祭り囃子がきこえる

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 84
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713695

作品紹介・あらすじ

ヤッテマレ、ジョヤサノ、アソンレンセ…、祭り囃子が呼び覚ます優しい記憶の物語。涙と感動の8篇。

感想・レビュー・書評

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  • 連休用の図書館本。
    読んだことのない作家さん。

    大きなお祭りを軸にした短編集。
    他の著書は青春ものが多いようだけど、これは大人が主人公の話がほとんど。

    さっぱりとしていて短時間で読めた。
    他の著書は読まないかな…

  • 意外に古い本だった。
    不思議だけど昔の本は文が濃い。
    こういう感覚の本は久しぶり。

  • 地元の祭りもテーマになっていた。
    これを読んでずっと行ってないその祭りに行きたくなる。

  • 祭りという非日常に切り取られた幻のような思い出。
    とてもじんわりくるお話でした。

  • お祭りに、旅に出たくなるおはなし。おわら風の盆と蛍能いってみたいな。

  • 日本各地のお祭りが舞台の短編8つ。
    お祭りの掛け声に背中を押され駆け落ちした話を聞きながら、余命わずかの母を祭りに連れていく息子。
    20年間ずっと一年に一度の祭りの夜に逢瀬を重ねる男女。
    自殺したと思っていた昔の恋人と地方の祭りで偶然再会する。などなど。

  • 祭りが関わってくる短編集。
    初恋の話等良かった

  •  祭りにまつわる思い出と再会の話が綴られた8篇。
     祭りの掛け声がきこえると、辺りの空気も違ってくるような気がします。ドキドキ、ウキウキとしたあの雰囲気は、このストーリーの様な奇跡?と思えるようなことがあってもおかしくないと思えてきたりする。
     祭りに関する思い出が 何か無かったかしらって記憶をたどっていました。

  • ヤッテマレ、ヤッテマレ
    ちょいとウルッときますよ。

    短い津軽の夏は熱く、切なく。

  • やはりこの作者の作品は素晴らしい。短編集だが、何れも読み応えがあり、特に冒頭と巻末は俊逸。また泣かせる本に出逢えた。

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著者プロフィール

小説家

「2014年 『ライバル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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