岳飛伝 7 懸軍の章

著者 :
  • 集英社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715385

作品紹介・あらすじ

梁山泊が南方に作った邑は、大きくなり、十万人が住める町造りを秦容は企図し始めた。一方、岳飛は独り熱暑の地に暮らしていたが、北の元岳家軍に状況が伝わり、やがて彼らがやってきた。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は夫婦ネタが目に付きました。
    韓世忠や、韓成、そして宣凱。王貴だけでなく、呼延凌や史進まで宣凱と朱杏をくっつけようとして、「暇なのか?梁山泊」という感じです。
    南方へ逃れた岳飛が着々と足元を固め始め、方々に散った状態の梁山泊もそれなりに動いています。
    今後は南宋水軍と、梁山泊水軍・交易隊との争いが本格化しそうで、次巻が楽しみです。

  • 范政「緑ってやつを感じさせた」
    王貴の恋心のことを緑、と表現するのやばくない?

    宣凱、良かったねぇ。
    水滸伝シリーズの中で好きな告白シーン同率一位になったよ。もう一つは秦明と公叔。ああああ嬉しくて泣いちゃったよ。
    背中を押してくれた史進はわわはわわわわ

    関世忠夫婦も不穏な気がしてくる。
    南の地発展の予感も。

    張朔の心のわだかまりが岳飛の大きさでなくなったのが良かった。私も張清が討たれるシーンがずっと頭から離れなくて。岳飛が戦う相手をリスペクトしているのがとても伝わってきたな。
    あと崔蘭ちゃん!!!かわいぃ!お父さんに反抗するのも可愛いし王貴のこと待ってるのもかわいぃぃぃ!

  • 3.8

    段々と様相が見えてきた。もどかしい気持ちもありがなら着実に次の展開へと進んでいる。

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 図書館で借りて読んだ。
    南の動きが熱い。
    秦容、好きだなあ。

  • 第7巻読了

    宣凱が結婚し、まったりしていた巻だった。
    南方では、岳飛が子息や部下たちが戻り始め、秦容は10万人が住む集落作成にとりかかる。

    そろそろ戦が始まる前の余興という感じ。

  • 岳飛の新たな拠点、人が集まる。

  • 呼延凌と宣凱のコンビとっても好きかもしれない(笑)


    馬鹿なやつを馬鹿にするな。馬鹿なやつに出会ったら、世間が脚を生やして、眼の前に立っていると思え。

  • 南方編。
    史実からの自由な飛躍が面白い。
    一から村を作っていく事に浪漫を感じる。

  • いい感じになってきたね。キャラが再び立ってきた感じだ。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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