闇からの贈り物 上 (集英社文庫)

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制作 : V.M. Giambanco  谷垣 暁美 
  • 集英社 (2015年5月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087607048

闇からの贈り物 上 (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 新米女刑事の印象が鮮烈なデビュー作。
    作者はイタリア生まれでロンドン在住、映画関係の仕事をしていた女性。

    アリス・エレノア・マディスンは、シアトル市警の刑事。
    念願の殺人課に配属されて間もなく、尊敬する上司のケヴィン・ブラウンから多くを学ぼうと張り切っています。
    高級住宅街で一家惨殺事件が起こる。
    そこは、マディスンの住む家から、ほど近かった‥

    指名手配犯キャメロンの犯行かと噂されますが、確たる証拠は何もない。
    キャメロンは大量殺人鬼とも言われるが、サイコキラーというよりは殺し屋に近い?
    キャメロンの視点からの描写も一部まじり、独特な雰囲気があります。

    主人公のマディスンは母を早くなくし、ギャンブラーの父とは決別。正義感が強く、意志がはっきりしている女性。
    天性の刑事ですね。
    楽しみなヒロインです☆

  • 宮部みゆきさんが、主人公アリスの人物造形がすばらしい、と帯で絶賛していましたが、偽りなし。ミレニアム・シリーズのリスベット・サランデルを思わせるような個性的なヒロインでした。わけのわからない状況で異常な事件が巻き起こる前半は、背景がわからないままに「あの事件の被害者」である誰々であるとか、「例のあの犯罪者」というキャメロン(カーソン・ライダーシリーズのジェレミーみたいな感じの存在)、とか、共通認識のないまま内輪話をされているようなモヤモヤ感にさいなまれましたが、ヒロインであるアリスの冷静な分析に寄り添いながらなんとか読み続け、後半になると、「あの事件」「例のあの」というところが次々明らかにされて、うわー、うわー、そうかそうだったのか、、、と、前半モヤモヤしていた分だけ余計にページをめくるのを止められない感じになってあっという間に読了。事件は陰惨で猟奇的なものばかりだし、痛そうな描写はいっぱい出てきますが、犯罪者が同時に被害者であったり、法に基づき職務を全うをする刑事や弁護士が合法であっても他人を傷つけていたり、倫理に基づき行動するのに法を犯していたりと、リアルな構成になっていて、大変読み応えがありました。面白かったです。主人公アリスのパートナーであるブラウン刑事は、スリーパインズのガマシュ刑事を彷彿とさせる人物でしたし、続編がもしあるなら、是非とも読みたいです。

  • サスペンスなので、比較的早い時期から真犯人(っぽいと思われる人)側の話も出てくる。今後過去の話がどう絡んでくるのか気になる。
    ストーリーは面白いのだが、訳が直訳すぎるのか、イタリア小説の書き方の問題なのか、文章が軽くていまいち入り込めない。

  • 読売新聞書評で宮部みゆきが手放しに褒めていたけど、面白さが分からなかった。映像なら演じる女優の個性次第で楽しめるかもしれないけど、文学としては物足りない。

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闇からの贈り物 上 (集英社文庫)はこんな本です

闇からの贈り物 上 (集英社文庫)の作品紹介

シアトル郊外の高級住宅街で起きた一家惨殺事件。やがて容疑者として浮かぶキャメロンは、彼の弁護人と被害者とともに悲惨な過去を共有していた…。女性刑事マディスンはキャメロンを追うが、捜査は難航を極める。

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