ハワーズ・エンド

  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087731477

感想・レビュー・書評

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  • 「ただ詩と散文を結びつけることさえすれば、そのいずれもが光を発し、人間的な愛はその頂点に達することになる。」

    面白かったー!
    長い物語を経てのこの着地点の良さよ…。
    様々な人物の内面を、最大限文章化する見事な手腕に三島由紀夫を思い出したが、三島の眼差しの冷静さに対してフォースターの眼差しは温かい。
    何度も噛み締めたい文章でいっぱいだった。

  •  ロンドン郊外にある「ハワーズ・エンド」という名の邸をめぐる人間模様の物語。冒頭に掲げられた「ただ、結び合わせよ」というモットーに応じて、異なる価値観、異なる階級、異なる性、といった様々なものが出逢い、結びついてゆくさまが情感豊かに描かれています。
     個人的に、イギリスのロマンティシズムを味わいたいなら断然これをおすすめします。

  • 映画になったこともあるフォースターの代表作(多分)。
    『ハワーズ・エンド』というタイトルの割に、邸宅としてのハワーズ・エンドそのものの描写は少なめ。しかし作中の人物にとってはある種の精神的な支柱になっているように思えた。

  • 映画化されている
    河田学先生推薦本

  • 家と家族と人間と運命

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