バスルームから気合いを込めて (ステファニー・プラム・シリーズ) (集英社文庫)

  • 集英社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087605570

感想・レビュー・書評

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  • 随所にぶっ飛んだキャラクターが冴える本!
    ほんとにおもしろい。どうしてこれが話題性が少ないのか不思議。
    「セックスアンドザシティ」好きならこれもはまれるはず!!

  • シリーズ11作目
    ステファニーがバウンティハンターを退職?宣言!
    他の仕事を探し始めるも、ボタン工場は翌日クビ、クリーニング屋ではルーラのおかげで、ママ・マカロニに乱射され、バケツの中の雌鳥ではお店を炎上。
    仕事を辞めても、脅迫状が届いて車は吹っ飛ばされるし、モレリの車庫も爆発。なんと、モレリまで車で轢かれて、足を骨折するはめに。
    恐るべし、ステファニー!
    レンジャーが護衛を兼ねて、レンジマン社での仕事をくれる。
    結局、バウンティハンターを辞めたけど、ルーラの手伝いに駆り出されてるし、相変わらずのバタバタぶり。
    でもいつもより、保釈人確保がすんなりいってるような気も。
    ヴァレリーがとうとう結婚。今回あんまりこの一家が出てこなくてホッとしてる。ステファニーのママなみに。
    最後の最後で、バタバタの根源が明かされるんだけど、それしかないっていう犯人でもう一捻りあってもよかったな。
    まあ、なんとかおさまったし、ラストのステファニー、カッコよかった~!爆!

  • うーん、サービス過剰だ。ちょっとやり過ぎじゃないですかねえ、イヴァノヴィッチさん。

  • シリーズ11作目。集英社文庫に変わって2冊目。

    ステファニーがバウンティハンターの仕事で、保釈されて逃亡中の犯罪人を追いかけてゴミまみれになり、仕事を辞める決意をするのが発端。
    バイトを転々とする顛末が大いに笑えます。

    恋人モレリとはいつものけんかで同棲を中止しているステファニー。
    妙な脅迫状が舞い込み、強気を装いつつも、だんだんと不安に。
    盛大に計画されている姉の結婚式も迫り来る中、花嫁も花婿も緊張しすぎてマリッジブルー。
    家庭内の騒動をまじえながら、にぎやかに展開。
    楽しく読み終えられます。

  • いつも新刊出るの楽しみ。

  • 期待を裏切らない面白さ。
    カップケーキちゃんはたまらなく魅力的。

  • バウンティハンター(保釈逃亡者逮捕請負人)という実際にアメリカにある職業はいつも危険と隣り合わせ。さすがのステファニーも転職を考えたけれど、どうもうまくいかない上にアイデンティティクライシスに陥る。(するとスイーツに走るパターン・笑)同業社のレンジャーにピンチを救われ、モレリという刑事の恋人がありながら二人の間で多いに揺れ動く様も事件とは別にとても面白い!相変わらず家庭内のドタバタも激しいステファニーの周辺だけど、今回もおばあちゃんがすごい〜♪次回作がとにかく楽しみです。

  • バウンティハンター・ステフも早12作目。
    今回は常に車を爆破され、ゴミの中を転げまわる自分の人生に嫌気の差したステフがバウンティハンターを辞めるところから話が始まる。
    辞めたところで彼女の人生が軌道修正されるわけではないので、相変わらずのどたばたが繰り返されるのはお約束。
    新しい仕事は3日と持たずにクビ、おまけに親友ルーラに頼まれて辞めたはずの仕事の手伝いに借り出される羽目に。そしてそこでもゴミの中を転げまわることに…。
    長いシリーズの中でこれはもうパターンなのだけど、毎回旨く笑わされてしまうのは自分がプラムワールドの住人だからか。
    イカれてないヤツは一人もいないという登場人物が嫌味でも不自然でもなく読めてしまう。そのパワーはすごい。
    今回は前作に比べたら一応ミステリっぽい筋書きにはなっているのだけれど、それも実はたいしたことはない。意外な人物が真犯人だけど、ステフを狙った動機付けとかが弱いんだよなぁ。
    このシリーズじゃなかったら、プロット自体の評価は低いかも。
    大体ミステリとしたら事件経過と解決に至るポイント以降の比率が逆じゃないかと。今回も事件はあっさり解決してしまった感が強い。
    しかし最後のステフの行動はなんだか彼女の性格をよ〜く表していて、苦笑。
    やっぱり一筋縄じゃ終わらないのね。
    ファンには楽しい一冊だった。

  • 最高におもしろかったー。シリーズものミステリは数あれど、やっぱりこれがいちばん好き好き大好き。しかも、ここ二作くらい、最高におもしろくなっている気が。レンジャーが活躍するから? 前作はレンジャーのバッドケイブ(バットマンの棲家、というくらい謎だったレンジャーの自宅)が出てきたうえ、今回はレンジャーの会社レンジマンも出てきた。わたしもレンジマンみたいな会社で働きたいー。 今回は特に、ステファニーが仕事さがしをしていたり、自分は仕事も趣味もなんにもないと思ったりするところですごく共感する。でも、彼女にはどんなばかなことをしても、趣味がなくても、おまえはつまらくなんかない、おもしろい、と言ってくれるレンジャーとモレリがいていいなーと。(読んでいる全員が思っているだろうが)。 あと、ステファニーがまったくの他人でもなんでもだれかのお葬式に出るとわーわー泣いてしまうっていうところとかよかった。わかるー。バウンティハンターなんてやっているけれどこわがりなステファニーが好き。ステファニーが本当に「砂糖断ち」したらどうしようとけっこう本気で心配したけれどやめてよかった(笑)。やっぱりドーナツやケーキは必要。 あとあと、レンジャーって娘がいたんだっけ?? そんな話でてきたっけ? シリーズ読み直さなきゃならないかと思ってきた。 それと、このタイトル、山下久美子の「バスルームから愛をこめて」をすぐ連想したんだけれど、あとがき読んだら、「邦人アーティストのポップス曲」って書いてあったからそうなんだろうな。

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