おしまいのデート

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著者 : 瀬尾まいこ
  • 集英社 (2011年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713893

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おしまいのデートの感想・レビュー・書評

  • 食べることが
    生きることの基本だと言い続けてきた瀬尾さん。

    彼女の小説は
    自分にとって
    「卵かけご飯」のようなものです。


    シンプルなんだけど
    何度でも
    また食べたくなる。

    ホッとひと息つける
    素朴なあたたかさを
    読むたびに味わえる作家の一人です。


    そしてこの短編集でまず惹かれたのは、
    卵かけご飯ならぬ
    玉子丼を扱った
    「ランクアップ丼」という話。


    半熟の玉子がつやつやした
    とろりと甘辛い旨味の玉子丼。


    初老の教師である上じいと
    母子家庭で育った
    ちょっと不良な高校生、三好くんとの
    玉子丼が繋ぐ
    ぎこちなくもあったかい会話が
    ホンマいい具合なのです。


    世代も環境も立場も
    すべて越えて
    玉子丼で繋がる固い絆。

    自分はそんないい先生とは巡り会えなかったけど、
    上じいのような職場の上司に
    何度も救われたことを思い出して
    自然と目頭が熱くなりました(>_<)



    他にも
    女子中学生とじいちゃんとの
    月イチのデート、

    高校生の少年同士の
    奇妙な初デート、

    捨て犬をシェアする
    少年とOLの
    夕闇のデート、

    新米保育士と園児の父親との
    デートまでの道のりなどなど、

    タイトル通り
    様々なデートの模様が収められた本作。


    デートに欠かせない
    ワクワク感と共に
    食事描写も楽しいのです。


    デートの計画を立てるのに欠かせない
    ソフトクリーム。


    切なくしょっぱい
    涙味の天丼。


    寒空の下、
    公園のベンチで食べる
    手作りのおにぎり。


    草むらの上で食べる酢豚とビスコと
    甘ったるいコーラ。


    ほら、
    好きな人と食べる食事の
    なんとも幸せな空気感が
    少しは伝わってきたでしょ?(笑)



    ファーストフードも
    コンビニ弁当も
    家族の食卓も
    食事は食事。


    だけど食事は
    作った人がそばにいて、
    目の前に同じものを食べてる人がいるだけで
    味が格段に違って思える。


    自分を育て
    自分を救ってくれるのは
    毎日の食事であり、

    好きな誰かと過ごす
    何気ないひとときであることを
    この小説は無意識に教えてくれる。


    恋も愛も年齢も性別もすべて越えた
    人と人との逢瀬を描きながら、

    あくまで人の心にフォーカスを当てた
    優しい作りに感動する、
    あったまるこな一冊です(^O^)

  • 風変わりなデートをめぐる短編が5本入っています。
    さらりと読めて切ない後味。

    「おしまいのデート」
    月に一度、祖父と会うことになっている中学生の女の子。
    両親の離婚後に最初は父と会っていたのだが、父が再婚した後は、祖父が来るようになったのだ。
    それも事情が変わることに‥

    好評の「ランクアップ丼」は、高校生のときにケンカした後に声をかけてくれた教師の「上じい」と、一緒に玉子丼を食べる習慣になっていた男子。
    大人になり、天丼にランクアップしようと思っていたとき‥

    ただの同級生の男子から突然誘いを受けて戸惑う男子。
    深読みして内心焦ったりしつつ、一緒に遊ぶのは予想よりも楽しかった。
    大量のおにぎりを作って持って来たのは、お礼だという。
    妙に意識したところから、意外な友情が芽生えた。
    ところが‥?

    公園で見つけた犬を一緒に飼うことになる「ドッグシェア」
    バツイチ30代のOLが、生意気な男の子と知り合う。
    犬の飼い方など知らない様子で、中華料理などを置いていく男の子だったが‥

    「デートまでの道のり」
    園児と教諭の話。
    じつは園児の父と交際を始めているのだが、それを切り出すまでには男の子のことをよくわかるようになってからと慎重になっている。
    5歳の子供のほうは、子供なりにお見通し?

    人と人とのふれあいがほのかで、あたたかく、とぼけていて、ちょっと笑えて、じんわり来ます。

  • あっさり小1時間ほどで読めてしまった。
    いろんな形の出会いと別れを描いた短編が5つ、
    どれも心が温まるような瀬尾さんらしいやさしい余韻がありました。

    「おしまいのデート」も「ランクアップ丼」も、おじいちゃんがかっこいい。
    かっこいいじいちゃんってのはいいね。
    表紙の天丼が泣ける。

    広田くんと宝田くんの「ファーストラブ」がいちばん好きかなー。
    男の子ってかわいいよね。

    「ドッグシェア」と「デートまでの道のり」も、何気ない機微があたたかい。

    どの話も、ハッピーじゃないハッピーエンドがなんかいいなと思った。

  • 短編ですが、どのお話しも結局『あぁ、なるほど。だからおしまいのデートなのね』と納得してしまいました。
    題名からすると、それぞれのお話が男女の恋愛なのかと思っていたら、期待は見事に裏切られてしまいました。
    人と人のつながりについて、一話一話話の内容は違うのにしっかりと深く受け止めることができました。

  • 5編の短編集。
    デートと一口にいってもその組み合わせは色々で。
    ちょっとせつない「ランクアップ丼」
    ちょっとした(?)勘違いでドキドキさせる「ファーストラブ」
    未来の家族の姿が想像できて微笑ましい「デートまでの道のり」等々。
    瀬尾さんも好きな作家さんのひとり。
    瀬尾さんの本は、ほんわか優しい気持ちになれるのがうれしい。

  • 瀬尾さんの作品は、人との関係を、食で取り結ぶことが多いけれど、この本の短編にも人と人とをつなぐ食事が出てくる。
    満腹になると、幸せ中枢が刺激されるっていうけれど、誰かと美味しいものを食べればそれだけで、けっこう単純に幸せになれちゃうもんやねんなぁと改めて思った。

    5編の中で、とりわけ印象的だったのが『ランクアップ丼』。

    なんちゃって不良で、学校さぼったり喧嘩をしたり、悪さをするたびに
    「まあ、三好。玉子丼でも食って、腹膨らまそうか」
    と誘ってくる上田先生、通称上じい。
    とろりとした玉子、玉子と甘いだしが絡んだふっくらしたご飯…。
    お腹をすかせてイライラしている生徒に、甘辛くてつやつやとした、あつあつの玉子丼を。
    玉子とねぎだけのシンプルな料理だけれど、これ以上の贅沢はない。

    卒業後は、給料日のたびに上じいに玉子丼をご馳走するようになった三好くん。
    「俺が結婚しても、子どもが生まれても、みんなにホモやって言われても、借りや貸しやとか面倒なこと言わんと、こうやって一緒に玉子丼食おうな」
    なんて、こっぱずかしいことを言い、上じいは素直に頷く。
    あと1回、ランクアップした天丼をご馳走すれば、全部借りは返すことになっていて、上じいが言うであろう言葉を思い浮かべながらうきうきして出向いていく。
    でもそこに上じいはやって来なくて…。

    幸福な食卓での衝撃が忘れられず、多少身構えながら読み始め、読みながら「あぁこれはヤバイかもしれない」とまで思っていたのに、、、

    わぁぁん、上じいいいいー!!

    となってしまいました。
    上じいのとぼけた応答が好きで、三好くんとずっと玉子丼食べていてほしかった。

    そのほかのお話もそれぞれに温かくて、寒い冬の日に、ほっこりとした気持ちにさせてもらった。

  • 5つのデートに関する短編集。
    デートといっても恋愛要素があるわけではなく 人と人との繋がりが書かれていて、どのお話もほっこりしてて温かい。
    「おしまいのデート」って題名をみると、どんな終わり方を書いてるのかな~悲しい終わり方かな?と想像したけど、そうではなく「おしまいのデート」の後には 必ず始まりに続いていて さらに温かい気持ちにさせてくれます。瀬尾さんだ~!!って感じの作品でした。

  • 今日でこんな風に会うのは最後だ。

    そんな書き出しで始まったら
    誰もが恋の終わりを連想しそうなものだけれど、
    なんとこの「おしまいのデート」のお相手は、おじいちゃん!

    しかも、その種明かしは、ドキドキしながらページを捲った
    2ページめの1行目で明かされるという周到さ!
    もう、冒頭から瀬尾さんらしいお茶目な仕掛けに
    「ヤラレタ!」と呟きながらも、うれしさがこみ上げてしまう。

    離婚した母の再婚を機に、月1度のおじいちゃんとのデートに
    終止符を打つことになる彗子には
    新しく弟になる実の小さな小さな傘のお迎えがあり、

    孤食の極みとも言える状態を、店で一番安いメニューの
    玉子丼を並んで食べることで救ってくれた恩師、上じいとの
    予期せぬ別れに呆然とする三好には
    「決死の玉子丼」のために薬を飲んでいた上じいとの思い出と
    不承不承ながらもデートより上じいとの玉子丼を優先する
    困った彼氏を、ちゃんと送り出してくれる彼女が待っていて、

    小さな誤解からとはいえ、たいして親しくもないクラスメートと
    最初で最後の、男同士の奇妙なデートをすることになった広田には
    「好きとか嫌いとか関係なく胸は動く」と思えた冬の1日と
    「でもさ、また風呂は行こうよ」という柔らかな約束が残り、

    公園に捨てられたおばあちゃん犬ポチリンを
    奇しくも一緒に世話することになったOL久永には
    ポチリンを見送った後にも、
    「また、何かシェアしよう」と屈託なく語りかける内村君との
    恋人でもなく友達とも言えない、ほんわかした繋がりが生まれて。。。

    4つの「おしまいのデート」の結末は
    行き止まりや切り立った崖のような場所ではなくて
    必ずその先にやさしく明るい風景が透けて見えている。

    そして、最後の物語が、「おしまいのデート」ではなく
    子持ちの彼と、その息子カンちゃんとの
    3人での楽しいデートを目指してがんばる祥子先生を描いた
    「デートまでの道のり」。

    「おしまい」と名付けておいて、始まりを描いてしまう、
    瀬尾さんに最初から最後まで
    「やられっぱなし♪」の素敵な本でした。

  •  さすが。この爽やかさはすばらしい。心が軽くなる。
    久しぶりに瀬尾さんの本を読んで、「やっぱり本を読むときは、心の状態や体調も影響するなあ」と思った。
    エンターテイメント性抜群の作品はドキドキハラハラして、どんどん読みたくなるけれど
    疲れているときなど心が重くなってくることがある。

     久しぶりにすごく心に響いた一冊。
    (2011年3月27日)

  • おじいちゃんと孫の「おしまいのデート」、男子高校生ふたりの「ファースト・ラブ」、上じいと元教え子の「ランクアップ丼」、バツイチ三十路女性と若い男の子の「ドッグ・シェア」、保育園の先生と園児の男の子の「デートまでの道のり」。
    どれも瀬尾さんらしくほわほわとあたたかいお話でした。犬にビスコはあかん気もしますが…

    「ランクアップ丼」のエセ不良くんが好きー。玉子の優しい味がお話に合っていてさすが卵マイスター(「卵の緒」から。勝手に命名)の瀬尾さん。

    「ファースト・ラブ」のふたりの歩み寄り方も器用なんだか不器用なんだか分からなくて好き。男の子って可愛いなー。

  • やさしくてかなしくてあたたかくてしあわせで、あぁ、瀬尾まいこだなぁ。最初から最後までじーんとしてしまった。特に『ランクアップ丼』がよかったなぁ。上じいの笑う顔を想像して満たされた気分になりました。『デートまでの道のり』の祥子先生はあまり好きになれないけどカンちゃんがかわいくてきゅんとしたなぁ。

  • おしまいのデート、最後の晩餐にまつわる短編集。
    それぞれ短いけれど、優しくてあたたかい話ばかり。ランクアップ丼はちょっと泣いた。卵丼食べたーい!!

  • デートにまつわる短編集。
    どのお話も、とても良かったです。
    おいしそうなものがたくさんでてくるところも好き。
    笑えて、泣けて、読んだ後はほっこりしました。
    とても好きな作品です。

  • タイトルの通り「最後のデート」をする二人を描いた5編。
    デートと言っても、純粋に恋人同士のデートは皆無で、お祖父ちゃんと孫、元教師と生徒、男同士の友達、偶然会っただけの男女、幼稚園の先生と男の子がそれぞれの主役です。

    一番良かったのが3番目に入っていた「ファーストラブ」。
    高校生の男の子同士のデートの話なんですが、なんというかちょっといろいろな意味でジーンと来たりドキドキしたりしました(タイトルも何故こうなったw)。
    転校してしまう宝田と、主人公広田が別れをするラストシーンはとても切ないのに、何だか微笑ましい、そんな感じです。

    この本の表紙になっている天丼はおそらく「ランクアップ丼」だと思いますが、こちらもとてもいい話でした。
    私も中学時代、いろいろなことがあってうまく他の人が信じられないという時期がありましたが、その頃に出会った先生のおかげで今もこうして、人の道を外れずに生きていられます(笑)。
    この話の中に出てきた先生も、主人公にとってはそう言う、人生の師みたいな存在だったのではないかな。
    こういう先生に会えたことは、私の人生の中でもとてもラッキーなことだと思う。

    この本の前に「天国はまだ遠く」を読み、すっかり瀬尾さんファンになりました。
    他のも読んでみます。

  • 恋人・夫婦という関係だけでなく様々なつながりを持つもの同士のデートだってあるという作品。
    特に「ランクアップ丼」と「ファーストラブ」が良い作品だと感じた。
    「ランクアップ丼」では、教え子と教師という垣根を越えた、教師と生徒という関係よりか、教師が自分の父親的な目線で見ていたなあと感じた。ただ、叱るだけでなく、温かく見守っていると感じた。
    最後に教師が亡くなり、教師の娘と教え子が天丼を食べている姿が微笑ましかった。
    「ファーストラブ」では、仲良くなかった二人が、弁当を作り、お風呂に入ったりして二人の距離を縮めつつあった。宝田の転校によって、仲良くしたのに、あっという間に別れてしまうという寂しさ、きっともっと仲良くしたかった、遊びたいと思ったのになんでと広田は思ったのだろう。遠く離れたってお前のことは忘れないというのが心に響いた。きっと、宝田はこの一言を忘れずに新しい学校でも頑張ってくれるではないか、広田のことをいい友達ができてよかったと思ってくれるだろう。

  • 瀬尾さんの本の中で一番好きかも
    個人的には、ランクアップ丼がお気に入り。

    他人との触れあいを、デートと表してわたしを優しい気持ちにさせてくれる。

    どんな時間も、とても大切な時間
    ハートマークがつかなくっても
    涙を流す時がきても、

    戻ることができない、ひとつのデートなのだ。

  • 瀬尾ワールド全開な一冊。
    大切な人との大切な時間。ずっと続いて欲しいと願っているのに、なんとも簡単におしまいはやってくる。そして、終わってしまって初めて気づく、その人の存在の大きさに。
    好きなのは「ランクアップ丼」と「ファーストデート」。
    優しい気持ちさせられる本でした。

  • 男女のデートのお話ではないけれど、
    誰かと時間と場所を決めて待ち合わせて、
    「もうくるかな・・・」とドキドキしながら相手を待ち、
    一緒に過ごすひとときって、とってもわくわく、楽しい♪

    そして、終わりは次の始まり。
    すべてのお話が、素敵な未来を感じさせる余韻を
    残した結末で、どのお話も読後感◎です。

    それにしても、ソフトクリーム(私はミックス好きだけど)、
    頑固一徹の主人が作る味の変わらない玉子丼に天丼、
    手作りの豪華なお弁当、おいしそうな中華料理、
    ビスコ、メロン、ハンバーグに目玉焼き‥ 
    なんかそそられる食べ物がたくさん出てくるなあ。
    心に残る記憶って、美味しい料理とともに作られるのかな。

    思わずぐっときたのは『ランクアップ丼』。
    『デートまでの道のり』はほほえましいけど、
    子どもってやっぱりスルドイ。

    瀬尾まいこさん、ますます好きな作家さんになりました。

  • 広い意味での「おしまいのデート」をテーマに取り扱った短編集。どれもちょっとほろ苦く切ない風味を持たせつつ、基本はコミカルにさくさくと軽いテンポで楽しく読ませます。とりわけ「ランクアップ丼」の元生徒と元教師のほんわかとしたやりとりは、じわじわと泣けます。先が読めて見当がつくだけに、よけいに。この会話のニュアンスそのものも、軽ーくしてあるけれど、そのサジ加減が絶妙です。「ファーストラブ」も、いろんな意味でほほえましくておかしくて、良かったです。

  • こちらはもっと短いお話が5編。

    どれも「デート」なんだけど、
    どれも恋人同士では、ない(笑)

    親の離婚後、父親の面会の代わりに会う祖父と、孫。

    元教え子と、定年間近の恩師

    なぜか急にあまり話したことないクラスメイト(男)に「デートしよう」と言われた男の子。

    捨て犬を公園でシェアしてしまった30過ぎバツイチOLと、中華屋バイト学生。

    保育士と園児とその父親


    それぞれの目的、それぞれの出会い、それぞれの別れ。


    そうか・・・
    どのお話もカップルではないのに「デート」っていうククリにしているのは、

    相手が来るまでのドキドキと、
    「じゃぁね」っていうときの寂しさ・・が共通項になっているんだわ(今頃気が付いた)

  • 祖父と孫、恩師と教え子、男友達どうし。主人公たちは、なんらかの事情でその日、最後のデートをする。新しい道を進んでゆくために。特に好きなのは「ランクアップ丼」。荒れた生活をする生徒、三好を黙って食事に誘う上田先生。お説教などせずに、目を細め、彼の食べっぷりを見ながら、ただ彼のいいところを褒めるばかり。毎月続いた二人の玉子丼デート。いつしか立場は逆転し、そして突然の最後のデート。どれも優しく心にしみるおしまいのデート。しんとした元旦の午後、じんわりと癒され、そして恥ずかしいくらい泣いてしまった。ひとりで。

  • ストーリー ★★★★★
    しみじみ度 ★★★☆☆
    食べ物度  ★★★☆☆

    おじいちゃんとの最後のデート。
    恩師との最後のデート。
    転校する同級生と最後のデート。
    …など、恋愛のあまり絡まないデートを描いた短編集。

    タイトルからは、失恋系の恋愛物かな?と思ったのですが、違いました。
    おススメは、男子高校生同士のデート(?)を描いた『ファーストラブ』。
    BLか?と思わせておいて、そのオチか~、と笑えました。
    最後の方の会話がすごく面白かったです。
    各物語で良いアシストをしているのが食べ物。
    食べ物が、人と人との絆を深める役割を果たしているように思えます。

  • 瀬尾さんのほっこりちょっとせつない短編集

    「ランクアップ丼」が一番よかった
    人生の先輩とのこんな素敵な関係があったらいいな

  • サクッと読めて心がほっこりする短編小説。

    恋愛の、「デート」ではないが、日常にありそうで、ホロッとくる。

    ランクアップ丼、泣ける・・

    「ファーストラブ」はタイトルとのギャップがうまい。
    主人公の広田の気持ちが、なんだかありそうで、よくわかる。

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