カウントダウンノベルズ

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著者 : 豊島ミホ
  • 集英社 (2008年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087712377

カウントダウンノベルズの感想・レビュー・書評

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  • シングルチャートランキングの順位順に語られるアーティスト達の悩み苦しみ短編集。
    それぞれの短編に他の短編の主人公がチョロッと登場するのが面白い。
    全体的に華やかさのような物は少なく、薄暗い雰囲気。芸能界に夢見てる人は目が覚めるかも?

  • 978-4-08-771237-7 252p 2008・5・30 1刷

  • まさか10篇もあるとは。

    1位から、10位まで。
    当然ながら、どのアーティストも、それぞれの道を生きている。
    実在の人々のそれも、こんな風にときどき垣間見られたらいいのになあなんてそんなことを思った。
    テレビや雑誌で読むことのできるそれは、あまりにキラキラしていて真実味がないから。

  • やっぱ、豊島ミホだなぁ、と思う短編集。
    全てが「最高」と思えるものではないけれど、
    胸を騒がせる話もいくつか入っている。

    読んでて泣きたくなる、というのはやはり好みの問題かもしれないが、
    私としては、読んでて泣きたくなるのだ。

    ヒットチャートトップ10入りしたそれぞれのアーティストが主人公として描かれているのだけれど、
    単に音楽業界の話ではなく、
    これは豊島ミホが置かれていた出版業界にも精通するものだろう。
    そして、視点を変えればきっと、
    世の中の人が抱える不安にも似ている。
    音楽、というのはモチーフであって、主題ではない。

    栄光と挫折にもがくワカモノを描かせたら、ピカイチの作家だと、
    私は個人的に思っています。

  • 最近某解散済のバンドにハマってるだけに、とくにバンドの解散にまつわる9番目の話は何か色々考えてしまった。
    こんなんだったのかな…と。

  • カウントダウン形式で進んでいくのが面白かった。
    それぞれに独立した物語だが、それぞれの順位で繰り広げられる葛藤に目を向けることができて良かった。

  • ミュージシャン達の情熱と苦悩を描く、青春連作小説。

  • 豊島さんの本、好きなんですがこれはあまり刺さりませんでした。
    勿論テーマ自体が等身大に感じられない内容ってのが大きいかな。
    音楽業界ってこんな感じなのかなぁという漠然とした想像を出ないから、感情移入がとてもしにくい。

    「ラストシングル」は良かったです。

  • J-POPのベスト10のアーティストを一人ずつ主人公にしている

    10位までの10話の短編集。


    「手に入らんもんなんて、ないよ」
    「裕也が手に入らんて思うなら、あたしが何でも、持ってきたるよ」

    「手に入らないものがない、ってくらい
     日本中からなんだかすごいものをかきあつめて、
     胸いっぱいに抱えて裕也に差し出そうと。」


    売れ続ける歌姫も、
    売り出していく歌姫も、
    解散危機のバンドも、
    売れっ子のアイドルも、

    誰でも同じように、
    訳のわからないものに
    翻弄されながら生きてるようです。


    ただ、
    豊島ミホさんの作品は圧倒的に
    女性だとか女子高生だとかのイメージが強いので
    大人の男性を描くこともあるんだなあなんて思いました。


    本当にこんな感情を抱いてるのかは
    わかりませんが、
    アーティストとして
    ありえなくないだろうなあ、という
    感情を上手に描いています。

    やめたくてもやめられない、
    止めたくても止められない、

    自信も不安もめっちゃくちゃになる生活を送っている
    10組を描いています。

  • ヒットチャートにランクインした10組のアーティストそれぞれの短編集。
    横軸はすべて繋がってい
    ます。

    音楽に限らず、創作を仕事にするのは大変なんだろうなぁ〜と思いながら読みました。

    2012 7/13

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カウントダウンノベルズの作品紹介

圧倒的な力で、音楽シーンを駆け上がっていく人間がいる。限界が見えて、少しずつ忘れ去られる人間がいる。いつまでも同じ風は吹かない。だからトップもベテランも新人も、つねに悩み、走り続ける。頂点と奈落が隣り合わせのシビアな世界で生きる、10組の青春群像。

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