- Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087716191
感想・レビュー・書評
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やはり夢の物語。
仕事とはなにか。生きるとは何かを教えてくれる。
仕事に夢持つ熱い物語だった。
展開も読めたりするけど、山あり谷ありを上手く表してくれることで読みやすい。
どうしたらこんな風に書けるんやろう。
最近読んだ中ではアキラとあきらには勝らなかったけど、充分おもしろかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下町ロケット2に話が近い。
ラスト近く、利益と伝統から話を丸めようとする件は少しばかり消化不良。敵対する銀行や大手メーカーも、小物感が過ぎる。半沢直樹や下町ロケットで色濃く描かれてしまったので仕方ないかもしれないが、大企業の努力や研究開発は影を潜め(今回は敵が営業マンなので書く必要がないと判断したのかもしれないが)、協力会社の裏切りも衝撃があまり無い。
それでも、ものづくりの精神、会社経営と夢を追うジレンマ、金と信用の天秤など、熱くなるところは多い。読んでいてスッキリする。上司や会社が嫌な場合は特に。 -
ドラマ化もされヒットした『民王』をほうふつとさせるタイトルの本作。老舗足袋メーカーが販路拡大のため、ランニングシューズ作成に挑む。
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ドラマを見て購入。
一部少し違うところもあるが、ほぼ同じ。
個人的には先にドラマを見ている事もあるかもしれないが、ドラマの方が良かった。
レースシーンなど映像がある方が臨場感がある。
逆に言えば、池井戸作品は映像化向きなのかもしれない。 -
自分を変える覚悟はあるか
この一言にこの本の全てが集約されてると思った。宮沢の「人の信頼をこれほど深く、明確に感じたことが今まであっただろうか」という言葉に心が震えた。 -
ドラマ化原作本(僕自身は見ていなかったのだが)。
毎度お馴染みの展開で話が進むが、ぐいぐい読ませるのは著者の筆力ゆえ。流石の池井戸節。
最後の終わり方(蓮がどうちゃらというエピソード)はなんだろう?あまりちゃんと読んでいないのもあるけど、よく分からなかった。 -
足袋を作っている会社の社長・宮沢が今後の会社の存続を危惧して、
ジョギングシューズの開に挑む。紆余曲折し、シューズの開発路線継続が会社の存続を左右する決断に宮沢は迫られる。社長・宮沢の会社を左右する提案に従業員が熱い思いを語るシーンがあり、読みながら思わず涙した。 -
《図書館で借りた本》
何となくラストは分かっていてもやっぱり面白い池井戸作品。ドラマは未視聴なので頭の中で想像が膨らんでドラマを観たくなったのに時すでに遅し、、、 -
ちょっと先が読めてしまって思いっきり楽しめなかった。
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足袋製造を生業とする、創業100年のこはぜ屋が、地下足袋技術をベースにランニングシューズ業界に新規参入。うりは、シルクレイという繭原料の新素材ソール。
トップアスリートのサポートの座を巡って、大手シューズメーカー、アトランティスと激しいバトル。例によって、アトランティス社員の小原、佐山がそこそこの悪役としていい味出してる。
役所広司や竹内涼真の顔が目に浮かぶ。