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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
「目を閉じた男は男の残骸にすぎない」なんてことを書いちゃうあたり
この作家は目を閉じたことが無い感じがする。
独りで幻想に浸っているうちは重さも軽さもないよな。張り手された気分だわ。
正直、最後のわんことのエピソードで前半の読後感もふっとんでしまったが、とにかく素晴らしかった。
全体を支配する寂しさは、サガンなどを思い出したりする。クンデラはチェコの作家だけどなんとなくフランスの作家の雰囲気を感じたりする。ふわっとした浮遊感からじわじわと重くなっていくような陰鬱感。
クンデラも場合、時に悪ふざけとも思えるギャグ的な要素も顔を出すがそれがまた気がつくと陰鬱さを助長させる。このいいようのない陰鬱さは映画「めぐりあう時間たち」をなんとなく想起させた。
物語の背景となる「プラハの春」やその後の展開についての歴史的・政治的知識が余りないため、実感としての理解ができなかったが、それを差し引いても十分に面白い作品だった。
軽さに転じたフランツはやはり重さから逃れられなかった。
上院議員とサビナの一説が好き。
10年後くらいにまた読み返したい。
登場人物の行動に対し、著者が疑問と解説を行う。読んでいる間も読後も、考えさせられる。思想と歴史の知識が必要だった。池澤夏樹訳も読んでみたい。
ものっすごい重たい。
哲学的。
こんなこと考えながら恋してたらそら死にたくなる。
深く深く考えてみたいけど
恋が楽しくなくなりそうなので
記憶にだけはとどめておきたいな、っていう一冊。
この作品の最大の欠点は説明が多すぎることです。ですが、それはcharmでもあります。
キッチュ(俗悪なもの)の下りが頭で理解できませんでした(心ではほんのりと感じ取れた)
読む人、翻訳者、読むときさらされている環境、
そういうものによって読み方がいかようにも変わる。
歴史的な背景も思想的な背景も頭になければ耽美小説、
それらがあれば批判も読み取れるだろうに。
愛ってなんだろね。
「愛だろ、愛」って昔やってたCMそういえば好きだった。
苦悩する恋人たち。不思議な三角関係。男は、ひとりの男に特別な感情を抱いた。鮮烈でエロチック…。プラハの悲劇的政治状況下での男と女のかぎりない愛と転落を、美しく描きだす哲学的恋愛小説。
よい。<br>
よい本です。<br><br>
読むのに時間掛かった…<br><br>
中学生の時初めて哲学的な随筆を教科書で読んだときのような
頭の使い方をしました。<br>
こういう読書をしたのは久しぶりです…。
<br><br>
ごく稀に意味の通じない文があった。<br>
訳者のミスか私の理解不足かは謎。<br><br>
一冊手元に置いてあと何回か読み返す必要、あり。
存在は耐え難いほどに「軽く」
しかし、このテーマは耐え難いほど「重い」
恋愛を通じて描き出されるのは
人間存在の質量であり、それは
重力でもある。。とか思う。
たくさん考えさせられた本。恋愛小説のはずだが、そうは思えない。軽いということは、他の誰でもいいということ。自分の存在を確認するために、人は重さに逃れるのかもしれない。一度読んだだけではわからない深い内容だと思った。
非常に難解な、恋愛と思想、また哲学の物語です。
ほんとうに重さは恐ろしく、軽さはすばらしいことなのか?
クンデラの哲学的恋愛小説。
やべー感想ためすぎた!!!クンデラ以降は適当に書きます。
小説なのに、いちいち作者がその場面について解説してくるという変な小説。
愛読書。読むたびにいろいろな新しい発見がある。ヒトについて、世界について。一見とっつきにくいけど、「うん、そういう感じわかるわかる〜」とうなずいてみたり、「はて、これは…」と考えさせられたり。そんなラブストーリー。
難しい・・でも好き。冒頭、永劫回帰と「重さ・軽さ」の話が興味深いです。でも何かを語れるほど読めてない・・・。これからも、何度でも、読み返しては新しい発見をすることでしょう。宝物だらけの砂浜を掘り返すみたいに。読み切れてないってことで星よっつ。(そればっかり)
■いわゆる「プラハの春」を当事者として経験したミラン・クンデラの名作。ポイントがいくつかある。■まず「存在の軽さ」。多少の意識を持つ者ならば感じざるを得ない「存在の軽さ」に襲われるテレザは、相手が欠けがえのない、唯一のものとして自分の身体を受け入れてくれるように期待するものの、その人は他のすべての女性に対するのと同じように接し、彼女を失望させる。テレザは他の女性と“同じように”扱われたのだ。これに... 続きを読む »
この本が無かったら、確実に私の人生は今とは大きく違うものになっていた。
深いことをサラっと書いちゃうのが、クンデラのすごいところかも。そして、翻訳された千野先生も素晴らしい。
でも、自分自身が日に日にサビナに近付いている気が…。






