フェミニズム殺人事件

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087727159

作品紹介・あらすじ

南紀産浜高級リゾートホテル。夜ごとのディナーとお酒落な会話。サロン的零囲気に包まれた完全二重密室で連続殺人事件が!犯人は誰?

感想・レビュー・書評

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  • まったく、内容を覚えていない、備忘録です。

  • 再読。3回目かな。殺人のトリックよりも金持ちとか知識人だけが集まる別荘の感じとか、おいしそうな料理の様子とかがとてもうらやましいお話。フェミニズムに関する論争はよく分かんない。しかし早苗さんのような人が高い服を買うために売春をするかな。まぁほんとに身分いやしくない人が相手なんだろうけど。しかしなぁ。夫がうすうす気づきつつ、妻がさらに美しくなっていったと思ってた、というのは何となく分かる。しかし、この筒井康隆の文体が好きなのだ。どんどん引き込まれる。

  • 「ロートレック荘事件」(大傑作!)で見事にだまされた私は、この本のタイトルに「殺人事件」とついていたとしても、犯人が誰かを当てるとかそんな大それたこと考えずに、粛々と騙されようとページをめくっていたのですが……殺人事件の結末は普通だった/(^o^)\
    この小説の意図は多分殺人事件そのものではなく、フェミニズム論なんだろうなと思います。難しいことはよく分からないから多分半分も理解できてなくてすみません。最後のあれは、究極の肯定なのか、その反対なのか。う~んよく分からん。
    私にとっては会員制ホテルの優雅な雰囲気を楽しむ小説でした。食べ物がいちいちおいしそうでお腹空く。

  • タイトルは確かに読んだ記憶があるのに、ほとんど忘れてしまったなぁ。

  • 最後まで犯人が分からなくて面白く読めた。
    主人公の作家が面白かった。著作が「パプリカ」て。

  • これ書いてて、初めて気がついた。
    カバー絵、海老だったんだ…。

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著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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