宵山万華鏡

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著者 : 森見登美彦
  • 集英社 (2009年7月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713039

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宵山万華鏡の感想・レビュー・書評

  • 森見ワールド!馬鹿馬鹿しくて不思議でちょっとこわい夢の世界

  • 2017.5.10読了 50冊目

  • ジャケ買いならぬ装丁買い。

    森見ワールドを期待するも、なんだかちょっと予想外だった。森見さんのシュールな世界観がすきなのに…なんか普通。

    内容はこのままで、もっと文章で世界をつくってほしかった……。

  • 祇園祭の宵山の不思議なお話。

  • 連作の短編集で最後まで読むと最初の一話ももう一度読み返したくなるそんな造りになっていた。
    こういう仕掛けはすきなのだが森見さんの作品にしては最初読みづらかった。
    最初から引き込まれることが多いので読み止まらなくなるまでに時間が掛かった。
    のってくると一気にすすんだけれども。
    夢と現がものすごく曖昧で森見ファンタジーの世界にどっぴりと浸れるそんなお話でした。
    そして金魚や万華鏡や招き猫など和なアイテムが満載で森見ワールドを彩っていてとても好ましかったです。

  • 読解力のない私には、物語の真相たるものがイマイチつかめませんでした;
    いやもしかするとそんなものないのかもしれない?
    森見さんワールドを完全に楽しめるように、また再読します!

  • この、ちょっと寂しいような不思議な感じが、京都の夏だなーとおもう

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:913.6||M
    資料ID:50900489

  • 最高!!これぞ森見ワールド。
    赤い浴衣の女の子たちに手を引かれて、私も宵山がみせる異世界に迷い込んだみたいな気分。
    金魚、赤い浴衣、風船、山鉾、鯉…紺色と桃色が混じり合う時間。

    失踪した女の子はホンモノの宵山様になったのかなぁ。
    バレエ姉妹の姉の方が会ったのはその女の子では???
    でも結局あれは何だったのか…って考えるよりも、この浮遊感のなかを漂っていたい!

    というか、この世界観を活字で表現できるのが本当にスゴイ。
    表紙の装丁も素晴らしい。
    あと、平成狸合戦ぽんぽこのあのシーンと被る。(笑)
    京都に、祇園祭に、行ってみたくなった。

  • 不思議な読後感
    カラフルで幻想的で、まさしく森見ワールド!

  • 「きつねのはなし」のうすら寒さを覚えるホラーチックティストの宵山様を巡る闇の部分と著者お得意の無駄なことに全力を、無駄のことにも情熱を、これこそ青春と言わずとして何という滾る阿呆どもが練り歩くティストの明の部分が妙味一体となって宵山を舞台に展開する物語は宵山万華鏡の名の通りにコロコロとその様を変え、惑わし、ふっと気付いたらどっぷりとその幻想的リアリズムに誘われ浸かっていた。祭りの喧騒に胸躍る高揚感と終わり後のうら寂しい寂寥感残る読み心地、読後感であった。6年も積んでいたのか(愕然)

  • なんだか初めて宵山を見てみたくなりました。
    幻想的風景は作れるのだ!という驚き。

  • 京都っていいな

  • 初・森見登美彦。
    宵山の日を舞台に
    いろんな人の色んな瞬間が交差する。

    この一冊を読んでから祇園祭行きたかったなぁ。行くのが少し怖くなりそうだけど(笑)

  • 祇園祭の宵山様は、変幻自在で神出鬼没♪ 目くるめく森見ワンダーランドで、頭の天窓が開きました。
    ストーリーがあちこちでリンクするのが楽しい。再読したら新発見があるかも。
    「宵山金魚」から「宵山劇場」への流れが好き。被害、じゃなくて、もてなしを受けた藤田君、仕掛人の乙川さん、小長井、丸尾、高藪さん、岬先生、山田川、みんないい味出してた。
    あんなにお茶目だった乙川さんが、「宵山迷宮」では怪人物に…。一体何者?

  • 短編集ですが、全部を通して万華鏡でした。いろんな登場人物が繋がって、以前出てきた人が別の短編で主役になったりして、くるくる回して見るとまったく別の模様が浮かび上がる。そんなお話。幻想的で妖しくて少しだけ怖くもあって、この雰囲気は好みでした。宵山金魚のドタバタに宵山劇場で種明かし。宵山回廊と迷宮の薄暗い雰囲気にドキドキし、姉妹と万華鏡で円環を成す感じでしょうか。ラストまでいくと最初に戻りたくなります。まるで、祭りの中に引きずりこまれてしまうような……。

  • 人気作家・森見登美彦の京都・祇園祭をテーマにした連作短編集。森見といえば京都大学とその近辺を舞台にした「四畳半」シリーズが有名だが、こちらは祇園界隈の話である。文体も「四畳半」シリーズのように回りくどくなく、ふつうの語り口だ。その意味で偏奇を好む森見読者には文体は物足りないかもしれない。
    全6篇からなる連作短編は、宵山や金魚や赤い浴衣の少女などの幻想的なキーワードで繋がっている。州崎のバレエ教室に通う姉妹がはじまりとおわりの物語に位置しているので、おそらくこの姉妹が森見の描きたかった中心の物語である。
    祭りの非日常性とそこにあるホラーにも通じる闇の入口がよく描かれている。「路地裏の非日常」というのはマンガ家高橋留美子などが得意とするところだが、森見登美彦の本作もどこか共通した味わいがある。いつもと違う路地を曲がったために日常に戻ってこれなくなる、そんなお話は、日本ならではの闇の話だ。
    しかし森見登美彦の場合はホラーというよりはファンタジーとして印象のが強い。ホラーとして描かれた連作「きつねのはなし」でさえもそうである。

  • 京都の祇園祭宵山で起きる摩訶不思議な出来事の数々。

    バレエお稽古の帰りに寄り道した宵山ではぐれてしまった姉妹。
    同級生の乙川にまんまと騙された偽宵山作戦。
    偽宵山作戦に駆り出された人たちの奮闘。
    かつて宵山で姿を消してしまった従姉妹と叔父の行く末。
    繰り返す日々に悩まされるときに乙川に差し出した物によって助かった画廊。

    赤い浴衣を身にまとって、ひしめき合う人たちの合間を泳ぐようにすり抜けていく女の子たち。
    ふてぶてしい顔をした妖怪じみた超金魚。

    現実のなかに入りまじった奇怪なものたちの世界。

    どこからが現実でどこまでが異世界なのか、境界線が曖昧になりつつも、祭りの喧騒を感じて魅力的だった。)^o^(

  • 宵山に行きたい。幻想的でしんみり

  • 祇園宵山祭を舞台とした連作短編集です。
    とにかく構成がすばらしい!
    物語は2話づつが対をなしていて、だけどその1話1話雰囲気を変えていて、力いっぱいバカバカしいものや、宵山祭をトワイライトゾーンのような雰囲気にしたものなどが混在し、まさに万華鏡。
    すべての物語に登場する宵山の路地をひらひらと飛び回る赤い浴衣を着た女の子たちがなんとも不気味で、異次元の世界に迷い込んだような錯覚を起こします。

    私自身お祭りの他、道に迷った時など現実にこういう錯覚を起こすことってあるので、そういう世界観が活字で読めるなんて!すごいです。

  • くるくると移り変わって行く美しい景色。その中からちらちらと顔を出す怖ろしさ。
    京都のイメージがぎゅっと濃縮されて詰め込まれてる。

  • 「寄り道をしてはいけませんよ」先生の言いつけを聞かず宵山にくりだした姉妹の不思議な体験、「宵山様にお灸をすえられる!」高校時代の友人の壮大な仕掛けで散々な目に合う男の話など、宵山に繰り広げられるそれぞれの物語。


    露店がひしめく通りを沢山の人が行きかう。提灯、山鉾、金魚・・・赤い浴衣の女の子たち。
    各話は同じ場所ながら、時にすれ違いながらも違う顔を見せる。一夜の話であるはずなのにこれを読んでいると、あたかも宵山が永遠に続いているような、まさに万華鏡を覗いている気分になってくる。
    他作品の登場人物も出てきたりするのも楽しみの一つ。
    『超金魚』見てみたいな。

  • 繰り返す宵山、壮大な騙し、赤い浴衣の女の子…鮮やかで妖しい色彩の世界が浮かび上がってくる。少しホラーで、怖いおとぎ話のような本でした。

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