ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

著者 :
  • 集英社
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087714456

作品紹介・あらすじ

特殊能力を持つ四人の若者。ある事情から大物政治家のために裏の仕事をしていた。一方、世間では「アゲハ」と呼ばれる殺人集団が暗躍。政治家から「アゲハを捕まえろ」という指示を受けるが・・・。
特殊能力を持つ若者の活躍を描く新感覚アクション小説。イラストは漫画家の田島昭宇が担当。

感想・レビュー・書評

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  • 小田桐によって何らかの特別な能力を植え付けられ、渡瀬に飼われている昴達。
    小田桐を、渡瀬を殺したい、だけど兄弟達のためにそれが出来ない。そこがアゲハとの違いだと昴は気づく。だからたぶん自分たちはアゲハに勝てない…
    アゲハは昴たちはラインは違うけど同じ作られた人間。
    彼らと戦うのだろうか。彼らとは分かり合える気もするけど。
    今回は登場人物紹介も含めた感じ。まだまだ能力のわからない人が多い。
    昴の能力もはっきりとはわかっていない。

  • この作者の本としては新しいかもしれないけど、ストーリーは特に目新しいものではないと思う。一人称と三人称が混ざって、若干読みづらかったかな。
    全三冊の始まりの一冊ということで、まだまだ期待はしたいところ。
    電車の中で読むにはイラストが邪魔だったなぁ…。

  • 田島昭宇さんの絵のおかげで、漫画のノベライズに見えてしまう。
    つまり、漫画みたいな小説。良くも悪くも。

  • 残念である。
    彼の作品の中では、ワーストの部類に入るのではないだろうか。
    一種の超能力ものであるが、それぞれのエピソードがとても軽薄で、
    しかも人物が描き込まれていなく、感情移入ができない。
    WILLを読んだあとに読んだだけに、余計そう感じるのか…。

  • 2012年4月12日読了。
    待ちに待った本多孝好さんの新刊です。
    ......待ちに待っていたはずなのですが、
    「えぇ~、そっちに行っちゃうの?」という
    どちらかと言えば戸惑いの方が大きい感じ。
    バイオレンスとまでは行かないけど、
    一歩間違えればそっちにも行けちゃいそうな内容です。
    いつもの本多さんの作風とは全く違う世界。
    本多さんなりの挑戦のようですが、私はいつもの世界観が好き。
    文章は相変わらず、好きなテイストなんですけどね。
    たぶん、今までで一番好きな文章とリズムを持っている作家さん。
    これはこれでもいいんだけど、
    出来れば今までのような作品も書いてほしいです。

  • 超人的な力を持つ4人のグループ、政治家の裏取引、陰謀など、ドラマにしたら面白そうな設定。

    まだ1巻だからなのか、登場人物が一部を除いてぼんやりしていて、うまく実像を結んでくれなかった。スピード感も大事なのだとは思うが、もう少しそれぞれの描写が欲しい。

    今後面白くなりそうな初巻なので、一通り読んで様子を見たい

  • 田島昭宇のイラストで
    完全にサイコのイメージ。
    むしろここになぜ笹山がいないのか位で…
    内容も漫画。
    中高校生くらいだったらハマってそう。

  • アニメや実写映像化され、タイトルは気になっていたシリーズ。何らかの形で異能力を手にした昴達が、政治家の裏の執行部隊としてライバルの政治家たちと対決していくという話らしい。読んでいる途中で、登場人物の位置関係(誰と誰が味方で誰が敵かという点)が分からなくなってしまい、頭が「???」のまま本編を読み終わった感じ。読むポイントとしては、昴たちと同じような能力を持つ「アゲハ」との対立、クライアントである政治家の「渡瀬」と昴たちとの因縁がポイントになってくるのかな。映像で見た方が分かりやすいか。次も読んでいきたい。

  • 超能力を持った(持たされた?)少年少女のお話。
    わざとなのか分からないけれど、ところどころ説明不足な感じ。これ本当に一巻でいいのかな?と何度か思いました。
    映画もやっていたみたいなので全部読み終わったら見てみたいかも。

  • 2015.11.29読了

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著者プロフィール

1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1994年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞。‘99年、『MISSING』で単行本デビュー、「このミステリーがすごい! 2000年版」でトップ10入りするなど高く評価され、脚光を浴びる。以後、恋愛、青春小説を超えた新しい静謐なエンターテインメント作品を上梓、常に読者の圧倒的支持を得ている。その他の作品に『正義のミカタ』『MOMENT』『WILL』『魔術師の視線』『君の隣に』など。『dele』では原案と脚本を担当し、山田孝之と菅田将暉主演でドラマ化された。

「2021年 『チェーン・ポイズン <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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