手のひらの砂漠

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著者 : 唯川恵
  • 集英社 (2013年4月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715088

手のひらの砂漠の感想・レビュー・書評

  • 薦められて読んでみけど唯川恵ってこーいうのも書くんだね
    DV.幼児虐待、ストーカー、パワハラとか
    加害者は治らないと思う

    前回に引き続き重い本(>_<)
    さーぁ次の本は重くないものをー
    今月は毎日が暇だから読み続けなきゃひたすら
    間に年末掃除もしながら×××

  • 小説なのでもちろん小説として読んだが、巻末の参考文献で沢山の資料が並んでるのを見ると、概ねノンフィクションと言っても過言ではないんだろうと思う。広いようで狭い日本、被害者の恐怖は相当だろう。可穂子が男性と幸せを共に出来なかったことはとても残念。。。この先どこかで素敵な人に出会えるといいな。

  • 夫から酷いDVを受けていた可穂子は、なんとか家を逃げ出し、シェルターに避難する。しかしそこは一時的な避難場所で、いつかは出て行かなくてはいけない。そこで、同じような境遇の女の人ばかりが集まるえるあみファームという農園に行きつく。

    そこで、やっと安息の地をつかんだと思いきや、突然やってきた由樹にファームの責任者である裕ママの過去の犯罪を暴かれてしまう。

    えるあみファームの皆に優しくしていた裕ママは娘をストーカーに焼き殺され、自身もひどいやけどを負う。でも相手の男は心神喪失を言い張り、7年で出てきてしまう。しかも、再び裕ママの前に現れた男を、裕ママは縛り上げ、娘と同じやり方で焼き殺した。

    再び安らげる地を求めてベーカリーで働きだした可穂子。そのうち客の伊原と娘の杏奈と仲良くなる。伊原と結婚まで意識したその時、再びDV夫が現れ仲を引き裂かれてしまう。

    そこで可穂子は決心する。
    「決着をつけよう」と。

    合気道を習い、DV夫と対峙した可穂子。そしてベランダから落ちそうになった夫の指を可穂子はゆっくりと引きはがしていった。

    正当防衛が認められ、釈放されたのち伊原のもとに行くが、伊原は分かれた妻とよりを戻していた。そして可穂子は出所した裕ママが開いた新しいファームで新しい生活をすることになる。

    今度こそ幸せになれますように。

  • 唯川恵の中では一番かもしれない。
    珍しく深く考えさせる話でよかった。ハッピーエンドに尽きないところもよかった。

  • これを本というエンタメとして楽しんだ私は性格が悪いだろうか。
    現実に起こり得る出来事として読み進めることが怖かったのかもしれないけれど。

  • 予約済み:港区図書館

  • 可穂子には、強く生きていってほしい。

  • パートナーによるDV被害。。。
    新聞やTVのニュースで言葉は知っていたものの
    その実態の凄まじさに恐れおののいてしまいました。
    DVを受けた女性がどれほどの恐怖の中でその後の人生を歩むことになるのか。
    夫と離婚しようが、相手が逮捕されようがその恐怖は決して終わらない。
    DV夫やらストーカーやら・・・そんな話を頻繁に耳にする現代社会ですが、
    DVやストーカーという言葉がなかっただけで
    昔からこういう輩は世の中に跋扈していたのかもしれませんね。

  • 正直なところ、痛い話だったと思う。このままうまくいって幸せになってほしいと思えば思うほど、読みながら想像するとおりにやっぱり恐怖が襲ってくる展開にいつもハラハラしてしまう。
    これで良かったのかな... と、最後もなんだか不安が残った。でも、ついページをめくって読み進めてしまう面白さがあり、あっという間の読了だった。

  • 胸が痛い……

    可穂子は夫から激しいDVを受けていた。
    正常な判断力さえ奪われていた可穂子だったが、ある日、「殺される!」という恐怖を感じ、夫の元を逃げ出したのだが……

    DVやストーカー行為による被害を受けていた人が警察等に相談しても解決できず、、最悪の結果を向かえてしまう事件が後をたたない。
    被害者の女性はどれだけ恐くて、辛かっただろう。

    ラストはちょっとだけホッとしたけれど、やっぱり最後までこんなに辛いのか、と……

  • DV被害者のことを
    とても良く調べて書かれていました。

  • DVの話だとわかって、少し重たいテーマだなと思ってしまった。でも、これは現実世界で本当に有り得ることなんだと思ったら、被害にあってしまった人の身体や心に残った傷の計り知れない痛みを感じた。こんなことは、少しでも早くなくなって欲しい。

  • DV被害者にとって、離婚成立=解決というわけじゃなく、そこからがまた大変なんですね。別れた後、心が立ち直るまでにものすごくかかりそうだし、最悪の場合、相手にどこまでも執着されて、掴みかけた幸せを何度も壊されることになるんだから。
    このお話にはまだ救い(というより報いかな)があったけど、現実では殺されてしまう人もいるわけで・・・。悲惨すぎる。

    ちょっと過激な意見になってしまうんですが、私も「世の中には、生きていてはいけない人間がいる」と思います(罪を罪と思わない人間。狡猾で、他人に害を与える人間など)。
    そういう人間には、因果応報があって欲しい。じゃないとやりきれないわ・・・。

  • 夫からのDVのはなし。
    幸せな中にも恐怖が忍び寄っている感じがして、怖かった。

  • DV被害に遭った女性が、生き延びていく日々を綴った作品。
    幸せになれそうなタイミングでことごとく元夫が出てきて、呪縛からなかなか逃れられないもどかしさを感じる。
    最後、正当防衛ではあれ夫を殺してしまうのには驚いたけど、そうでもしないと夫から離れられないのだと納得した。
    DVと正面から向き合った、作品。読み応えがあった。

  • DVを題材にした小説。DVの加害者と被害者の心情や習性を描いており、実社会でも多数存在すると思うと恐ろしく、また虚しくなる。理不尽に対する考え方には納得させられる。

  • DVの怖さが分かりました。そして暴力を振るう人間はどうしようもなく最低だとも良く分かりました。

  • DV被害者の話。
    つくづく自分の配偶者がまともな人で良かったと思った( ̄▽ ̄)
    加害者はなんでそんなに執着するんだろう?
    ストーカーにしてもそう。
    しかも男性に多い。
    怖いわー

  • 結婚願望無くなるなー。リアルで、ハラハラドキドキした。

  • DVの夫の話、おそろしい執着心は本当にこわかった。あっという間に読んでしまった。
    人はいつ壊れるかわからない。

  • ラストが意外でした。
    DV被害者について、いろいろと勉強になった

  • 何度も涙ぐみ読み終えた。
    感情移入しすぎ、どーにもこーにも。

    読まなきゃよかった、いや読んでよかった。

    いつもの恋愛モノも好きやけど、こういう題材もいいなと思った。

    法で裁けないのなら自分で裁く
    そういうやり方でしか終わらせられないのは
    悲しいし、それこそ一生の傷になるんだろうな

  • 「久々に唯川さんの小説が読みたいな」と探していたところ、この本を見つけました。

    DVをもとにしたお話は初めてだったのですが、実際の加害者というのは
    本当にこんなにも被害者に執着心を持っていて、執拗に追い回すのでしょうか。

    DVに合い、シェルターに匿われ、最終的にはDV被害者が集う農園で暮らし始めるのですが
    平和な生活を手に入れたと思ったら、元夫が現れ、以前のように
    恐怖心と隣り合わせのつらく、地獄のような日々に戻されます。

    元夫の異様なまでの言動に、何度も鳥肌が立ちました。
    本当に気持ちが悪い人でした。

    DV被害者は年々増えていて、テレビなどでの特集をたまに見かけますが
    それ以上に現実味と恐怖が溢れている内容でした。

    最後は後味の悪いものではなく、どちらかと言えば報われた結末です。

    暴力とはなにが原因でふるい、ふるわれるのか。
    そこから脱出したあとは、どうなるのか。

    すべての被害者が同じ道をたどるというわけではありませんが
    ひとつの例として、ぜひ一度見ていただきたい本です。

  • DV夫から逃げる話。
    怖かった。夫、しつこいし、壊れてるのに、幸せなふりを続ける妻…現実味ありあり。
    文中の生きていてはいけない人もいる、というセリフは重いけど納得。

  • 先の展開が気になるお話でした。
    続きが早く読みたくなる。

    DVって話に聞くし、実際事件になったりしてるけど、
    ここまでひどいのかと思った。
    自分で見極めるしかないんだろうな…。
    初期段階で反抗するかだよな。

    最後は可穂子が自分の手でしとめたけど、あれって紙一重。
    自分が殺されてた可能性も充分にあった。

    正当防衛でも世間からは冷たい目で見られるだろうし、
    いい感じになった男の人には元妻が帰ってきたし、
    救われないな。
    みんなで農園で働いてもこの先心からの幸せって感じられるのかな。

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