トラウマ映画館

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 672
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713947

作品紹介・あらすじ

呪われた映画、闇に葬られた映画、一線を越えてしまった映画、心に爪あとを残す映画、25本。

感想・レビュー・書評

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  •  扱われている映画を全部見てから読もうと思っていたら何年も経ってしまい、そんな状況は訪れないと思って読み始めた。28本中10本くらい読んでいて、ちょうど『かわいい毒草』を読むタイミングで、友達に貸してもらって映画も見ることができた。中には映画より面白いものもあり、『かわいい毒草』はけっこう面白かったけど、映画を見た後に文章を読んだらすごい傑作に思えて来た。

     しばらくしたら読んだことも忘れてしまうだろうから、なんとか未見のものも見て、再読したい。

     終盤、町山さんご自身の私生活での出来事が語られ、唐突で重い内容だったので、うっとなった。

  • いつもラジオで話している様子を知っているからか、全体的に漂う寂しげな雰囲気にちょっと戸惑いつつ読了。

    観たいな、と思っても簡単に観られる作品が多くはないのが残念。

    最後の方で出てくる、著者自らの生い立ちを初めて知った。ああ、こういう体験があるからこそ、映画の描くテーマを的確につかんで評価することができるんだろうなあと思った。

    ちなみに、この本で、『ブルー・オイスター・カルト』のことを知ったおかげで、『オブリビオン』の小ネタが楽しめました。

  • 昔、タンスの陰からキーハンターを観ていた私にとって、出てくる映画が凄すぎて全部観たい。
    中でも、『不意打ち』『悪い種子』『不思議な世界』は観たい観たい!
    でも、観たいという願いがかなう作品はほとんどなさそうな感じで、それがますます興味を引く結果になってしまう。

  • 全部観てみたいなあ。
    かろうじてレンタル出来るのもありそうやけど道のりは遠そう。
    ポッドキャスト、聴こうっと。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「全部観てみたいなあ」
      マエダさんって剛の者ですね!
      「全部観てみたいなあ」
      マエダさんって剛の者ですね!
      2012/12/10
  • 日本ではもう絶対みれない映画の紹介本。

    映画で見れなくて何がおもしろい?
    と思っていたけど、
    これが最高に面白かった。

    ありえない、SF、虐待、殺人・・・

    たぶん、ひとつずつ見たら本当にトラウマになるだろうし、
    なんだこれ・・?となること必死の映画を
    町山さんがわかりやすく解説してくれている。

    未知なストーリーに一気にひきこまれてしまう。


    読み終わって思うのは、
    人間って怖いけど、おもしろい。

  • ポッドキャストで聞いた話も多いけど、それでも楽しめる。この人が語り始めると、思う壷ってぐらいどの映画もみんな見たくなってしまう。ただ、この表紙はかなり恥ずかしいんですけど…。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「どの映画もみんな見たくなってしまう」
      判ります!
      チョッと異端視されてるみたいですが、とっても参考になりますね。
      「どの映画もみんな見たくなってしまう」
      判ります!
      チョッと異端視されてるみたいですが、とっても参考になりますね。
      2012/11/07
    • きーろんさん
      nyancomaruさん 異端視されているんですか? そこは知らなかった。単なる映画紹介でなく、一度本人の中を隅々まで通ったうえでの語りだ...
      nyancomaruさん 異端視されているんですか? そこは知らなかった。単なる映画紹介でなく、一度本人の中を隅々まで通ったうえでの語りだからでしょうか? 本でもラジオでも強く引き込まれます。
      2012/11/07
  • 見たい映画がいくつかあったけど、DVDもないものが多い…。昔はこんな映画がテレビで放映されていたなんてビックリ。

  • 観たい映画がどっと増えました。
    しかも大半DVD化されてねぇでやんの!
    チクショウ・・・・こんな本読まなきゃよかった・・・!

  • 2020/3/28購入
    2020/7/31読了

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著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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