東京デザート物語

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 66
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087741827

感想・レビュー・書評

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  • 恋はデザートのようなもの。それがなくても
    生きてはいけるけど、なければ、とっても
    つまらなくて淋しいもの。
    大分から上京し、憧れの東京での女子大生生活を
    スタートさせた朱子の青春純愛物語。

  • 地方から上京してきた朱子の三つの恋をめぐる物語

  • 地方から出てきた大学生が東京に出て一人暮らしをして変わっていく。。
    よくある設定だし、特に目新しい内容でもなかったが、個人的にこういうお話は好きです。

  • 大学時代の自分のバイブルのようだった。

    上京して体当たりで東京って街に挑んでいく主人公・朱子。
    東京&人生&女の先輩として一個ずつアドバイスしていく叔母・青子。
    そして青子の作る美味しいデザートと華やかな東京の暮らし。
    ラスト、ちょっとだけ傷ついて実家に帰った朱子だけど少しだけ大人になってまた東京に戻っていく。

    自分の分身(憧れでもある)のような朱子が色んな経験をして成長していく様が好きだった。

    余談だけれどこの本の巻末には物語に出てきたデザートを作るためのレシピが載っている。
    レシピ通りに作ってるはずなのにうまくいったことが一度も無い。

    デザート作りの道もなかなか厳しい。

  • 大学生の時に読んだものを読み返し。
    東京の学生生活って、ちょっとあこがれたんだよな。

  • 大学に入学した時のあの甘酸っぱい思い出が蘇ってきました!
    あの時は脳みそちっちゃかったなーって思い出させてくれます。

  • 1996年の作品だがカラフルな表紙に目がいき読了。

    地方出身の背の高いパッとしない女の子がファッションと恋にどう目覚めていくかという物語。

    叔母が東京で成功した有名人という設定で「都会的な恋愛指南」本。モデルにもなり、手痛い恋愛も経験する。今後の朱子の精神面での成長を願う。

    作中に出てくるデザートのレシピつき。





    作成日時 2007年09月15日 05:46

  • 作中に出てくるデザートが美味しそうで☆
    お話自体は、地方から進学のため東京に上京してきた女の子のこと。
    おばさんがとても魅力的ですが、現実的にはそんな風に恋愛を進めていくのは難しいなぁと思ったのを覚えています。
    それは、あたしが恋愛下手だからかもしれませんが…

  • 地方の女の子はこうして強くキレイになっていく

  • 白桃のザバイオーネとか、文中に出てくるデザートのレシピが巻末にカラーで載ってて、それも含めて好きな本だった。読んだときちょうど主人公と同じく上京を控えた地方の女の子だったからストーリーにも共感できた。なんかよく覚えてる。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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