツイチ”から一冊を。
子供の頃に読んでたはずですが、こんなに短い物語だったかね?
表題、”狼王ロボ”を読んで涙・・・。
最近泣いてばっかりだな・・・^^;
夏のフェアで見つけ、懐かしいなー、と手に取り、ブランカとロボの写真が載っているのを見て(いずれも罠にかかった状態だから、余計に切ない)堪らなくなって購入・・・してしまった。表題作ほか、「灰色グマの伝記」「カンガルーネズミ」「サンドヒルの雄ジカ」所収。藤原英司訳。

ロボ(LOBO)とはスペイン語で狼、英語ではWolfのこと。





