意識のリボン

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著者 : 綿矢りさ
  • 集英社 (2017年12月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087711288

意識のリボンの感想・レビュー・書評

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  • 新刊が出ると必ず買う作家の一人、綿矢りさ。女の抱える黒さを明け透けなく書いてくれるところが好きだ。あと、綿矢作品は総じて装丁が美しい。今回の装丁は私が大好きな鈴木久美さん。
    20代半ばまでは女性作家よりも男性作家を好んで読んでいたのだけど、30前後になってからは女性作家の作品を多く読むようになってきた。特に、自分より少し年上の女性作家の作品を好むようになってきた気がする。
    知らない人の話に耳をそばだてては、妄想をめぐらしたり、噂話に振り回されたり、こたつの中で自堕落な生活を送ったり、怒りと言う感情についての短編だったり……リアルな女の、すぐとなりにありそうな世界観がたまらなく好きだ。
    夢見る年頃を過ぎた女には、現実感があって、少し屈折した話がきっと合うのだろう、と感じる。
    ページ数は多くないが、読後感は大変満足。

  • 誰しも女だったら考えたことがあるであろうちょっと黒い気持ちをすごくうまく的確に描いてくれてるからスッキリする、そんな短編集。
    好きなのは岩盤浴にて、履歴のない女、履歴のない妹、声のない誰か
    あ、ほとんどが好きだわ。
    エッセイっぽいような話だからとっても読みやすい。綿矢さんと友達になれたらきっと楽しいだろなーと思った。

  • 初の綿矢作品。
    エッセイのようなものや、小説など、八編。
    すべて女たちの思いが描かれているが、共感できる部分が多い。
    一見ダメなヤツでも、色々考えていて実は一生懸命生きている。
    柔らかく優しく肯定してくれる短編集、
    よかった。

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