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抱擁、あるいはライスには塩を についての感想・レビュー・書評


抱擁、あるいはライスには塩を
1290人が登録 ★4.09

著者: 江國香織 
本 / 集英社 / 600ページ / 2010年11月05日発売
ISBN/EAN: 9784087713664
rank5 (157)
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評価平均: 4.09
登録数: 1290
レビュー数: 220
価格: ¥ 1,785 (参考価格:¥ 1,785)

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みんなの感想・レビュー・書評

ブチさんのレビュー 5 読み終わった

ひさしぶりに、楽しい本の世界にひたることができた。
読み終わったあとは、江國さんらしい良い余韻が残る。
実家から、自分のうちに帰るときのあの切なさに似た。

古書。さんのレビュー 3 読み終わった

江國さんの書く男性はなんだかはかない。
女性は勇敢。

mirutanさんのレビュー 4 読み終わった

風変わりな柳島家のひとびとを描く長編小説。 イギリスで出会った遊学中の日本人の坊ちゃんと、亡命ロシア人女性の間に生まれた三人きょうだい。 次女は半年で離婚した出戻り、末っ子長男は典型的な放蕩息子の自由人。 長女とその婿は4人の子供を育てているが、一番上の女の子は父親が、末っ子の次男は母親が違う。 古い大きなお屋敷に両親と姉兄弟、祖父母に叔父叔母の10人で暮らしている陸子が最初... 続きを読む »

matsuchekiさんのレビュー 3 読み終わった

古い洋館に住む、少し風変わりでお金持ちの家族3代にわたるお話。
家族と家族にまつわる人々が丁寧に書かれ、とても誠実で素敵で心が落ち着く話でした。昨年出版されたときにあちこちのレビューに高評価がでていたのでずっと読みたかった本です。でも読後感はさっぱりし過ぎ。
目次を開けた時に時間軸が行ったり来たりなことに既視感がありました。既視感の原因は桜庭一樹の「私の男」。こちらの本も本棚に並べましょう。

asahappyさんのレビュー 4 読み終わった

最初は、話の中に入るのに戸惑ったけど
だんだん、家族の形が見えてきて
章がかわる度に、これは誰のお話??とわくわくしながら読めました。
パズルのように、ひとつひとつのピースが
組み合わさり、形が見えてくる、ちょっと切ない
でもとても素敵な家族のお話です。

kayo0921さんのレビュー 2 読み終わった

2012.4.16読了。
図書館で借りる。

中々ペースに乗れず、もう止めよう、と思うのだけど、止められない。何だかんだと最後まで読んでしまった。
そこがこの本の魅力か。
「普通じゃない家族」の話だけど、でも「普通の家族」ってどんな家族だ?と考えながら読んだ。

じゅびりーさんのレビュー 4 読み終わった

ひさしぶりの600ページ越え!おもしろかった。うつくしく奔放な時代があったのだ。桐叔父がしんでしまうところはぐっとくる。光一のモノローグがなかったのと、最後が尻切れ蜻蛉だったのは残念だったけれど、なかなかの読み応え。

ニコさんのレビュー 2 読み終わった

すこし読んで、物語が、あまり好みではなかったので、最初と最後だけ読んだ

fuminさんのレビュー 4 読み終わった

登場人物それぞれの視点で描かれる普通ではないことの積み重ねが、読み進むにつれていったい普通とは何だろうという疑問さえ生じさせる、一言でいうと切ない物語でした。

ARIさんのレビュー 5 読み終わった

普通とは違った家族の長い歴史を書いている。
それぞれの目線で、それぞれの時代を切り取ってひとつの
長いお話になっている。

変わった価値観で育った子どもは幸福なのか、不幸なのか。
世間に出ていく時にどう折り合いをつけるのか。
江國ワールド全開という感じで、一気に読めました。

kasumi-souさんのレビュー 読み終わった

少し風変わりな家族3代による壮大な物語。優しく静かに切なくお話は進んでいくけど、終わり20頁で残酷さが増したと思う。江國さんの雰囲気満載の作品でした。装丁が素敵です。

ケイコさんのレビュー 5 読み終わった

普通って何だろう?そんなことを考えさせられる作品でした。
【登場人物】陸子 柳島家の次女、望 姉、光一 兄、卯月 弟、豊彦 父、菊乃 母、百合 叔母、桐之輔 伯父、竹次郎 祖父、絹 祖母(ロシア人)
子どもたちを学校へ通わせるつもりのない一家。異邦人のいる一家。ものすごく豪勢なお屋敷。
それらが彼等を一時的に辛くするが、基本的に揺るがない彼等。
それぞれの視点である時代の家族や本人のあり方、考え方が描かれている。
これという結論を導き出すとかそういうのではなく、この混沌として彼等なりの規律のある暮らし、独立していく過程など楽しめる要素満載。
相変わらずバブリーな人たちの話についていけなくなるときがあるが、それとは別に読み応えのある小説でした。

aquamamaさんのレビュー 5 読み終わった

時代と登場人物の視点を通して描かれたある家族の物語。
登場人物が多いし、時代を追いかけるので、読むのにちょっと苦労したが、最後まで飽きずに読めました。絵國香織さんの文章独特の自然や物の描写とか、やっぱり好きです。

shinboshiさんのレビュー 3 読み終わった

私の価値観では「普通」ではない家族の日々を、ひたすらに淡々とそれぞれの視点から書いたおはなし。
600ページほどの長いおはなしではあるけれど、不思議と途中で飽きることなく読み終えました。
絹おばあちゃんのところがなんだか切なかった。


「普通」って何だろう、と思いました。
私にとっては普通のことも、それが普通ではない、と思う人だってもちろんいるわけで、このお話の家族は私にとっては普通ではないけれど、もし実在していたら彼らにとってそれは普通で。

何が「普通」なのか、という価値観を共有できる人に出会えることが幸せなことなんじゃないかな。

mryr.aさんのレビュー

分厚いので大変だとは思ったけど、
途中でやめようとは思わなかった。
江國さんのかく文章はやっぱり好き。

桐叔父がとても好き。

あと絹さん。

章が変わるたびに誰の目線かを探りながら
読むのが楽しかった。

装丁もとても好み。

じゅんさんのレビュー 2 読み終わった

江國香織作品は物語の中に入り易いのですが、これは物語の中に入れず傍観者としてしか読めず読了するのに骨が折れた。

momoさんのレビュー 2 読み終わった

私の家族にもあります。家族の中でしか通じない合い言葉のようなもの、共通の言い回し、自分たちで作った言葉など。
しかし。登場人物の誰一人として好きになれない。いや、寿司屋のおじさんは身近に感じたかな。人を傷つけておいて、平気な顔して生きている人がいて、いやだった。

aroma-roaさんのレビュー 5

面白くて一気に読んだ。
江國さんのふくよかな日本語は本当に読んでいて心地よい。
特に温度、湿度、匂いの描写が大好きだ。
菊乃、百合、桐乃輔の世代がとても情熱的だと思っていたが
最後あたりで明かされるその母である絹と父の情熱は
上をいっていた。
四人の子供達は現代という時代と、そだった家庭との溝が
あまりにも大きくて少しだけ何かを吸い取られた印象を受けた。
もし短い期間でも小学校に通わされなかったら、三人の人生は
また違ったのかなとも思った。

kikubksさんのレビュー 4 読み終わった

学校には行かせないで自宅で教育する親、育ての親と産みの親が違うが違うのが当たり前だと思っていた子供といった、ちょっと変わった家族をそれぞれの視点で描いたお話。

一見、仲睦まじいし、うまくいっているようには見えるんだけど、それぞれ心の中で思っていることは少しずつ違っている。家族といえども、実際のところは他人だし、他人のことはすべてわかるわけじゃないんだよと、感じた。

demitakaさんのレビュー 4

3世代の話が、時代をいったりきたりするので、頭の中で家系図を連想しながら読まないと混乱するけど、なんだかそれも楽しい作業でした。

柴犬ミミさんのレビュー 4 読み終わった

子供を学校に通わせないで家庭教師をつけて育てている超お金持ちの3世代にまたがる物語。
なかなか分厚い本で読みごたえがあります。なかなか家族関係が複雑ではありますが、家族を思いやるそれぞれの気持ちも良いです。
最後の方でお祖母さんの回想が出てくるのですが、ビックリです。

なぎさんのレビュー 5 読み終わった

 1982年秋、「お父さまがお話があるから」と突然、母に呼ばれた兄光一と私、そして弟の卯月。姉を除く3人の子どもたちを前に、父が告げたのはひとつの提案。「学校に通うのはどうかな。」と。  幼い頃から父と母の教育方針で、学校に通わず、家庭教師に厳しく勉強させられていた私たち。家できちんと勉強して、大学へ行く。それは、母や叔父、叔母の頃から柳島家では当然のことだったのだが。  家族に励まされ、光一... 続きを読む »

a-featherさんのレビュー 4 読み終わった

ある家庭の三代に渡る物語が、時を前後しながら、語り手を変えながら進んでいく。

子供たちは学校に行かせないで家庭教師を付ける、子供たちの中には母親が違う子も父親が違う子もいる、等不思議な家庭環境の下で繰り広げられる少し昔の物語。

物語の時系列がバラバラなので、確認しつつ読まないと混乱するが、巧みな情景・心理描写によって物語に引き込まれた。

そんな家庭環境でも「愛」はあり、子供たちはそれぞれの幸せを手に入れられて良かったと思った。

きちせさんのレビュー 3 読み終わった

いいかたはちょっと悪いような気がするけれど、ある家族のいまや過去をこれでもか!と見せ付けられたような気がする。ああお腹いっぱいですごちそうさまです、そんな気分になった。おいしいんだけど、ちょっと胃がもたれるなーっていう感覚。ちょっと古めかしい、独特の香りがして。個人的には嫌いではないのだけれど。 時が経つにつれて、あたりまえだけれど人間もその周りの環境だって変化していく。その変化はひとそれぞれで... 続きを読む »

an-danteさんのレビュー 4 読み終わった

けっこうな厚さなのにそれを感じさせない本だった。
時代も語り手も章ごとに変わる書き方は好き嫌いが分かれるところかもしれない。


全220レビュー中 1 - 25件を表示
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