デッド・リミット

著者 :
  • 集英社
2.46
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本棚登録 : 102
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087714210

作品紹介・あらすじ

シングルマザーの智子に届いた小包み。中身は、切断された息子の指だった。電話をかけてきた謎の男は、身代金5千万円を要求。警察にとどける猶予はない。智子は身代金受け渡しのため奔走するが…。児童誘拐事件に巻き込まれていく、5人の者たち。それぞれの事情が明かされたとき、事件の恐るべき真相が明らかに。気鋭の乱歩賞作家による、衝撃の社会派ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 最初の智子の話から、その背後の経緯が徐々に解き明かされていって…っていう流れはなかなか面白かった。そういうオチなのか、っていうのもあるけど。
    ブラック企業怖い。インフォーマルデモンストレーションの仕組みとか。

  • ドタバタ過ぎて、斜め読み…
    そんな訳あるか〜い!みたいな?
    どうしてこの本読んだんだろ。他が面白かったんだっけなぁ。

  • 考える暇を与えず「ひとっ飛び」という感じでテンポ良く読めてしまったため、振り返ってみると、細かい部分はあまり頭に残っていない。

    それぞれ別件かと思われていた事件は実は繋がっていた。
    最後の数行・・・すべてはそのための犯行で、あれもこれも仕掛けられていたことなのか・・・その意図には全く気づかなかった。後味悪いし、「子供を返してー!」という感じ。

    本当は繋がっているのに誰も気付かない。今も人知れず・・・今後はそういう犯罪も増えるかも、という不安を感じる。

  • スピード感があって読ませるのですが、
    最後の最後になって話が転がる方向が
    私としては苦手でした。

  • 誘拐、詐欺、強盗などなどの別々の事件が、別人の犯行でありながらも、実は繋がってるってな話。
    あまり後味はよくない。全ての話がリンクしてるので、ちゃんと読まないと途中で話がこんがらがる。

  • 後味が悪い・・・。
    無理やり感が強いかな。

    商売の邪魔になる会社の社長になんで取り入られてるのか
    最初のところがわからなかった。

    最後は勧善懲悪になって欲しかったけど、
    よくよく考えたら善の人がいないんじゃないかと思えてくる。

  • なんというか、文章が棒読み…下手。
    登場人物にも誰ひとり感情移入できない。途中で挫折しようかと思ったが、なんとかがんばって読了。オチもなんだこれ?って感じ…最近、うまく書けばこの本面白いのにって作品によく出会うが、これもそのひとつでした。

  • パワードスーツの作者
    子供の誘拐もので、結果編のプロットも、きちんと作り込まれていて、無茶な設定の割にはしっくりくる。
    しかし、これを読むとすごく嫌韓になるくらい後味が悪い。なんて終わり方だ!大半の読者が期待してないエンドがそこに。

  • ■強烈なスピード感、目まぐるしいぐらいの意外な展開。って、少し前に流行った言葉で表現すると「ジェットコースタームービー」って感じ。あ、でも、この作品は「映画」じゃなくて、むしろストーリーに都合よく全てのものが動いてくれる現実離れした「マンガ」の世界かも。

    ■なぜそうなってしまったのか?という最後のオチもちょっと意外だったし退屈しないで面白く読めたけど、リアルさは....。(笑

  • これは…帯コメント詐欺だな

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著者プロフィール

1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
2009年『プリズン・トリック』で第55回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『トリック・シアター』、『天命の扉』、『原罪』、『龍の行方』など。

「2014年 『現調』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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