- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087713527
作品紹介・あらすじ
召使が推理、貴族が解決、本格愛好家へ贈る、ディテクティブ・ミステリーの傑作。
感想・レビュー・書評
-
2020/10/21読了
#このミス作品51冊目
全て使用人にお任せの
捜査も推理もしない貴族探偵。
オムニバス作品。
設定は面白いけど
ミステリ慣れしている人には
謎解き部分は物足りない感がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
探偵と名乗りながら自ら推理はせず、優秀な使用人が事件を解決する。今まで読んだことのないパターンの探偵で、おもしろかった。特に「こうもり」には驚かされた。びっくりして、もう一度読み返した。
-
「君のごとき横暴な官憲に、我が国の治安を任せておけない。君の上司に早速対処してもらう」
すでに台詞が、あの鼻声の相葉くんの声で頭に響いてしまうー。
とある山荘で、東北地方の郊外の街で、北陸の山間の老舗旅館で、富士山の見える別荘で、奈良の邸宅で。
ふらりと使用人と共に現れる貴族探偵。
皇室御用達常盤洋服店の高級服を纏い、豊かな口髭に余裕のある態度。探偵と言う割には事件より女性に熱心。
ドラマを先に見てしまったので、淡々と進む短編に少々物足りなさも感じてしまう。
それでもちょっとした仕掛けとか面白かった。
次も読んでみようかな。 -
何も捜査しないし、メインの謎解きもしない、全く新しい探偵もの。謎解きはディナーの後、に近くならないように気をつけている感じがする。この作者の他の作品に比べて読みやすくて、面白かった。
-
謎解きはディナーの後で、は本で出た時期は貴族探偵と似てるけど、雑誌掲載は2001年×2、2007、08、09一本ずつなので多分関係ないかと。謎解きはディナーの後で、は本で出た時期は貴族探偵と似てるけど、雑誌掲載は2001年×2、2007、08、09一本ずつなので多分関係ないかと。2018/03/12
-
2018/03/12
-
-
雑用は使用人の仕事。
トリック読み返すためにページを戻すなんて久しぶりにしました。
とっても面白かったです。 -
奇妙な探偵、奇妙な事件。
血なまぐさいのに、やけに現実感がない。
取り敢えず紅茶が飲みたくなります。 -
17年4月から嵐の相葉君の主演でドラマ化とのことで読んでみたが、意外に面白かった。本当に貴族探偵やわ。なかなか相葉君が似合いそうな探偵。しかし、話自体は結構本格派で、しっかりしてる。文章も読みやすい。
-
予想以上に探偵が仕事をしていませんでした(笑)
奇抜なキャラクターに目が行ってしまいがちですが、
トリックはしっかりしていて、きちんと推理小説として成り立っています。
中でも「こうもり」は秀逸だと思います。すっかり騙されました。