アムニジアスコープ

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制作 : Steve Erickson  柴田 元幸 
  • 集英社 (2005年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087734324

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アムニジアスコープの感想・レビュー・書評

  • 現在と過去,記憶の中と未来への期待と現実の妄想が混ざり合って,作家の自分がどこに向かっていくのかが不確かな,読み手にとっても不確かなぐるぐるした独白.一つのポイントは女性への愛の形かもしれない.あるいはあったかなかったか不明な映画マラーの死,所々に挿入される会話が現実感を出してはいるが,どこまでが現実なんだろう.

  • どうにも進まず中断

  • 作者の心情も見え隠れするファンタジー。こういう妄想につきあうのも悪くない。

  • これはこれまでに読んだエリクソンとはだいぶ違った。
    この時期の作家に何かがあったのだろうかと思わざるを得ないような、自伝的要素を感じてしまう作品。
    正直、これを最初に読んでいたら私はエリクソンの他の作品を読んだかどうかわからないし、エリクソンという作家を今のようには思えなかっただろうと思う。

  • 大地震後のNYを舞台にした小説、らしいですが、私には入り込むことができませんでした。
    ちょっと読み進めるのがつらくて前半のみ読みました。
    時期が来たら読み直してみようかな。

  • 「記憶喪失スコープ」という、何とも不思議な語感を伴ったタイトルのように、近未来、大震災が起きて廃墟と化した幻想的なロサンジェルスを、喪失した記憶と風景を求めて彷徨う男の物語。「旅」は主に男の女性遍歴を元に綴られ、幻想的で官能的な複数の愛に己の人生を見つめる。
    これは多数の恋愛と年齢をある程度重ねた、特に男性が読むとかなり「くる」のではないかと思います。

  • アメリカ最高の幻視作家による〈愛〉の物語。
    アメリカ現代文学を代表する作家エリクソンが、近未来、大震災が起きて
    廃墟と化した幻想的なLAを舞台に、これまで自分が関係してきた女性たち
    との記憶を生々しく甦らせ、愛について考察する。

  • 雑誌「GINZA」でお薦めとして紹介

  • 積読中。未読のため、★5つ。

  • 正直に言うと、前半はあまり楽しめなかった。エリクソンらしさが感じられなかった、というのが一番の理由。しかし後半、少しずつ過去の作品(「Xのアーチ」)とのシンクロが始まる辺りから、俄然面白くなる。セックスとカタストロフを描かせて、この作家の右に出るものはいない事を痛感した。

  • どもりにコンプレックスを抱く主人公(ライターのようなもの)が、嘘の映画評を書いたり、映画を撮ったり、あと女性遍歴を振り返る、とかそういう話。率直に言って意味分からん。セックスを題材に扱った村上龍の小説をつまらなくして難解にした感じ。「存在の耐えがたき軽さ」を村上龍が書くとこんな感じかも。とりあえず、よくわかんねえんだよなあ。ストーリーも特にないし。まず同時代性を意識している作家なんだろうけど、舞台設定のアメリカがよくわかんない。SF風味の世界に見える。そこで言いたいことを適当に申している。ところで、日本ではそこそこ人気があって、アメリカではエリクソンの評価は低いらしいんだけど、こういうのが受けない国なんだろうな、と思った(だから村上龍はアメリカでは受けないんだろう)。あと、訳文がよく分からない。この人わかってんの?って感じがする。元々柴田元幸は分かることに対して消極的かもしれんけど、一個一個の文章のつながりのない独白が続く小説なんだけど、原文もわかんないのかもしれないけど、でもそのまま訳してもよくわかんないだけで、それでいいのかと思った。柴田氏がこんな小説も訳すんだなあというのは意外な発見。とりあえず、エリクソンは他に面白いのがいっぱいあるらしいので、これから読むことはなかったかもしれん。主人公の属性などが本人とかぶっているから、精神的には自伝っぽいところもあるらしいんだが、これはむしろ自慰ですよ。大江健三郎のある小説に、あまり考えずに無駄に難解な言葉を書き連ねた自分勝手な作品だ、みたいな批評がされているのを見たことがあるけど、これもそんな感じ。ここに9・11を絡めて言及しようとするのはアホだとしか言えん。ここにつづられた言葉はそんな自覚的なものではない気がする。料理して出せばすごい食材を生のままで出している。だから、ところどころ面白い話や捉え方は出てくるんだけど、それ以上でも以下でもないという。星3つから、そのところどころに敬意を表してプラス1、これがアメリカの小説であることでマイナス1(それと俺に親和性がないので、入って来れない点において、村上龍ほど楽しめない)で、3。

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