ダブリンの市民

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制作 : James Augustine Aloysius Joyce 
  • 集英社 (1999年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087733136

ダブリンの市民の感想・レビュー・書評

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  • 「寛容の涙がゲイブリエルの目にあふれた。彼じしんはこれまでにどの女にもそういう感じをもったことはない。だが、そういう感情こそ愛にちがいないということはわかる。」

    本人には一大事でも、他人にはよくあること。
    そんな掌編ばかりなのだけど、描写が圧倒的な上手さで引き込まれる。
    目の前で見ているようで、埃や料理の匂いを感じたような気さえした。
    特に、最後の「死者たち」は見事。
    長編を読んだような充足感だった。
    訳もいい。

  • ジョイスの小説は本文と同じくらい解説が肝だと信じているのだが、
    この単行本は本文の下部に解説スペースがあって便利だった。
    解説自体も丁寧。本文も自然な翻訳。

  • 学生だった当時は原文の方を訳すので
    精一杯だったけれど、今でもおぼろげながら
    この作品から滲む
    街の寂寥感を時折思い出す。

    きっとこんな寒い季節に丁度いいと思う。
    もう一度読んでみたい一冊。

  • 結構、短編好きなんですよ。隙間の時間に読み進めるから。ダブリンの人たちの、何気ない日常におこる何気ない事件。そんな事件をきっかけに、何かに気づいたり、成長したりする過程を描くジョイスの力量に感嘆。

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