春、戻る

  • 1576人登録
  • 3.83評価
    • (127)
    • (279)
    • (192)
    • (20)
    • (1)
  • 276レビュー
著者 : 瀬尾まいこ
  • 集英社 (2014年2月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715484

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

春、戻るの感想・レビュー・書評

  • 現実ではありえないけど、ほっこり。

  • お兄さんが人間関係に慣れてないのは良くわかる。
    それがいい方向に働いたのかもしれない。
    でも、どう考えても不審者だよね…。

    学校という場所はとっても難しいし、とっても怖い。
    何とかできなかったのかと思う気持ちもよくわかるよ。

  • 瀬尾まいこさんにハズレはない。
    ほっこりしたお話でした。
    突然表れた年下のお兄さん、昔の勤務先でトラブル起こして病めたんだけどその時の恩師の息子さんがお兄さんだと最後の方で判明。
    空けない夜はない、
    過去を乗り越えて生きている
    確かにそうだよなー。

  • 「どんな苦しいことでも終わりが来るんだなあ。明けない夜はないし、神は食べられるあんかけしか与えない」
    ーおにいさん

    とってもあったかい内容だった!

  • ★3.5

    36歳で結婚を間近に控えたある日、さくらの前に兄と名乗る青年が現れた。
    一回りも年下の「お兄さん」は、さくらの結婚にあれこれと口出しを始めて…。

    ある日突然見知らぬ、明らかに年下の青年がお兄さだと現れたら、
    私はどうするだろう…気持ちが悪くて拒絶してしまいそう…。
    でも、お兄さんのキャラクターが不器用だけど、明るく一生懸命。
    さくらの事を一生懸命世話をやく様子から、優しさが十分過ぎる程伝わってくる。
    さくらがお兄さんを徐々に受け入れていくのもわかる気がした。
    また、婚約者の山田さんが突然現れた年下のお兄さんに疑問も持たずに、
    大らかに丁寧に接するのとっても好感が持てた。

    そろそろ結婚した方がいいのかもしれない。
    そう思った時に紹介され、特別素敵な事は何もなく、
    こんなものだろうという感覚で進んできた…。
    でも、本当にそれでいいのだろうかと思っていたが、
    お兄さんの登場のお陰で、さくらが山田さんの事を好きだって認識できたの良かった。

    お兄さんってだれだろうって予想するもの楽しかったです。
    何となく読めちゃったけどね(*'-'*)エヘヘ
    登場人物がみんなとっても良い人で、悪意を持った人が一人もいなくて
    ほのぼのとして良かったなぁ。
    瀬尾さんの紡ぐ文章は温かい。
    じんわり温かくて、その暖かさで泣けてくる。
    心温まるお話で、読後感もとっても良かった。
    山田さんとだったら、とっても幸せな結婚生活を送れるんだろうなぁ。

    思い描いたとおりに生きなくたって、自分が幸せだと感じる事が一番だ
    この言葉から心に響きました。

  • 朝読書の時間に読む。見知らぬ兄は初任校の校長の息子さん。自分が教職にあるせいか、初任校が辛い思い出が多いせいかはわからないが共感し心も温まり、私の今は初任校のおかげと思えた。

  • みんな過去を乗り越えようとしながら、
    生きてる。

    ほんわり、優しいお話でした。

  • 何度も言うけど、やっぱり瀬尾さん大好き。
    瀬尾さんの紡ぐ文章はあたたかい。
    よくある、人が亡くなって泣かせるありきたりな物語と違う。じんわりあたたかくて、そのあたたかさで泣けてくる。
    物語の顛末は、私の推理と違っていた(笑)意外だった。もうなんか突然現れた「おにいさん」が消えてしまいそうでうるうるした。

    「春、戻る」は登場人物みんながあたたかい。さくらは幸せだ。
    また、山田さんがとても素敵だ。こんなあったかい人いるんだろうかってくらいあったかい。
    「さくらさんを大事にしている人は、僕にとっても大事な人ですから」
    こんな人と巡り会えたら幸せだ。

  • 「おにいさん」から 「お兄さん」に なる…ほっこり 甘い 和菓子のような 1冊

  •  さくらの前に、突然14歳も年下のお兄さんが現れる。
    もうすぐ、結婚する予定の和菓子屋さんにも、お兄さんとして、現れ、誰からもいぶかしがられずに、お兄さんとしてなじんでいく。
     名前も何も言わないで突然それも年下の「お兄さん」が現れたら、誰でも気持ち悪いし、びっくりする。
     でも、そのお兄さんがあまりにも一生懸命でひたむきなので、さくらの心もほぐれていく。
     お兄さんのお蔭で、あまり打ち解けていなかった山田さんとの仲も親しくなり、「好き」と言える関係になれて、結婚出来て良かったと思う。
     そして、最後にやっと封印していたさくらの1年間の記憶が解け、それが素晴らしい方向に発展していくハッピーエンドは確かに「春、戻る」にふさわしかった。

  • 「さくらって、いまだに先に生まれたほうが兄っていうシステムを導入してるの?」「へ?」私も同じように「へ?」と思った。

    常にこの年下の‘おにいさん’のペースに巻き込まれながらも、いつしか‘男の子’から‘おにいさん’にさくらの呼び方も変わった。
    マイペースなようで不器用なおにいさん。屈託がないようで実は少し辛い過去があるおにいさん。

    13年前、さくらが教師だった事や1年で辞めた事がわかった辺りで、おにいさんのおとうさんが先輩教師だろうとは想像していたが、やはり校長先生だった。
    さくら自身、教師生活に挫折し封印してしまった過去だと思っていたが、それは実は温かい過去だったとおにいさんの出現によって気付く。
    おにいさんのお陰で山田さんの事が好きなのだという事にもちゃんと気付き、こんなものだろうと思っていた結婚への道が真っ直ぐになったのだろう。
    13年前、まだ少年だったおにいさんを、外から来た人のさくらが部屋から連れ出してくれた事に感謝していたのだろうな。ほんわか温かいお話で好き。

  • 突然現れた、だいぶ年下の自称・兄。

    戸惑いつつもお兄さんのペースに巻き込まれていく面々。

    あたたかくてほっこりして、和菓子が食べたくなりました。

  • 突然現れたお兄さん。年下のお兄さん。周りのみんなはあんまり気にせず受け入れて行く。あったかい。ほんとあったかい本だっま。

  • いきなり年下の男性に「兄だよ!」と言われても受け入れられない……(笑)

  • 実は以前読みきれなくて挫折した本。
    今回は2日ほどで一気に読みきった。

    瀬尾さんらしい、奇妙で心温まるお話でした。

    突然、若い男の子が「あなたのお兄さんだよ!」なんて現れたら、私だったら不審人物として警察に通報しちゃうと思うわ。

  • 久し振りに瀬尾まいこさんの新作で、期待していたのだが、いまいちだな。
    いろいろ端折りすぎのような。もっと丁寧に描写してほしい。

  • 結婚の決まったさくらのもとに、突然おにいさんと名乗る青年が現れる。さくらには覚えがないが相手はひどく親しげ。その上、年齢は明らかにさくらより下である。
    おかしな設定なのに、おにいさんはずんずんさくらの生活に入り込んでくる。料理を知らないさくらに料理を教えてくれたり、結婚相手の家の和菓子屋と懇意になったり。
    さくらもなぜか強引に拒絶できないまま、おにいさんはさくらとさくらの周りの人たちと親しくなっていく。

    ここまで書いただけでも、設定がおかしすぎる。でも、なんでなんでと思いつつ読み進めてします。そして、おにいさんである理由が明かされる後半で、さくらは真に救われ、晴れて結婚式へと望むのである。

    不思議な展開だったけれど、読後感は良かった。

  • 結婚を控えた36歳のさくらの前に、年下の自称「お兄さん」が現れる。
    最初は、ファンタジーな話なのかなぁと思って読んでいたのですが、さくらの過去が深く関わっていました。でもそこを重く書かないのが瀬尾さんなのかな。

    さくらが婚約者のことを「山田さん」と呼んでいるのが不思議で、結婚数ヶ月前に仕事を辞めつつ、1人暮らしを続けるさくらに、お家賃がもったいなくない?結婚して仕事辞めちゃうん?和菓子屋でやっていけるの?・・・とリアルな突っ込みを入れながらも、「お兄さん」がいなくなったとき、さくらに付き添って探しに行く姿が、結婚のパートナーってそういうものなのかなと思えました。

    個人的には過去の辛い経験をもっと掘り下げた話が好きだけど、ゆるい気持ちになりたいとき、軽く読みたいときに、瀬尾さんの本は良いですね。

    新婚旅行、国内の2泊3日でも充分素敵だなと思う。
    「『山田さんのお義母さんとお義父さんと会った時、わずらわしさはまったく感じなかったんだ。この人たちとならやっていけるって思った。(中略)まぁ、妥協じゃないけど、妥当なところで結婚するのかな』」
    今のわたしに腑に落ちました。
    同じ36歳だし。

  • なんだかとっても楽しかった。

    おにいさんの不思議っぷりに
    最初、この世の人なのか?と思った。

    おにいさんの働きでよってさくらが
    なんとなく、
    でなくて自分の意志で結婚していくのが嬉しかった。

    普通におにいさんを受け入れる山田氏の懐の深さよ。。。

    教師をしていた1年間が封印したくなるようば思い出ばかりだなんて、
    なんだかなぁ。

    そして、ホントに封印するから
    こんな大切なことも一緒に忘れちゃうんじゃないか!!

    誰もが平穏に生きているわけではない。
    今、自分がいることができるのは
    いろんな人のおかげで、
    自分の知らないところで励ましてくれてる人がいるんだと
    思うと元気になれる。

    果たして、私にそんな人がいるんだろうか。

    思い出せないだけでいると思いたい。

  • 和菓子屋の山田さんとの結婚を控えたさくら。

    さくらの前に突然あらわれた男の子は、自分をさくらのお兄さんだと言いはった。

    自由奔放な自称お兄さんは、さくらよりの12歳年下で
    だけど顔を合わせていくうちに
    その面倒見の良さ、さくらを思う気持ちに
    さくら自身も、山田さんも受け入れていた。

    岡山の小学校で1年間だけ働いた日々で
    自信をなくすさくらを励ましてくれた存在。

    自称お兄さんは、岡山の小学校の校長先生の
    当時引きこもっていた一人息子のいぶき。

    瀬尾さんのお話、久しぶり。
    読んでいて、あれっ重松清さんだったかなと思ってしまった)^o^(

  • いつ読んだのか記憶がないけれど、確実に切なさとかキュンとか心がブルッと震える記憶が残っている。

    おにいさんは現実にいないのではないかとファンタジーも疑ったが、そうではなかった。
    現実にはそうないだろと思うけど、ここではあったんだから結果よし!

    和菓子やさん一家があったかくて好きだな。

  • 久しぶりに瀬尾さんの本を読んだ。読みやすい。

  • 瀬尾さんらしい心温まるお話。
    12歳年下のおにいさん、っていう設定がいい。
    読みやすかったし、ところどころほっこりする展開で良かったと思う。

  • はぁー心温まる物語でした。

全276件中 1 - 25件を表示

春、戻るを本棚に登録しているひと

春、戻るを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

春、戻るを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

春、戻るを本棚に「積読」で登録しているひと

春、戻るの作品紹介

結婚を控えたある日、私の前に兄と名乗る青年が現れた。明らかに年下の「お兄さん」は、私の結婚にあれこれ口出しを始めて…。人生で一番大切なことを教えてくれる、ハートフルウェディング・ストーリー。


ツイートする