アンカー

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著者 : 今野敏
  • 集英社 (2017年5月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087711127

アンカーの感想・レビュー・書評

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  • スクープシリーズの四作目みたいですね。10年前の事件を追うもの。相変わらず、人物が個性的で良い。しかし、綺麗に終わりすぎという感もあったな。
    出版業会も厳しいですが、TV・報道も苦戦しているようで。視聴率低迷はなんとかなるのかな、関西人の助っ人も来たことだし、次の作品へ続くか。

  • スクープシリーズの第4弾。報道番組の型破りな記者布施と、警視庁捜査1課の敏腕刑事黒田が絡み、報道の世界と、刑事警察の世界が両方楽しめる安定の面白さ。
    今回は、いわゆるケイゾクと呼ばれる案件を黒田と布施が絶妙の距離感で関わり合い、解決していくストーリー。
    まあ、10年前に起こり未解決だった事件が、鼻が利く記者の一言で解決に至るなんてことは、現実にはないだろうけど、そこに至るまでの徐々にパズルのピースが埋まっていく感覚が楽しくて仕方ない。
    今野さんの小説は多くのシリーズがあって、どれもなかなか楽しませてくれる。大本命の隠蔽捜査シリーズだけでなく、このシリーズも新作が出るとつい手に取ってしまうのも、作者のストーリー展開の上手さなんだろうな~と思う。
    今回も、私の8シリーズのべ35作目の作品を読み終えて、満足なのでした。

  • 痛快娯楽小説。

    とっても読後感さわやかで、おもしろくて一気読み。
    結局、こういう系が自身の好みなんだと思います。

    未解決事件を担当する刑事たち、ニュース番組を作るデスク、キャスターたち、報道記者。
    それぞれの立場での考えや働き方は違えど、誰でも共通する部分はあり、共感しつつ読むとこもありました。

    事件解決のミステリーというよりは、働き方、物事の捉え方といった点に焦点が当たってるかも。

    記者の飄々とした個性が際立って良かったです。

  • TV遊軍記者の布施の事件簿シリーズ第4弾。

    視点が主人公ではなく、上司や刑事なのは相変わらずで、シリーズの面白さとしても安定したレベルです。
    ミステリーとしては、布施の読みの根拠がないので、嗅覚、勘、気になって、だけでは10年も前の事件の真相を当てた説得力がないのが残念です。
    ただ、登場人物たちのキャラが立っているので、エンタテイメントとして満足しました。

  • 最近は特にNHKでアンカーという言葉をよく聞くようになった。ジャーナリズムの側から事件を追っていく話。その中心となるのが記者布施の柔軟性。力んではいないのだが、じわじわ核心に迫る様子はジャーナリストの理想形なのかと思う。今回は迷宮入りになりそうな刺殺事件を追うが、局側は数字がとれないといって見向きもしない。最後はいつものとおり”めでたし”なのだが、布施の影響で周囲の人物たちの仕事に対する姿勢や信念が変化していく様がおもしろい。『スクープ』のシリーズ。第三弾を飛ばして第四弾を読んでしまった。でも問題なし。 

  • スクープシリーズ。
    関西から新キャラ登場。「似非関西弁」が鼻についた。関西を軽んじるような表現も見えて気になった。
    六本木ヒルズやみなとみらいなどの「作られた都市」を揶揄するのも作者の特徴。「また出た」と思った。
    行きずりの犯行と思われた未解決の殺人事件。所轄を超えた連続事件だった。
    記者・布施の言葉で周囲の人間(刑事や同僚)が動かされる。本人はそのつもりはないらしいが。どこまで本音かは分からない。
    アウトローを取り締まり、保守的な憎まれ役となったデスク・鳩村。そんな役回り。
    タイトルや人名のせいで「ニュース23」や「鳥越俊太郎」がちらついた。
    偏った思想を持ったキャスターのニュース番組は見たくない。キャスターと解説者の茶番も聞きたくない。しっかりとしたアンカーパーソンの番組は難しいとも思った。

  • スクープシリーズと言われるものらしいですが、シリーズ初読です。

    10年前の事件を、被害者両親がビラ配りを続けている。それを気にした、布施記者が、真相をつかもうと行動するが、どこか飄々としていている。なぜか真相に近づいているという状態。

  • いつもの刑事ものだが、いつもとは違う報道という視点で書いている。今野小説の新しい展開で面白かった。

  • このシリーズ 初めて。かなりいいな。

  • ニュース番組のチームと継続捜査官チームがひとつの事件を追っていく。その間に人間として成長する姿、犯人を追い詰めるスリル。
    一気に読めた。

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アンカーの作品紹介

『ニュースイレブン』名物記者・布施と警視庁の刑事・黒田は、10年前に大学生が刺殺された未解決殺人事件を追う。関西の系列局から来た栃本も加わり、捜査は意外な展開へ! 「スクープ」シリーズ第4弾!

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