おれたちの故郷

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著者 : 佐川光晴
  • 集英社 (2014年6月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715637

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おれたちの故郷の感想・レビュー・書評

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  • 魴鮄舎がなくなるかもしれない!

    突如持ち上がった閉鎖問題に陽介と卓也は…。
    かたや仙台の有名進学校で首席を争う、陽介。
    かたや日本の高校バレーボール界の期待の星、卓也。
    そんなたくましく成長しつつある二人が、
    自分の生活もおぼつかなくなるほど動揺する。

    彼らには恵子おばさんがいてくれる魴鮄舎が、
    故郷であり心のよりどころだったんですよね。

    ”故郷”って生まれ育った所ばかりではないのだと思います。

    つらいとき思い浮かべる顔。
    ふと帰りたくなる場所。
    まわりがすべて敵のように思える時も、
    きっと守ってくれると信じられる場所。

    彼らにとってのそんな大切な場所が守られて、本当に良かった。

    いつも清々しい気持ちにさせてくれる作品です。

  • 今後の魴鮄舎がどうなっていくのか…早く続きが読みたい。

  • シリーズ第1部完結編らしい。
    第2部以降は主人公交代でいいのかなぁ、恵子おばさんも大分弱ってきてるみたいやし(これがモノ足らんねんけど、多分何か今後の伏線と思うねんな)、陽介も卓也も一定の成長を見せて大人になってきたわけやし、鋒鋩舎は故郷にして今の居るべき場所ができてきたわけやし…。

    第1作「おれのおばさん」以降、彼らの痛快な青春賦を読んで元気づけられてきたんで、このまま青春賦の路線で続いてほしい。陽介サーガでもエエねんけど、それだとどうしてもいつしか青春は終わってしまうもんなぁ。

  •  故郷と言えば、実家と当たり前のように思っていたけど恵子おばさんがそれであり、自分たちもいつか誰かの後ろ盾になれるような大人になりたいといって、どんどんいい男になっていく陽介や卓也は太陽みたいだ。自分の不遇を人の所為にすることなく切り開いていくのは簡単なことじゃない。魴鮄舎のみんながいるからこそなんだと思う。ひとりはキツイもんな。
     魴鮄舎のみんながまっすぐなのは、恵子をはじめそっと手を差し伸べてくれる大勢の大人たちの存在も大きい。そして陽介や卓也は自分たちもそんな大人に近づきたいと思う。大人って、本来そんな存在であるべきだよなぁ。いつも何かにくたびれている姿をさらしていたら、子どもは大人になんかなりたくないだろう。家庭でも職場でもエネルギッシュでありたいと思う、恵子おばさんみたいに。手本にならないところもあるけどそんなことより、余力を残さないがむしゃらな生き方は村瀬先生同様に応援したくなる。応援したくなる人って、確かに恵子おばさんみたいな一面をもっているかもしれない。
     

  • シリーズの一部完結編だとか?w
    逆境で頑張る人には、ついつい泣けちゃうのよね~。
    それに引き替え、おばさんは弱ってる感じ。やっぱ歳かな?
    歳取って気弱になるのはわかるけど、おばさんがそれじゃあつまらんじゃーないの!
    バレーの応援をしてる時はよかったけどさ~。もっとブレない感じで行って欲しいなぁ・・・子供たちの成長は際立ってるけど、おばさんファンとしてはちと残念よね。。。

    結局、1作目の「おれのおばさん」が一番好き、てんじゃシリーズとしてダメなんじゃん?とか思ったりしてw

  • だんだん登場人物が超人化して読んでてリアルな感じがしないと言うか
    全校生徒の前で父親の犯罪を告白とか十代の子が携帯の電源は切れとか大人が考えるカッコいい子供って感じです

    卓也も自分の居られる場所を探して屠殺場を真剣な目で見ていた時は身につまされる思いで読んでいたけど
    現在の居場所である学校をほうぼう舎が無くなるという関係のない事で簡単に手放してしまおうとするのに閉口した

    絶対に見放されないと自信ある子供並に大人に甘え上手に育ってるような
    それもほうぼう舎のおかげ?

    第一部完なので大学生編、社会人編と続きそうです

  • 良かった良かった、元気が出た!

  • ■ 15176.
    〈読破期間〉
    2015/12/9~2015/12/12

  • 震災復興の町、仙台で暮らす陽介は親友や素晴らしい先生に出会い大きく成長していく。
    卓也はバレーボールの期待の星として大活躍。
    そんなある日、ほうぼう舎が無くなる、という話が出てきて在寮生はもちろん卒業生もパニックに陥る。

    一時はバレーボールもできなくなるほど悩んだ卓也を支えてほうぼう舎を残すために奮闘する陽介。

    まだ父親には素直になれないけれど、徐々に距離も縮まっていく。子供たちの成長がまぶしく、早く続編が読みたい

  • ほうぼーしゃが、なくなる?!

    どうにかなった。
    存続する方向で本は終わる。

    卓也のバレー部辞め騒動
    監督主要メンバーが、食中毒。
    1年6人(一人セッターの有望株有)と卓也と、腰の痛いプレーできない3年生。

    1セットとり、2セットとられ、
    疲れた卓也

    恵子が、「卓也はベンチスタート!」
    で、6人の1年で戦う。

    有望株がミスをし、
    みんなのきずなが強まる。

    土壇場、卓也再登場。
    勝つ。

    泣かずに読めない本。

    読んでよかった。

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おれたちの故郷の作品紹介

東日本大震災より1年。耐震基準が問題とされ、存続の危機にある児童養護施設・魴ぼう舎を守るため、仙台から陽介、青森から卓也が駆けつける。けれど、主宰の恵子おばさんは…。シリーズ第一部完結編。

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